香害の解決を政府に求めます!洗剤のにおいだらけの世の中を変えたい!

香害の解決を政府に求めます!洗剤のにおいだらけの世の中を変えたい!

開始日
2020年11月2日
署名の宛先
経済産業大臣
現在の賛同数:15,658次の目標:25,000
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 園山 まり子

★香害の解決のために、政府に対して以下3点を要望します。

  1. 社会状況を鑑み、洗濯洗剤・柔軟剤・芳香剤について、全ての香料マイクロカプセル技術の使用中止を製造企業に通知
  2. 香料及び樹脂製マイクロカプセルの健康・環境への影響とそのメカニズムについて、早急で積極的な研究を
  3. 県や市などの行政・公共機関、多くの人が利用する店舗や企業に対し「香料自粛」を、全ての国民に対し「香料製品使用時の注意喚起」国が主導し積極的に行う

 

香害ってご存じですか?

香害はここ近年、急速に大きくなっている社会問題です。抗菌作用のある洗剤や香り付き柔軟剤・高残香性の芳香剤などが主に問題となっています。香りに関する成分によって、頭痛・アレルギー・喘息・吐き気・意識消失など、さまざまな健康被害が引き起こされるのです。

香料は空間に揮発するため、こういった成分で体調を悪くする人が社会生活の中でそれを避けることができない、ここがまず問題です。

また、香りに関する合成香料や樹脂製マイクロカプセルといった成分は、思いもよらない形で誰の体にも健康被害をもたらす危険性があり、大気汚染・水質汚染・マイクロプラスチック問題などさまざまな環境問題にも繋がっています。まさに新しい「公害」そのものなんです。

 

特に問題なのは、香料のマイクロカプセル化によって「移香」が起きること。

●スーパーやコンビニなど店頭の商品は全て洗剤のにおいがしている。宅配では、段ボール箱に配達業者さんの洗剤・消臭剤のにおいが、中の商品には店舗側で付いたであろう洗剤のにおいが付着している。

●人が多く往来する場所、芳香剤の使われているトイレや店舗では、その場に行くだけで自分の髪・肌・服ににおいが移る。

●外食時に出される食事にも洗剤や柔軟剤の味が付着している。テイクアウトでも、食品や容器に洗剤成分が付着していることがにおいで分かる。

●柔軟剤をお使いの家から頂くお裾分けには柔軟剤の味が…。お借りしたタッパーや瓶に染み付いた柔軟剤成分は、どれだけ洗ってもにおいが取れない。

 

どうですか、異常な状況だと思われませんか?

高残香性の製品は、空気を汚染し、食べ物を汚染しているんです。

 

洗剤の成分を食べているなんて、多くの方は気づいていません。私は自分が化学物質過敏症を発症して初めて、このことに気づきました。

空気や食べ物から取り入れる合成物質の影響は想像以上に大きいです。香害被害者たちは、それを毎日体感しているから、これが様々な疾患・症状として誰にも健康影響を与えている危険性、そしてこれから生まれてくる子供たちにまで経世代毒性がある危険性を伝えたいのです。

 

この「移香」の大きな原因が、香料のマイクロカプセル化

樹脂製マイクロカプセル・ナノカプセルついては、ヨーロッパでは既に規制の動きが始まっています。ですが、今の日本では、生活環境を汚染するような製品が、何の規制も注意喚起もなく普通に売られているのです。

それによって健康被害が多発している状況にも関わらず、この問題を明るみにせず積極的に取り組まない国の姿勢は、2000年に発覚した三菱リコール問題と同等の人道的責任に値すると思います。

この状況を変えるには、消費者一人一人が香害を正しく知り、知識を持って製品を選ぶことはもちろん大切。ですが、全ての人が理解するにはあまりにも複雑で難しく、そういった製品が販売される限り、そしてお使いの方が一人でもいらっしゃる限り、解決することはできないんです…!

 

このような理由から、①洗剤・柔軟剤・芳香剤への全ての香料マイクロカプセル技術の使用を即刻中止して頂きたい。まずはそれを要望します。

そして、それと同時に②香害や化学物質過敏症についての早急なメカニズム解明のための研究をお願いしたい。その研究には相当の時間と技術が必要とされるそうですが、少しでも解明されれば、化学物質過敏症やアレルギーを始め難病や現代病といわれる多くの疾患に新たな光が差し込むことは間違いないでしょう。

最後に③県や市などの行政・公共機関、多くの人が利用する店舗や企業に対し「香料自粛」を呼びかけ、社会意識の変革を目指していただきたい。また、全ての国民に必ず情報が届く方法で「香料製品使用時の注意喚起」を国が主導し積極的に行っていただきたい。

 

危険性を何も知らずに被害を被るのは消費者だけ、そんな状況は許されません。また香害被害者が理解を得られず、学校や仕事に行き、街を歩き、買い物をし、友人と食事をする…そんな当たり前のことすらできず苦しむのは理不尽です。

安全基準が消費者のためにある社会を目指して。

知るべき情報がきちんと消費者に届く社会のために。

これから生まれてくる子供たちの健康のために。

健康を願う全ての方へ、ご理解とご賛同、どうぞよろしくお願いいたします。

 

ホームページはこちら

★提出する要望書はこちらです。

★ご賛同くださった団体・企業・専門家・店舗さま、こちらに掲載しております。

★紙面でのご賛同ご署名も随時募集しております。

★頂いたコメント・体験談は被害を訴える声として要望書と一緒に提出いたします。

★紹介動画はこちらです。16分だけお時間ください。

 

 

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現在の賛同数:15,658次の目標:25,000
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