函館市は事業者差別をヤメロ!
函館市は事業者差別をヤメロ!
函館市は新型コロナ対策の公共交通事業者支援策から、福祉輸送事業限定事業者、いわゆる介護タクシーを除外しました。その理由は「(介護タクシーは)観光の需要が少なく影響が低いから。」とのことです。これは明らかな事業者差別です。介護タクシーは公共交通機関です。観光都市である函館市ですから、当然、観光目的の利用もあります。函館市は明らかに認識を誤っています。
函館市長に対して次のことを求めます。まず第一に、函館市新型コロナウイルス感染症緊急対策 第2次補正「函館市公共交通事業者等特別支援金」対象要件から、(福祉輸送事業限定事業者を除く)という言葉を削除してください。次に、削除した理由として、函館市は「障害者の観光いわゆるバリアフリーツーリズムを積極的に進めていくため」であることを、函館市長自ら説明してください。函館市長の工藤寿樹氏は公約において「日本一の福祉都市を目指す」と語っています。言葉だけで終わらせることなく、実践してください。
わたしは介護タクシーを開業して3年目の新米です。それでも観光客の送迎をしますし、下手なりに観光案内もします。介護タクシーの事業認可申請をした際、運輸支局の担当者から「介護タクシーも公共交通だ」という話を聞いて、常に、介護タクシーが公共交通であるためには何をすべきか、と考えながら仕事しています。介護タクシーでの観光ニーズは様々で、配慮すべきことも十人十色です。至らないことばかりだけど、介護タクシーでしかできないことがあると思っています。
2020年6月3日から函館市議会定例会が開催されます。この議会で、第2次補正は採決され、「函館市公共交通事業者等特別支援金」も実行に移されるでしょう。函館市議会議員の皆さんは、議案に賛成する前に考えて下さい。「福祉輸送事業限定事業者を除く」という短い言葉ですが、この言葉の持つ差別は何を意味するのかを。函館市を観光する障害者がいるということを忘れないでください。
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意思決定者(宛先)
- 函館市長