電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を撤回してください

電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を撤回してください

開始日
2019年3月13日
署名の宛先
株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
オンライン署名成功!(認証済み)
69,412人の賛同者により、成功へ導かれました!

この署名で変えたいこと

署名の発信者 永田 夏来

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アクセスありがとうございます。
システムの都合で賛同できるようになっていますが、(株)ソニー・ミュージックレーベルズへ持参するリストについては4月10日24時で締め切らせていただいています
時間までにご賛同いただいた64,606人のリストを提出いたします。また、4月15日に記者会見も行います。
4月10日24時以降のご賛同はリストには反映されません。
なお、賛同いただくと進捗状況をメールで受信できます。最新情報を発信していますので、ご関心がある方は賛同いただければ嬉しいです。(永田)
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「電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止の撤回を求める署名」
主旨文

2019年3月12日(火)にピエール瀧さんが麻薬取締法違反で逮捕されたことを受け、翌13日(水)、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズは電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を発表しました。

過剰な反応とも言えるこの措置に抗議し、すみやかな撤回を求め署名を行ったところ、3月15(金)から4月10日(水)の27日間で79ヶ国から64,606人もの方々の賛同を得られております。64,606人以上の方々が、以前のように、配信やパッケージを通して電気グルーヴの作品を自由に聞ける・買える状態への回復を願っていることが分かりました。

薬物依存症になった芸能人や有名スポーツ選手への過剰な報道を問題視して作成された「薬物報道ガイドライン」には、「薬物依存症であることが発覚したからと言って、その者の雇用を奪うような行為をメディアが率先して行わないこと」が挙げられています。このガイドラインは報道を対象にしたものですが、「排除や厳罰はむしろ逆効果であり、本人を受け入れる場所が用意されていることが回復の手助けになる」という前提は報道に限らず広く共有されるべきものでしょう。

また、今回のような「自粛」の措置は他のミュージシャンの不祥事の際にも以前からおこなわれていますが、こうした「自粛」をおこなうことの具体的な理由も明示されておりません。

さらに、サブスクリプション型の音楽配信サービスの利用率が上がっている現在、正当な対価を払って視聴している人たちから突然音楽を奪い去ってしまった点にも疑問があります。

既にCDが高額転売されている現状を踏まえると、音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止といった「自粛」は誰のためにもならない安易な方策なのではないでしょうか。

3月20日、東映は映画「麻雀放浪記2020」のピエール瀧さん出演シーンを残したまま、予定通り4月5日に公開することを決めました。
3月22日、NHKエンタープライズはピエール瀧さんが主演・出演している「64ロクヨン」や「あまちゃん」のDVD販売を継続すると発表しました。

これらの作品同様に、ピエール瀧さんの活動の基盤である電気グルーヴの作品について、自由に聞ける・買える状態に戻すことを求めます。

2019年4月15日

■賛同人(五十音順・敬称略)
北山雅和 (デザイナー)
佐々木俊尚 (作家/ジャーナリスト)
柴那典 (音楽ジャーナリスト)
ダースレイダー (ミュージシャン)
田中宗一郎 (音楽評論家)
津田大介 (ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
塚越健司 (拓殖大学非常勤講師)
常見陽平 (千葉商科大学専任講師)
兵庫慎司 (音楽ライター)
巻上公一 (ミュージシャン)
増田聡 (大阪市立大学教授)
宮台真司 (首都大学東京教授)

■発起人
永田夏来 (社会学者)
かがりはるき (音楽研究家)
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English to follow 

2019年3月12日の深夜、コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いでピエール瀧さんが逮捕されました。このことは連日メディアで取り上げられ、大きな騒ぎになっているのは周知の通りです。

今回の件を受けて、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズは電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を発表しました。 http://www.denkigroove.com/info/archive/?504907

