「児童の性的搾取に関するポリシー」改定の撤回を求めます。

「児童の性的搾取に関するポリシー」改定の撤回を求めます。

開始日
2019年2月24日
署名の宛先
Twitter Inc CEO
現在の賛同数:115次の目標:200
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 太田 久眞

 昨今改定された、「児童の性的搾取に関するポリシー」に関して、以下の理由により改定を取り消すことを、強く求めます。

 本改定では、最初に「Twitterでは、児童の性的搾取についての意図、表示、共有、またはリンクの有無にかかわらず、描写された未成年者の再犠牲者化につながるメディアは禁じられています。児童の性的搾取を助長または賛美し、児童の犠牲につながりうるコンテンツも同様です。」とあり、その上で「性的に露骨な状況または性的に露骨な行為をする未成年者のイラスト、コンピューターなどで作成した写実的な描写」をポリシー適用範囲の代表例に挙げた上で、アカウントの凍結や関係機関への通報を行う。としています。

 これが、多くは米国国内法(の一部)に準拠したものであることを踏まえた上で、以下のことを指摘し、改善を求めます。

  1. 何を以て「児童の性的搾取」とするかについては、国際的に合意が出来ている部分(実在する児童に対する性的虐待・もしくは暴力略取等の犯罪行為によって行われた行為の記録)と、合意が出来ていない部分(絵・イラスト、コンピュータ等で作成した「実在しない児童を設定した」写実的な描写。後、小説や詞に限らない、欲望や情欲の吐露も含めた「文章」。この後では「イラスト等」とします。)があり、米国内でも、世論的な合意が取れてるとは到底いい難く、度々憲法違反との訴訟等が起こってる事象に対し、米国内でも厳しい側に寄った網羅的な基準を用いることはやめてください。
  2. .性的な視点を以て行われた「イラスト等」を、実在の児童に対する実際の犯罪もしくはそれに準ずる行為の成果物(ICPO等はCAMと称してます)と同等に捉え、それの根拠として「性的な視線」を持ち出すことは、大きな表現活動者への萎縮と特定の性的少数者や特定の階層の人々(”非モテ””キモくてカネのないおじさん”などと日本国内では呼称されています)への著しい差別と言う、二重の人権侵害を既に引き起こしています。
    そのため、このような考え方に立ったポリシーは、必然的に幅広い人権侵害を引き起こしています。 この「性的な視線」を用いたポリシーは、一旦撤回していただきたく思います。

  3. 又、米国内でも問題が散発していますが、「イラスト等」を表現することや、専らそれらを愛好すること自体に対して性的嗜好及び性的指向を持っている多くの人々が、このポリシーやその根拠になってる考え方に基づいた法律などによって、深刻な人権侵害を既に受けたりまでしています。例えば、韓国のアチョン法では多くのイラストレータや表現者が、政府が一方的に決めた基準によって「児童ポルノ作成者」として逮捕され・刑事罰を受け、表現者の一部は、そのような法律がない日本に亡命を余儀なくされていますし、日本でも、本ポリシーに類似した法の運用で逮捕されたCGイラスト作家が逮捕拘禁され、裁判の結果「80年代に実在した人物の児童ポルノ的な写真を模写した作品については違法だがその他は違法ではない」と判決を受けました。カナダやオーストラリアでは、「イラスト等」の作成者のみならず愛好者が大規模かつ継続的に逮捕され、重罪を課せられています。
    本ポリシーは、これらの深刻な人権侵害に加担し、又、それをエスカレートさせるものです。
    そして、「イラスト等」を描くことを人生の糧としてる人々に対し、発表とコミュニケーションの場を不当に奪う行為です。どうか、撤回していただきたいと思います。

  4. このポリシーが策定された経緯を考えると、特定の人々や価値観の人たちにだけ配慮しており、その他の世界中にいる大多数の人たちの意見を公平公正に受け入れたものではないことが、上記の論からも明らかであると思います。御社が、そのような特定の価値観お人たちの中だけのコミュニティに奉仕するのであるのならば、それで問題なないのですが、御社の事業は、全世界のあらゆる思想・あらゆる文化の人々を対象にしたものです。その大多数の・それこそ99.9%の人々に、0.1%の人々の道徳観と性規範を押し付けるような事は問題があまりに大きいと思います。
  5.  最後に、「性的少数者としての児童性愛者」と言う問題について私的な交流に基づく経験も踏まえ言及しておきます。現在、マジョリティが認識する所の性的少数者は、LGBTと言う狭義のものになっています。しかし、実際には、その他の性的指向の中には不当に弾圧や差別を受けてる・1980年代以前のLGBTと同様の扱いを受けてるとしかいいようのない人たちがいて、その中に小児性愛者全体が入ると考えています。 何故か。私の人生の中で、何人かの小児性愛者と思われる人々がいましたが、殆どの人(交際上は全ての人)が、絵や写真を見ることや描くことだけで、耐え忍び、実際の人物にアクセスすると言う事に関しては”我慢”するだけではなく、自分の性的指向を周囲に察せられないように成人男女と交際し・性的関係を結んだりまでしてました。著しく自分にウソをついて。しかし、彼らの内面での葛藤は非常に厳しいものがあり、度々それを吐露されることもありました。 
    そのような「自分が怪物にならないように慎み深い」人々、「イラスト等」に対しての性的指向自体が強い人々・「イラスト等」を描くこと自体に性的指向を見出してる人々を、実際に存在する人物に直接加害行為を行う人々と同等に断罪することは、人権上も人道上も全く許されることではないと私は思います。

どうか、この狭く・意図せずとも大規模な人権侵害を日常的に引き起こしている「ポリシー」を見直していただきたい。
 そのように御社にお願いすると同時に、皆様には賛同をお願いします。

 

追記1:

本署名は、世界規模で募りたいとおもいますので、英語のみならず韓国語・中国語など、諸外国の言葉に翻訳していただける方がいたら是非お願いします(太田)

 

追記2:

追加していただきたいことがありましたら、コメント欄にお願いします。追加するしないは議論して決めますが。削除に関しては、署名という性格上、極力避けさせていただきますが。

 

追記3(2/25 18:02):

絵やイラストだけではなく、文章も対象だとの指摘があって、確かに欠落してたので加えました。ご指摘ありがとうございます。

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