栗原心愛さんの母親を、家庭内暴力の被害者であったと認めて 無罪にして下さい。

栗原心愛さんの母親を、家庭内暴力の被害者であったと認めて 無罪にして下さい。

開始日
2019年5月23日
署名の宛先
千葉地方検察庁
現在の賛同数:159次の目標:200
声を届けよう

この署名で変えたいこと

署名の発信者 後藤 稚菜


栗原心愛さんの母親・なぎささんを
家庭内暴力の被害者であったと認めて
無罪にして下さい。

なぎさ被告が年末年始、虐待を止めようと「通報する」と言うと、逆上した勇一郎被告に馬乗りされ、ひざかけを口の中に突っ込まれたという。過去に何回かDVを受けており、勇一郎被告に対し「何か言われて断ったら怒られる」と、恐怖心をのぞかせた。
(出典:日刊スポーツ)

 5月16日の栗原なぎさんの後半以降、心愛さんが父親から受けていた虐待の詳細も明らかになり、そのあまりの残虐さに心を痛め、この事件の重大さを今一度確認された方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
 一方で、母親のなぎささんが置かれている状況についてご存知の方は、まだ少ないのではないかと思います。
 母親のなぎささんは、勇一郎被告に身体的暴力等を受けており、その恐怖から、理性的な判断ができない精神状態だったであろう事を、私たちが司法に訴えかけなければ、今後ともDVの本質がきちんと理解されないままになってしまい、国の対策も的を得ないものになってしまいます。DVと児童虐待はどちらも共通して、加害者が暴力を使い、自分の思う通りに人を動かそうとする行為です。その対象が妻であれ、子供であれ、どちらも暴力の被害者であり、これらは地続きの問題であると言えます。児童虐待をなくすためには、DVの問題に取り組むことも不可欠であり、どちらの暴力も、重大な人権侵害として、撲滅しなければいけません。

 児童虐待にも、DVにも、この国が根本解決へと正しく対策をとって行けるように、私たちはこの、大きな犠牲を伴った事件をきっかけに、きちんと考えなければいけない、という思いで、この署名活動を立ち上げました。

 暴力の被害にあっていたたなぎささんが、今現在、共犯と呼ばれたり、傷害をほう助した、と非難されているのです。これは本当に正しいことと言えるでしょうか。
 みんなで世論を変えたいです。児童虐待も、パートナー間のDVもなくしていくために、そして、暴力が暴力を呼ぶ、悲しい連鎖を断ち切るために、守られるべき被害者がきちんと守られる社会のために、皆さんに考えてほしいです。

ご賛同くださる方は、是非、署名キャンペーンの拡散を手伝っていただいたり、ご助言などいただけたら幸いです。


参考文献
日刊スポーツ, “栗原心愛さん母は虐待意思否定 夫に支配される関係“, https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201905160000954.html
東京新聞:“野田虐待死 あす母親初公判 「ひとごとと思えない」DV被害の母ら「加担」悔い” https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201905/CK2019051502000138.html
産経新聞, “【心愛さんをなぜ救えなかったのか】母親、長期間DVで判断できず” https://www.sankei.com/affairs/news/190410/afr1904100013-n1.html
DIAMOND ONLINE, “小4女児虐待死事件で母親の初公判、報道されない検察側の「真の狙い」” https://diamond.jp/articles/-/203312?page=3
東京新聞, “野田事件、母親初公判 娘への思い口閉ざす“, https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201905/CK2019051702000127.html

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意思決定者(宛先)

  • 千葉地方検察庁
  • 千葉地方裁判所