ー以下引用ー
ピエール瀧の逮捕に伴うソニー・ミュージックレーベルズの対応について

この度、ソニー・ミュージックレーベルズの契約アーティストであるピエール瀧が、麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたことにつきまして、 ファンの皆様、関係各所の皆様にはご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
この事態を厳粛に受け止め、本日より、弊社が取り扱うピエール瀧、及び電気グルーヴ関連の商品に関して、以下の通り対応いたします。
・CD、映像商品の出荷停止
・CD、映像商品の店頭在庫回収
・音源、映像のデジタル配信停止
2019年3月13日 株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
ー引用ここまでー

私たちは、過剰な反応とも言えるこの措置に抗議し、すみやかな撤回を求めます。これまでのように、配信とパッケージを通して電気グルーヴの作品を自由に聞ける・買える状態に戻すことを求めます。

個人と作品は別だと考える人、電気グルーヴの音楽を今聴きたい人、石野卓球さんとピエール瀧さんを応援したい人はたくさんいるはずです。その思いを署名の形で示し、まずは株式会社ソニー・ミュージックレーベルズに届けたいと考えます。

ピエール瀧さんは近年俳優として高い評価を得ていて、現在放送中の大河ドラマ『いだてん』をはじめ、たくさんの映画やドラマに出演されています。また、バラエティ番組やラジオのパーソナリティ、声優としても活躍しています。彼の知名度と社会的影響力を踏まえれば、ある程度の放送自粛はやむを得ないのかもしれません。

しかし、石野卓球さんは今回の件とは無関係です。また、薬物依存症になった芸能人や有名スポーツ選手への過剰な報道を問題視して作成された「薬物報道ガイドライン」には「薬物依存症であることが発覚したからと言って、その者の雇用を奪うような行為をメディアが率先して行わないこと」が挙げられています。このガイドラインは報道を対象にしたものですが、排除や厳罰はむしろ逆効果であり、本人を受け入れる場所が用意されていることが回復の手助けになるという前提は広く共有されるべきものです。

既にCDが高額転売されている現状を踏まえると、音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止は誰のためにもならない安易な方策なのではないでしょうか。30年もの長きに渡って膨大なコンテンツを生み出し、売り上げにも貢献してきた電気グルーヴが、このような安易さの犠牲になるのは見過ごせません。

たくさんの人が関わる映画やドラマとは違い、音楽やPVは比較的身軽に意思決定できる可能性があります。その点を踏まえ、まずは活動の基盤である電気グルーヴについて意思表示をしたいと思います。よろしくお願いします。

参考
薬物報道ガイドライン https://bit.ly/2O2oUh1
TBSラジオSession-22(3月14日放送)「ピエール瀧・逮捕報道と薬物報道ガイドライン」 https://www.tbsradio.jp/350011
TBSラジオ荒川強啓デイ・キャッチ!「ニュースランキング逮捕されたピエール瀧容疑者、コカイン使用は逮捕の当日か」山田五郎コメント(3月14日放送)
TBSラジオ荒川強啓デイ・キャッチ!「薬物報道において必要な視点とは。プチ鹿島が取材報告」(3月13日放送)https://www.tbsradio.jp/349793

2019年3月15日
発起人
永田夏来 @sunnyfunny99 (社会学者)
かがりはるき @kgrhrk (一般男性・音楽研究家)
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to oversea DENKI GROOVE fans

Please help us collecting petitions asking SONY MUSIC LABELS to withdraw their decision to terminate shipment, retrieve the store shelf stocks and to eliminate digital / streaming contents of all DENKI GROOVE / PIERRE TAKI related music and videos.
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As you may know, PIERRE TAKI, a Japanese musician and actor, known as the member of techno band DENKI GROOVE, has been arrested on March 12, for allegedly using cocaine.

Though there has not yet been any judical decisions made about his suspect, SONY MUSIC, the record company, immediately decided to to terminate shipment, retrieve the store shelf stocks and to eliminate digital / streaming contents of all DENKI GROOVE's / PIERRE TAKI's music and videos.

