[一般用]【滋賀県立大学】新型コロナウイルスの影響における大学閉鎖と遠隔授業への移行に伴う学費減額・遠隔授業実施方法の見直し・学修環境整備のための支援を求めます!

[一般用]【滋賀県立大学】新型コロナウイルスの影響における大学閉鎖と遠隔授業への移行に伴う学費減額・遠隔授業実施方法の見直し・学修環境整備のための支援を求めます!

開始日
2020年7月15日
署名の宛先
公立大学法人滋賀県立大学理事長 廣川 能嗣
現在の賛同数:167次の目標:200
声を届けよう

この署名で変えたいこと

署名の発信者 滋賀県立大学 学生

【署名時の注意】

1,こちらは滋賀県立大学の関係者(在学生・卒業生・学生の保護者・職員等)以外を対象にしている署名ページです。

関係者の方はこちらから署名をお願いいたします。

2,署名後、記入して頂いたアドレス宛にメールが届きます。メール内の赤い認証ボタンをクリックして初めて署名が反映されます。

3,ご賛同頂ける方はこちらのアンケートにもご回答をお願いいたします!20秒ほどで終わるものです。

4,私たちは5月初めから、滋賀県立大学関係者を対象に署名活動を行ってきました。しかし、以下の3つの点からこの度署名の対象を広げ県へも要望を伝えにいくという決断をいたしました。


①コロナ禍における大学の対応に疑問を持っている学生は滋賀県立大学だけに留まらないこと

②大学だけでは実施できる策に限界があるため、県からの支援が必要であること

③県からの支援をいただくには、滋賀県立大学関係者に限らず多くの方々の賛同を得る必要があること

これまでの動きは、左記リンク先下部の進捗欄とこのページの下部でご覧いただけます。


★9月15日開会の県議会で取り上げてもらえるよう、大学だけでなく、県へ要望を持っていきます。ですので、この署名の締め切りは9月頭を予定しています。


ご質問等ございましたら、最後に連絡先を貼っておりますのでどんなことでもお問い合わせください。

 

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新型コロナウイルスの影響を受け学生の学修環境は変化しています。大学の「原則自習」という方針に異議があり、例年と同等の教育を受けることが出来ていないのではないかという不安感から、私たちは署名を集めています。

上記のことを掲げた上で、私たちは滋賀県立大学と滋賀県に以下のことを求めます。

 

①2020年前期学費の減額(返還)


新型コロナウイルスの影響を受け、今年度の滋賀県立大学の始業日は4月8日から5月11日に延期、授業開始日が遅れただけでなく遠隔授業への移行となりました。また、公式に前期授業(7月28日まで)は資料等を通したオンライン上で授業を実施することが決まっています。(6月に入り、論文作成にかかる研究活動は登校が認められました)

本校のこれらの対応は、学生・教職員の命を守るために適切であり、教職員の皆様が授業準備等、日々尽力されていることに心より感謝を申し上げます。

しかし、前述した通り、現在学生は例年通りの大学生活を送ることができていません。4、5月は図書館を始めとする大学施設が利用できないばかりか、オンライン授業が開始されても、当初予定されていたカリキュラム通り受けられる保証はありませんでした。その上、授業数が減ったばかりではなく不開講の授業もあり、このあと②で述べるオンライン授業実施方法にも疑問を持たずにはいられません。


これでは、とても例年と同等の教育を受けられているとは言えません。にもかかわらず、例年と同額の授業料を納入しなければならないのは受け入れがたいことです。


よって、以下のプロセスを通した2020年前期授業料(267,900円)の減額(一部返還)を求めます。

(1)例年通り請求されている前期分の授業料が今年の学業形態に合致しているのかどうかの見直し

(2)1に対し全学生に授業料の内訳の説明および例年との比較

(3)不要な費用の排除、それに伴う授業料の減額(返還)

(使用していない施設の設備費・減った授業数分の差額等)

 

 

②遠隔授業実施方法の見直し


現在、滋賀県立大学ではZoom等を用いたライブストリーミング授業やビデオ授業が認められていません。大学ポータルサイト等を通した資料(視聴覚含む)を用いて授業を受講しています。ただ課題が送られてきて自習させるだけの授業もあります。果たしてそれらは大学の単位認定水準に見合った授業と言えるのでしょうか。


滋賀県立大学は「少人数による対話・討論型」の授業を特徴として掲げていますが、現状とは明らかな乖離があります。依然として変わらない「原則自習」という方針から、その乖離をどうにかしようという姿勢も残念ながら伺えません。( https://www.usp.ac.jp/campus/gaiyo/


