ミャンマーの人々を軍事クーデターから守るため、署名に参加してください!〜外務省と賛同いただける国会議員の方々に提出します〜

ミャンマーの人々を軍事クーデターから守るため、署名に参加してください!〜外務省と賛同いただける国会議員の方々に提出します〜

開始日
2021年2月20日
現在の賛同数:82,484次の目標:150,000
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私たちは、東京外国語大学でビルマ語を学ぶ学生有志です。<下記、2021/4/18 更新>

2021年2月1日、ミャンマーで国軍による軍事クーデターが発生しました。民主化運動の指導者であったアウンサンスーチー国家顧問やウィンミン大統領をはじめとする多数の与党NLD関係者らが拘束されるとともに、国軍総司令官が全権を掌握したと声明を出しました。その理由は、NLDが大勝した2020年の総選挙に「不正」があったとするためです。(実際には日本を含む海外の選挙監視団も「おおむね公平な選挙」と認めています。)

半世紀にわたる軍事独裁時代を経て、2011年以降、民主化に向けて改革が進められたミャンマー。そんなミャンマーを再び暗黒の時代に引き戻す出来事に、人々は深い悲しみと憤りを覚えています。軍事独裁下での暮らしはとても厳しいものでした。いつ逮捕されるのか、家族が行方不明になり暴力を受けるのか分からない、厳しい監視と言論統制に怯えるような毎日だったと聞いています。諸外国による経済制裁により人々の生活も苦しく、国際社会からは孤立しました。

現地では今まさに、市民による抗議活動が全国規模で行われています。当局(国軍・警察)によるデモ参加者への弾圧が高まっており、武力も行使されています。それでも人々は非暴力を守り、声をあげ続けています。ミャンマーと繋がりを持つ者として、現地の人々の希望や平和を奪う行為は、断じて容認することができません。友人やお世話になった方々が、将来に不安を抱いて過ごしているのを見るのは胸が痛みます。彼らの必死に立ち続ける姿を見て、私たちも声をあげることに決めました。

いただいた署名は外務省と賛同いただける国会議員の方々に提出し、日本政府に適切な対応を要求する目的にのみ使用します。日本政府に働きかけることは、私たちがミャンマーのためにできる有効な手段だと信じています。また、署名を通じて日本からの関心を伝えること自体がミャンマーの人々にとって大きな支えになります。 

今この瞬間にも、ミャンマーの状況は悪くなっています。アウンサンスーチー国家顧問らは未だ釈放されず、国軍側による市民への暴力によって、死者は700人以上、不当な拘束者数は3000人以上になりました。2月19日に実弾で頭を撃たれた20歳の少女の命が奪われてから、日に日に犠牲者が増えていき、国軍記念日とされる3月27日には100人以上の死者が確認されています。

自宅内にいた7歳の少女が銃殺されるなど、デモに参加していない市民まで発砲の対象となっている状況です。

これ以上、死者や傷つく人々を増やしたくありません。

皆さま、どうかミャンマーの人々の心身の安全と和平のために、ご協力をお願いいたします!以下の要請を行います。

※なお、今回の提出先はあくまで日本政府です。ミャンマー政府へ署名・個人情報が渡ることはありません。

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私たちはミャンマーを大切に想い、心を寄せる日本の一員として、以下を要請いたします。(日本人からの要請としますが、様々な背景をもつ方々を考慮して「日本人」の表記を控えています。)

①アウンサンスーチー国家顧問らNLD政権関係者はじめ拘束された全ての人々を即時釈放し、2020年総選挙の結果を受け入れることを、ミャンマー国軍に強く要求してください。

②ミャンマー国軍による通信の遮断、一般市民の強引な拘束や不当な逮捕、平和的な抗議を行う人々への武力や暴力的手段での弾圧を直ちにやめるよう、強く警告してください。

③在ミャンマー邦人を含むミャンマーのすべての人々が安心して安全に、日常生活を維持した毎日を送れるように、最大限の外交努力と可能な限りの支援をしてください。 

④国軍総司令官や幹部らへの実効性のある制裁措置を行ってください。 

⑤ただし、ミャンマー国内の人道的支援は継続をお願いします。また、今回のクーデターの発生に伴い、今後、政治的弾圧や差し迫った命の危険などの理由で、日本の庇護を求めるミャンマーの方々に対して、積極的な保護及び支援をお願いします。

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<署名活動の要点>

・ミャンマーで軍事クーデターが発生し、スーチーさんら政府要人などが身柄を拘束された。

・半世紀もの軍事独裁を経て、やっと民主主義を手に入れた人々は全国で非暴力の抗議を展開中。

・軍事独裁下の暮らしはとても弾圧的で、本当に苦しいものだった。

・非暴力で抗議する人々に対し、当局は武力で制圧。多数の死者や犠牲者が出ている。

・重要な立場にある日本政府に働きかけるため、私たちは署名活動を始めました。

・署名を通じて日本(国際社会)からの関心を伝えること自体がミャンマーの人々にとって大きな支えになります。

 

<参考情報>
・最大都市ヤンゴンのデモ動画(2/17) 
・赤い部分がデモが行われている地域。全国規模の広がり(2/18時点)

・市民に発砲する当局の動画(2/20)※銃声を含みます

・クーデター後初の死者の記事。実弾で撃たれた当時19歳、死亡時20歳の少女(2/19)
・新たに2人の死者の記事。ほか負傷者多数の情報あり(2/21)

・「ミャンマーの人々を応援する有志の会」による署名活動はこちら

・海外の主要なリーダーや機関に向けての署名活動はこちら(「Save Myanmar and honor the 2020 Election result」)

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