We request SONY MUSIC to withdraw their decision, and let us freely enjoy their music.

Our main claims are as below:
・Takkyu Ishino, the band member of DENKI GROOVE is irrelevant to the arrest of Pierre Taki.
・Elimination of his past works from the market would have the opposite effect for his recovery in the future
・The decision has already allowing scalpers to sell DENKI GROOVE products at price much higher than the fair price.

As you can see, the SONY MUSIC's decision does not do any good to anyone.

Please be noted that this English translation does not fully cover the original Japanese statements.

Thank you for reading.
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FAQ(随時更新:最終更新日7月8日)

Q8.卓球さんが事務所を辞めたとインターネットのニュースで聞きました。電気グルーヴの曲はもう聞けなくなりますか?

A.7月1日、電気グルーヴの所属事務所であったソニー・ミュージックアーティスツより、石野卓球さんおよび電気グルーヴとのマネジメント契約終了の発表がありました。
一部、この件に対する誤解も広がっているようなので事実関係を整理しておきます。

・電気グルーヴの(元)マネジメント事務所は「ソニー・ミュージックアーティスツ」(以下SMA)
・電気グルーヴの所属レコード会社は「ソニー・ミュージックレーベルズ」(以下SML)
・SMAとSMLは(同じソニーグループであるものの)業種の異なる別個の法人
・今回のマネジメント契約解除はSMAとの間の話で、石野卓球さんの意向によるもの
・SMLと電気グルーヴの間の音源に関する契約は継続してゆく意向(と思われる)

石野卓球さんがSMAやSMLとの契約についてどのような意向なのか、4月15日に私たちの署名提出を受けて卓球さんが書かれた一連のツイートこちらのツイート『ROCKIN’ON JAPAN 2019年8月号』における連載「電気グルーヴのメロン牧場 花嫁は死神」にて詳しく語られています。(7月8日投稿)
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Q7.今回の活動は、見ようによっては「電気グルーヴやピエール瀧を好きな人たちがひいきしているだけ」に思えます。 不祥事が原因で関連作品が回収される例はこれまでもあったのに、どうして今回初めて声を上げたのでしょうか?

A.まず、「私たち発起人が電気グルーヴの『客』(※)である」ことが今回の活動を始めた大きな理由になっているのは紛れもない事実です(※ご本人たちが「ファン」を好まないので「客」と自称させてください)。

逆に、これがもし自分のよく知らないミュージシャンの事件であれば(署名等の形で応援はできるにしても)、先陣を切って発起人を務めることはなかったと思います。元々のファンの方々との間で齟齬が生じてしまうでしょうし、最初から最後まで責任を持って活動をやり遂げられるかといえば、やはり難しいでしょう。

自分たちが電気グルーヴを長年追いかけていて、彼らの作品や活動をよく知っており、責任を持って発言できるからこそ、こうしたアクションを起こしました。

もちろん、「電気グルーヴだから、ピエール瀧さんだから大目に見てほしい」などと言うつもりは一切ありません。Q6への回答でも書いたとおり、今回報道されているような容疑が事実であれば、その行為は司法で裁かれて然るべきです。

ただ、電気グルーヴに限らず、今回のような「自粛」が正しいのか? といった疑問は前々から抱いていました。違法薬物が原因で音楽作品が回収されるのは1999年の槇原敬之さんの件が最初だったと言われていますが、これまで大々的に反対の声を上げることこそなかったものの、だからといって「こうした対応はやむを得ない」と受け容れていたわけでもありません。

では、「どうして今回初めて声を上げた」のか。その理由は3つあります。

1.私たちが電気グルーヴの長年の「客」で、自分たちが責任を持って発言できるため
これは上述のとおりなので割愛します。

2.「出荷停止・回収・配信停止」による影響が以前よりも大きくなっているため
Q2への回答でも書きましたが、現在はサブスクリプション型の配信サービス(以下、サブスク)の利用率が上がっています。好きなミュージシャンの新譜を欠かさず聴いてライブにも通いつめるような熱心な「客」でも、手元にCDを持っていないことは珍しくありません。