滋賀県立大学教職員組合が 6月8~15 日にかけて教員や事務職員等 96人に実施したアンケートでは、ライブ配信授業を禁止する大学の方針について、 79%の回答者が「妥当でない」と答えています。 (https://drive.google.com/file/d/13fCmJ13cvEK5zI_DWXzFHJ87TgXUDQ_b/view?usp=drivesdk )もはや誰のための「原則自習」というルールなのでしょうか。


スマホしか持っていない学生を取り残さないために、現在の実施方法をとっていると聞いていますが、彼らを言い訳に何らかの対策をとることを渋っているようにしか思えません。本当に学生のことを思うなら、スマホしか持っていない学生の学修環境水準を他の学生と同程度に引き上げる策を講じ、教育の質を保障するのが本来必要なことではないでしょうか。大学としての十分な対策を考えることを放棄するのはやめてください。


 

③オンライン授業に伴う環境整備のための物的・経済的支援


全学生がアクセス可能な大学ポータルサイト等を通した資料配布の仕組みから、学生の事情を考慮いただいていることは理解できます。

しかし他大学では、ビデオ録画授業・ライブストリーミング授業を含むオンライン授業に伴って、PCやWifiルーターの無償貸し出し、オンライン環境整備のための資金が支給されるなど、大学側から学生に対する支援があります。

②でも述べたように、そういったサポートもないままでは、学生のために十分な対策を尽くしているとは思えません。以上の理由から、学修環境整備のための物的・経済的支援を求めてきました。


6月末からPCやWi-fiルーターの貸し出しが始まりましたが、5月の県議会で約1700万円の通信環境整備のための公立大学法人振興費が決議されたにもかかわらず、貸し出しには制限があります。7月3日の県議会での総務部長の答弁によると、約1700万円のうち、約1000万円が学内ネットワーク拡張工事に使われるようです。先生方がリモートワークをしやすくするための整備も大切だと思いますが、学生にどれくらいの支援が必要であるかきちんと把握をした上で、必要な学生全員にPC等が行き渡るように県からの予算を割り当てることは出来なかったのでしょうか。

これについては、滋賀県に対して大学が1人の学生も取りこぼさないよう十分な支援策を示していただけることを望みます。

 


*****


上記3つの要望にこたえ、

大学として、学生の学びを保障する策を示してください。

滋賀県として、財政上の措置を含め支援策を示して下さい。

 

 

以上の内容に賛同いただける方はご署名よろしくお願いいたします。

また、多くの人にこのことを考えてもらうために、SNS等でシェアしていただけるとありがたいです!

 

 

2020年7月19日

滋賀県立大学5回生 有志

国際コミュニケーション学科4回 片山芽久 下尾彩加 田中穂乃香 西浦里歩

Twitterアカウント @usp2020gakusei

連絡先: uniofshigapref2020gakusei@gmail.com

ご質問、ご相談等お待ちしています。

 

★私たちのこれまでの活動について動画で説明しています。ぜひご覧ください。シェアも大歓迎です。https://youtu.be/ja4_P_nBzEw

 

【掲載記事・県議会での質問など】

◯令和2年5月22日(金)

滋賀県議会での杉本敏隆県議の一般質問

滋賀県立大学に関する内容は、リンク先ページの35分ごろからご覧いただけます。


◯令和2年5月24日(日)週刊滋賀民報1面

「学費減額して バイトなく、食費が不足」

◯令和2年6月3日(水)

第一弾の署名と請願書を大学へ提出

学長らとの面談での会話書き起こし


◯令和2年6月14日(日)週刊滋賀民報3面

「学費減免など求め、県立大学有志が署名321筆提出」


◯令和2年6月17日(水)中日新聞

「オンライン授業求め署名活動も 県立大、原則『自習』の学習方針」


◯令和2年7月3日(金)

滋賀県議会での黄野瀬明子県議の一般質問「県立大学の遠隔授業の改善と授業料減免について」

リンク先ページの35分40秒ごろからご覧いただけます。


◯令和2年7月7日(火)

滋賀県議会での中沢啓子県議の一般質問「滋賀県立大学について」

リンク先ページの13分40秒ごろからご覧いただけます。中沢県議が指摘をしてくださっていますが、滋賀県立大学は第3期中期計画で「ICTなども活用し、学生が能動的に学ぶ学習環境を整備する」と宣言しています。現状とは乖離が激しいのでこれからに期待をしたいです。

◯令和2年7月14日(火)

滋賀県庁副知事室にて西嶋副知事との意見交換会に参加しました。滋賀大や同志社女子大の学生とともに、それぞれの困りごとを話しました。

 

 

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※この署名は滋賀県立大学に限る話ではありません。他大学でも学生たちが同様の問題に頭を抱えています。この署名に声が集まれば、他大学でも何らかの措置がとられる可能性があります。ご協力よろしくお願いいたします。

 

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意思決定者(宛先)

  • 公立大学法人滋賀県立大学理事長 廣川 能嗣
  • 滋賀県