地域関わらず特別な理由による予防接種再接種の助成を‼︎

地域関わらず特別な理由による予防接種再接種の助成を‼︎

開始日
2019年9月18日
署名の宛先
現在の賛同数:28,442次の目標:35,000
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 Umeda Miya

わたしの息子は現在7歳です。
この活動を始めて2年半程経ちます。

わたしの息子は2歳半のときに骨髄の移植をしました。
難病や移植、小児がんなど免疫抑制の治療により、これまで受けた予防接種ワクチンの効果がなくなり、もう一度予防接種をやりなおさなくてはいけない子どもたちがいて、息子もそのひとりです。

移植等の結果免疫を失った場合、
乳児時代から始めた予防接種を再度接種し、
改めて免疫を獲得して行きます。

定期接種のワクチンは公費でまかなわれており、
1回-4回の接種回数が決められております。
医療機関や種類により若干異なるものの実費となった場合は
1本(1回)¥6000-¥10000程の価格が設定されています。

実費で接種する場合は総合すると25回程、20万円前後かかります。

現状、助成制度のない自治体では自費で再度接種を行います。
この予防接種の再接種の助成を決めるのは各自治体、県又は市区町村です。
住んでいる場所により助成の有無があります。
現在1741の自治体が日本にはありますが、
2021年11月3日現在で528自治体が助成を開始しています。(21/11/10追記)

(私たちの住む墨田区ではキャンペーン開始時には助成がありませんでしたが、
 陳情が実りまして2020年度4月からの助成が確定しました。2020/2/4追記)

すでに何年もの間、子供の入院や治療を重ね、
その保護者は長期に渡り仕事を休んだり、また職を失う事もあり、
大きくその家庭の収入が減るケースも少なくありません。

また、医療物品の購入や通院等間接的な費用負担が日々生じている中で、
制度がない自治体に住んでいる場合はさらなる負担が生じます。

制度がない自治体に住み、この様なケースに直面した方々は、
子供の治療等で精神的にも実際の時間的な面においても、
説明したり声を上げていく様な余裕はあまり無く、
”子供が重い病気になってしまったので仕方の無い事"と諦め、
子供の為に実状を受け入れ実費で接種を受けています。

難病や小児がんの子ども達の住んでいる地域で再接種の助成に差異がある
その事実を多くの方に知っていただき、地域関わらず子ども達に助成が受けられる事を願っています。

少し前のデータですが、年間で全国での小児がん発生数は約2000-2500例、生存率は約70%だそうです。そうすると毎年1400-1750名程が同じ状況に直面する可能性があります(*1)。骨髄移植の場合は年間600例、5年生存率が60-70%として、おおよそ年間で350-450名程が該当する可能性があります(*2)。

小児がんや骨髄移植などで免疫を無くした子どもは、すでに全員が闘病によって負荷がかかっている子どもです。
住んでいる地域に関わらず、助成が受けられるようにしましょう!

*1 東京都作成の小児がん診断ハンドブック参照
*2 日本造血細胞移植学会より参照

 

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