また、電気グルーヴは海外にもファンが多いので、日本のCDを簡単に入手できない地域にいる人たちにとって、急な配信停止はより深刻な問題といえます。

3.2017年に「薬物報道ガイドライン」が作られたため
私たちのキャンペーン主旨でも参照している「薬物報道ガイドライン」は、2017年、ASKAさんに対する過剰な取材・報道を受けて作られたものです。今回のピエール瀧さんの逮捕は、「薬物報道ガイドライン」ができて以来初めての大規模な違法薬物の事件となりました。そのため、この機会に初めて「薬物報道ガイドライン」を知った人も多いのではないかと思います。

「薬物報道ガイドライン」が知られてきたこの機会に薬物依存の方々への接し方や「自粛」のありかたを見つめ直し、成熟するべきではないでしょうか。

「●●さんのときもそうだったから、今回の処分もやむを得ない」ではいつまでも成熟できません。私たちは、「電気グルーヴの作品だけ特別に回収してほしくない」のではありません。「電気グルーヴの作品の回収を限りに、今後の自粛のあり方自体を見直してほしい」のです。(3月23日投稿)
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Q6.違法薬物の取引は反社会的勢力の収入源になっており、また、「東京都暴力団排除条例」では事業者による反社勢力への利益供与が禁止されています。 違法薬物を入手・使用してきた人物の著作物を販売しないことで反社勢力へ資金が流れないようにするのは、レコード会社として適切な対応なのでは?

A. まず大前提として、違法薬物を手に入れて使用することも、入手の過程で反社勢力へ金銭が渡ることも、社会的に許される行為ではありません。こうした行為は法で裁かれて然るべきですし、私たちもそこに異論はありません
しかし、以下の理由により、今回のレコード会社の対応は「反社勢力への利益供与の防止」とは必ずしも言えないのではないかと考えております。

1.「推定無罪」の原則に反している
現在、ピエール瀧さんの立場は「容疑者」です。各メディアによって彼の使用薬物、使用歴などが伝えられていますが、これらはあくまで捜査段階の情報になります。日本国憲法第三十一条では「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。」と、推定無罪の原則が定められています。推定無罪の観点からすれば、逮捕されたその日のうちに関連作品を回収等する行為は拙速であると思います。

2.これまで反社勢力に流れた資金は戻ってこない (ここから先は「反社勢力から違法薬物を入手したのが事実であれば」の前提で話します)
もし、今までの音楽活動・俳優活動等で得た収入が反社勢力へ流れていたならば、私たちもその行為を肯定するつもりはないです。しかし、逮捕された今の段階で関連作品を封印したところで、これまで反社勢力に流れていた金銭が戻ってくるわけではありません

3.今後の収入がそのまま反社勢力へ流れるわけではない
「これまで反社勢力に流れた金が戻ってこないとしても、今後の収入源はすみやかに断つべきだろう」といった見方もあるかもしれません。たしかに、薬物依存は簡単に治るものではありません。しかし、だからといって「金があればまた薬物を買うだろうから」と当人の収入を断っていい理由にはなりません。それよりも確実な回復への道を確保することがはるかに効果的だと考えます

4.レコード会社の対応はあくまで「自粛」である
ピエール瀧さんのした行為が犯罪であれば、それは司法で裁かれます。 捜査や刑事裁判に先立って関連企業が容疑者との取引を停止しなければならない法律はありません。レコード会社や放送局等の対応はあくまで「自粛」です。 私たちが訴えているのは、その「自粛」は必要なのか? という話です。(3月19日投稿)
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Q5.署名後、キャンペーンをTwitterで共有したところ、その共有ツイート経由で署名してくださった人たちの名前が私のもとへメールで通知されました。署名した人たちの個人情報はどのような扱いになっているのでしょうか?

