配らないで!植えないで!ゲノム編集高GABAトマト苗

配らないで!植えないで!ゲノム編集高GABAトマト苗

開始日
2020年12月21日
署名の宛先
サナテックシード株式会社
現在の賛同数:2,936次の目標:5,000
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署名の発信者 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン

ゲノム編集「高GABAトマト」苗無償配布の即時中止を求めます

サナテックシード社は、筑波大学と共同でゲノム編集技術を用いて開発した高GABAトマト「シシリアンルージュ・ハイギャバ」の苗を家庭菜園用として無償配布すると発表しました。

ゲノム編集技術はオフターゲット(狙っていない遺伝子を切ってしまうこと)など遺伝子に何が起きるか分からないという問題があり、人間にとって予期せぬ健康被害が及ぶ可能性を完全に否定することはできません。

また、開発の過程では、従来の遺伝子組み換え技術と同様に抗生物質耐性遺伝子が外部から組み込まれていますが、最終製品からこの外来遺伝子が除去されているという確たる証拠が示されていません。

そのような作物を、厚生労働省は安全性の審査も実施することなく、届出だけで流通を容認しています。厚労省のサイトに掲載された資料を読んでも、安全性の根拠がまったく不十分です。環境影響評価や飼料としての安全審査もありません。

サナテックシード社は、このように安全性が確認されたとは言えないゲノム編集トマトの苗を市場流通前に希望する消費者に無償配布すると言っています。配布にあたっては、高GABAの利点のみが強調され、リスクが存在することなど触れていないため、消費者は知らずに申し込んでしまいます。消費者への先行配布は人体実験以外の何ものでもありません。 

さらに、ゲノム編集トマトが栽培されることにより、在来種のトマトに花粉が運ばれて遺伝子汚染が起こる可能性があります。一旦遺伝子汚染が起これば、これを除去することは難しく、在来種のトマト栽培農家にとっては脅威となります。

このように問題のあるゲノム編集高GABAトマトの苗の無償配布を許すことはできません。サナテックシード社にはゲノム編集高GABAトマトの苗の無償配布の即時中止を求めます。

同時に、家庭菜園を楽しむ人々には、安易にこの苗を入手し、植えることのないよう、この問題を広く知らせ、注意を喚起していきましょう。

呼びかけ人:遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン

〒169-0051
東京都新宿区西早稲田1-9-19 アーバンヒルズ早稲田207号室
特定非営利活動法人 日本消費者連盟内

TEL:03-5155-4756
FAX:03-5155-4767

 

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意思決定者(宛先)

  • サナテックシード株式会社