唯一の戦争被爆国 日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准してください!

唯一の戦争被爆国 日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准してください!

開始日
2020年11月3日
署名の宛先
現在の賛同数:64,668次の目標:75,000
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 原水爆禁止日本協議会(日本原水協)

内閣総理大臣 殿

唯一の戦争被爆国 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名

いま世界では、核兵器禁止条約の発効から核兵器廃絶へとすすもう、という声が広がっています。多くの国ぐにが被爆者の声に耳を傾け、「核兵器による安全」ではなく、「核兵器のない世界による安全」を選択し、核兵器禁止条約を支持し、参加しつつあります。

唯一の戦争被爆国である日本政府は、核兵器廃絶の先頭に立たなければなりません。

国内の世論調査でも、日本が核兵器禁止条約に参加すべきとの声は7割を超えています。日本政府がこの被爆者と国民の声に誠実に応えることを訴えます。
 
私は、日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求めます。

* * * English translation * * *

To: The Prime Minister of Japan,

Across the world, people are calling to advance the entry-into-force of the Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons (TPNW) for the elimination of nuclear weapons. Having listened to the voices of the Hibakusha, more and more countries are choosing to achieve the “security of a world without nuclear weapons”, not the “security by nuclear weapons”, and are supporting and joining the TPNW.

The government of Japan, the only country to have suffered the atomic bombing in wartime, must stand at the forefront of the efforts to achieve the elimination of nuclear weapons.

As shown in opinion polls, over 70% of the Japanese people believe that Japan should join the TPNW.  What is called for is that the government of Japan sincerely respond to the voices of the Hibakusha and its people.

I hereby urge the government of Japan to sign and ratify the Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons. 

* * *

核兵器廃絶は、気候変動と並んで人類の生存にかかわる緊急の課題です。

コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行に直面するもとで、武力紛争が危機をいっそう深刻にすること、核兵器の近代化をはじめ軍備の増強がこのたたかいに何の意味もないことも明らかになりました。

核兵器で国を守るという政策を、核兵器のない世界の平和と安全を実現し、一人ひとりの命と安全、尊厳を最優先する方向に変えるべき時です。

被爆者とともに市民が長年にわたって求めてきた核兵器廃絶の第一歩となる核兵器禁止条約は、75年前に国連が創立された10月24日(国連軍縮週間の初日)、中米のホンジュラスが批准書を国連事務総長に寄託し、発効条件である50か国に達しました。これにより、条約は2021年1月22日に発効することが決まりました。

アメリカの核兵器に安全保障をゆだねる「核の傘」に依存する日本政府は「アプローチが違う」などと言って核兵器禁止条約に反対し続けています。問われているのはまさに「唯一の戦争被爆国」日本です。日本政府は、核兵器禁止条約に参加し、唯一の戦争被爆国の責任を果たさなければなりません。

世論調査でも日本国民の 7 割が核兵器禁止条約への参加を求め、自治体の4分の1を超える 495 議会(10月23日現在)が日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准・参加を求める意見書を採択しています。

私たち原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は、「唯一の戦争被爆国」である日本が禁止条約に参加するのは当たり前という国民のコンセンサスを築くため、10月29日、東京、広島、長崎で「唯一の戦争被爆国 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」にとりくむことをよびかけました。

この署名は「日本の禁止条約への参加」の一点で、元外相の田中眞紀子さん、元防衛相の田中直紀さん、カトリック枢機卿の前田万葉さん、俳優の石田純一さん、小説家の平野啓一郎さん、映画監督の森達也さん、東京大学名誉教授の広渡清吾さんなど120人を超える人が共同よびかけ人として名前を連ねていただいており、さらに増えています。

10月29日のスタート集会(東京・学士会館)の動画、集会アピール、共同よびかけ人リスト、メッセージなどは以下のサイトをご参照ください。

http://www.antiatom.org/Gpress/?p=18402

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現在の賛同数:64,668次の目標:75,000
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意思決定者(宛先)