A.まずはご賛同、共有いただき本当にありがとうございます。氏名が伝わった件は、Change.orgのプライバシーポリシーによる仕様になります。詳しくはChange.orgのプライバシーポリシーをご覧いただきたいのですが、要点を整理すると以下になります。

・他者のSNS上でのリンクをクリックして署名した場合
たとえばAさんが本キャンペーンをTwitterやFacebookで拡散し、そのリンクを経由してBさんが署名したとします。その場合、キャンペーンの発起人(永田)に加えて、キャンペーンの発信者(Aさん)にも、Bさんが署名された旨が伝わります。

・賛同する際に「自分の賛同者名及びコメントをこのキャンペーンページ上で公開」にチェックを入れた(同意した)場合
キャンペーンページにお名前やコメントが載ります。
 
心配な方は、永田 または かがり のtwitterリンクを活用していただければと思います。なお、当然ながら、私たち発起人は、今回賛同してくださった皆さまの個人情報を本キャンペーンの活動以外には用いず、責任をもって取扱ってまいります。どうかよろしくお願いいたします。(3月17日投稿)
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Q4.署名した後、「300円からの支援で、このキャンペーンを世の中に広めるお手伝いをしませんか?」とメッセージが表示されました。お金も出したほうが良いですか?

A.ご賛同いただき、誠にありがとうございます。
署名後に促される有料の支援ですが、こちらは今回の署名活動の場にしているChange.org上でより多くの人の目に留まるようにする「サイト内広告」の案内となります(詳しくはこちら)。

そのため、ここで支援いただいたお金は、今回のキャンペーンおよび発起人の活動資金ではなく、Change.org自体の運営資金となります

もちろん支援によって本キャンペーンの注目度が上がることは間違いないので、既に支援いただいた方にも、これから支援いただく方にも深く感謝を申し上げます。
ただ、「お金が出せないので支援ができない」ということは一切なく、ご自身が利用されているSNSや口コミ等での拡散も非常に、非常に助かります!

どうか各々で可能な範囲、可能な手段で活動の後押しをいただけますと幸いです。(3月17日投稿)
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Q3.この署名活動の目標人数は?

A.私たちはこの活動を始める際、目標人数を1万人以上できれば3万人以上に届けたいと話していました。この数字には2つの根拠があります。

・オリコンのチャート
オリコンの週間シングルチャート週間アルバムチャートも、トップ10入りの目安はおおよそ1万枚です(もちろんその週に発売する他のタイトルによりますが)。また、3万枚を超えれば、週によっては1位をとれる(少なくとも5位圏内には入れる)可能性の高い数字となります。

・ライブ会場のキャパシティ
ライブ会場のキャパシティにおいても、1万、3万という数字はひとつの目安になります。

たとえば、日本武道館をライブに用いた場合の実質的なキャパシティは約1万人。さいたまスーパーアリーナの最大収容人数が3.7万人です。また、電気グルーヴと馴染みの深いFUJI ROCK FESTIVALのステージでいうと、最大規模のGREEN STAGEが約4万人、それに次ぐ規模のWHITE STAGEが約1万人と言われており、フジロック全体の1日あたりの総動員数も約3~4万人となっています。

このように、音源の売上にしても、ライブ会場の動員にしても、「1万人」および「3万人」という数字には大きなインパクトがあります。これだけの数字があれば、レコード会社からすれば決して無視できない規模になるのです。

この文章を追記している時点で、既に1万人以上の方に賛同いただいております。本当にありがとうございますこれから目指すのは、オリコンで週間トップを狙えて、さいたまスーパーアリーナやGREEN STAGEも埋められる人数です。引き続き、ご協力お願いいたします。(3月15日投稿)
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Q2.過去に薬物問題でミュージシャンの作品が出荷停止・回収等になった例をみると、ほとぼりの冷めたころに再販されているパターンが大半です。そこまで騒ぎ立てることもないのでは?

