東京オリンピックの表彰式の衣装を日本らしいものに変更し、次世代の日本人や日系人の尊厳を守るために、店名に差別用語を使用したデザイナーの解任を求めます

東京オリンピックの表彰式の衣装を日本らしいものに変更し、次世代の日本人や日系人の尊厳を守るために、店名に差別用語を使用したデザイナーの解任を求めます

開始日
2021年6月19日
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署名の発信者 五輪メダル授与式の衣装を変えたい

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残り1ヶ月となり

東京五輪の開催まで約1ヶ月を残し、全世界が未来への希望を残す大会として注目しています。すべての五輪関係者の皆様のご尽力に感謝し、5年間待ち続けてきたアスリートの皆さんが安全、安心な大会で素晴らしい記録を残されることを期待しております。

きっかけ

6月3日に表彰式に関連するアイテムや楽曲が組織委員会により公開されました。その中で特に注目を浴びたのが、デザイナー山口壮大氏による衣装でした。独特のデザインであり日本を感じさせるものとは思えませんでしたが、私も最初は「残り時間が少ないし、仕方がない」と感じていました。しかしこの決定が、未来の日本人、日系人の尊厳を傷つける危険性のあるものと気づき、このキャンペーンを開催するに至りました。

藍染にサンダル?

五輪委員会とのインタビューで山口氏は衣装のことを「新しい礼服」と表現しています。結果として既存の和装とは大きくかけ離れたデザインになった様ですが、世界の視聴者は奇抜なデザインを求めているのでしょうか?世界中の観客が期待しているのは日本らしく、日本の良さを発見できるイベントであり、日本人にとっては退屈に感じるほど和の要素を取り入れた演出だと思います。

衣装は「礼服」とのことですが、男女とも締まりのない作業着という印象を受けます。山口氏は暑さ対策を掲げますが、江戸以前の日本人は夏に和服を着ていなかったのでしょうか?高温多湿を快適に過ごす工夫が和装には盛り込まれているのではないでしょうか?

そして履物に至ってはサンダル。ビーチでの使用を考慮してとのことですが、和を感じませんし、表彰式という晴れの舞台に相応しいとは到底思えません。また表彰式の特性から、ビーチで何時間も歩くことを想定する必要があるのか、疑問に感じざるを得ません。

日本人、日系人に対する差別を助長する危険性

奇を衒ったデザイン以上に問題があるのが山口氏の過去の経歴です。氏は2015年10月28日に「ジャップ」というオンラインショップを開設しています。"Jap"は日本人や日系人を蔑むために使われてきた、とても否定的な要素を持つヘイトの差別用語です。特に日系アメリカ人に於いては、戦前戦中に日系であるがゆえに差別、迫害を受け、アメリカ人であるにも関わらず強制収容所での生活を強いられ、財産を奪われた歴史があります。

山口氏が五輪という国際的なイベントの衣装責任者として開幕した場合、

  • 日本人はJapと呼ばれても気にしない
  • デザイナーは差別用語を使う人間
  • JOC、日本政府、国民がレイシストのデザイナーを採用し認めた
  • 日本人はやはりレイシストだった
  • 今後は日本人をJapと呼んでも問題無い

などの誤ったメッセージを世界に発信しかねません。

世界には日本を好意的に思わない国、人、海外メディアも居ますので、日本人のイメージを低下させるために悪用される危険性があります。そうなった場合、海外に住む日本人家族や日系人の方々が、この古く忌まわしい歴史を持つ蔑称で攻撃される可能性があります。先人たちが努力を続け、築いてきたものが水の泡になります。

不気味なWikipediaの改ざん

山口氏の衣装の発表後、Wikipediaの「ジャップ」の解説内容の改ざんが頻繁にされており、「蔑称」が「略称」や、酷い場合は「愛称」などと書き換えられています。SNS等にも「Japは酷い意味じゃない」などという擁護の書き込みが散見されますが、ごく一部の無知な国内アーチスト等が使用した例を除けば、"Jap"がヘイトを目的とした差別用語以外の意味で使われた事実は世界中どこにも存在しません。

こうした改ざんは日本国内向けのWikipediaのみで行われており、衣装の発表と改ざんが始まったタイミングを考慮すると、日本国民に「Japは差別語ではない」と勘違いさせようとする勢力が、改ざんを主導していると思われます。

なぜWikipediaを改ざんして日本人を騙したいのか?それは山口氏を五輪の責任者の一人として参加させ、「日本は差別に寛容な国」という既成事実を作るためだと思われます。五輪開幕後、山口氏の履歴書が他国のプロパガンダに利用される危険性が非常に高いと思います。

オリンピック委員会に求めること

五輪憲章にもある通り、オリンピックは差別を許さないスポーツイベントのはずです。過去に「ジャップ」という日本人、日系人に対するヘイトの蔑称を使ってビジネスをしていた山口壮大氏は、五輪の責任者として相応しくないと思います。山口壮大氏の即時解任を求めます

仮に解任しないで開催された場合、JOCは差別に寛容だ、というメッセージにもなりかねません。逆に解任を決定すれば、JOC、そして日本はどんな差別も許さないというメッセージを世界に送ることが出来ます。

さらに衣装の変更が必要になりますが、時間が限られているため、日本を感じさせる衣装を各都道府県から募集して頂けませんでしょうか。特定のデザイナー任せではなく、全ての都道府県の被服関連の皆さんが参加できる様に間口を広め、迅速に代替案を集めるのが望ましいかと思います。64年の五輪では、統一したユニフォームではなく様々な和服が使われていた様ですから、競技により異なる和装があっても問題ないはずです。

そして今回の衣装の作成に関わった、多くの被災地の職人の方々へのケアをお願いします。結果がどうなっても、被災地の繊維工場や縫製工場の皆さんには何の落ち度もありません。使わなくなった衣装をオークションで販売し、被災地の復興に当てるなどのご対応をお願いします。

世界に誇れる日本を次の世代に遺すために

日本は敗戦によりすべてを失いましたが、心だけは失いませんでした。

しかし他国のプロパガンダに悩まされ、近年も偽りの像が世界中に設置されるなどで、在外邦人や日系人に対する差別や偏見、バッシングが続いています。また、世界では「日本人はレイシストである」などという偏見が一部の国でまかり通っています。

今回のオリンピック開催を、日本人、日系人に対するヘイト、差別や偏見を呼び起こす大会にしてはなりません。次世代に長期的な禍根を残す様な過ちを、我々の世代は阻止する責任があります。

皆様のご賛同、ご協力をお願いします。

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