A.たしかに、そういった例が多いのは事実ですし、電気グルーヴほどの人気・知名度であれば(つまりレコード会社にとってビジネス的価値があれば)、おそらくいずれは再販されるでしょう。

しかし、確実に再販されるという保証はどこにもありません。 また、レコード会社にとってセールスが期待できないミュージシャンの場合、出荷停止のまま二度と再販されない可能性もあります。本文でも書いたとおり、こと薬物問題の場合、排除や厳罰はむしろ逆効果であり、本人を受け入れる場所が用意されていることこそが回復の手助けになります。

今後もし別の人物によって同様の事件が起き、そしてその人が取引先企業の自粛によって復帰する手段を失い、生活が追い込まれてしまったら――。もちろん薬物依存自体を根絶できるのが一番良いですが、そうした状況にある人のことを追い込まず、回復できる道筋を残すためにも、今回のような対応にはノーを唱えるべきだと思います。

また、いずれ再販されるとしても、それが果たして何年後になるかわかりません。現在はサブスクリプション型の音楽配信サービスの利用率が上がっており、そうしたサービスを通して電気グルーヴを愛聴している人たちも多いです。サービスに正当な対価を払って聴いてきた人から突然音楽を奪い去ってしまう対応にも(もし一時的なものだとしても)大きな疑問があります。(3月15日投稿)
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Q1.音楽活動以外(ドラマ・映画等)の出演作の自粛に対しては抗議しないのですか?

A.本文でも述べているとおり、今回の署名の目的は、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズによる回収・出荷停止・配信停止への異議を唱えることです。 ただし、映像作品等についても、「薬物報道ガイドライン」における「薬物依存症であることが発覚したからと言って、その者の雇用を奪うような行為をメディアが率先して行わないこと」の観点からすれば、やはり出演者の逮捕を理由に作品そのもの(ないしその出演シーン)を封印してしまう対応が必ずしも適切だとは思えません。

今回のように、所属レコード会社が率先して作品を回収し「前例」をつくることで、他の映画配給会社や放送局等も追従しやすい状況になってはいないでしょうか。そこで私たちは、まずピエール瀧さんの活動の基盤である電気グルーヴについて株式会社ソニー・ミュージックレーベルズへ意思表示をすることで、過度な自粛・作品の封印といった「前例」自体を変えたいと思っています。(3月15日投稿)
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更新履歴
7月8日(月)FAQ更新
5月31日(金)進捗状況を更新しました
5月25日(土)進捗状況を更新しました
4月18日(木)22時ごろ進捗状況(英語)を更新しました
4月17日(水)進捗状況を更新しました
4月14日(日)進捗状況を更新・主旨文と賛同人を追加しました
4月10日(水)23時ごろ進捗状況を更新しました
4月10日(水)24時 賛同締め切り【64,606人にて確定】
4月10日(水)18時ごろ進捗状況更新【記者会見と締め切りについて】
4月8日(月)20時ごろ進捗状況更新【署名持参のお知らせ】
4月2日(火)22時半ごろ進捗状況を更新しました
3月26日(火)18時半ごろ進捗状況を更新しました
3月23日(土)20時ごろFAQ更新
3月22日(金)11時ごろ【賛同6万人突破】
3月20日(水)13時ごろ英文を追記しました
3月19日(火)23時ごろ【賛同5万人突破】FAQ更新
3月17日(日)22時ごろ【賛同3万人突破】FAQ更新
3月15日(金)22時ごろ【賛同1万人突破】FAQ更新
3月15日(金)20時ごろFAQ更新
3月15日(金)11時ごろキャンペーン告知スタート

オンライン署名成功!(認証済み)

69,412人の賛同者により、成功へ導かれました!

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意思決定者(宛先)

  • 株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