時代劇ロケの聖地と呼ばれる長野県富士見町中学林の、メガソーラー計画に関する下流域住民有志からの要望署名に、ご協力をお願い致します。

時代劇ロケの聖地と呼ばれる長野県富士見町中学林の、メガソーラー計画に関する下流域住民有志からの要望署名に、ご協力をお願い致します。

開始日
2019年1月15日
署名の宛先
長野県富士見町町長名取重治様
このオンライン署名は終了しました
295人の賛同者が集まりました

この署名で変えたいこと

署名の発信者 中学林を守る会

 時代劇ロケの聖地と呼ばれる、長野県富士見町「中学林(なかがくりん)」のメガソーラー建設計画に対して、2019年1月4日、下流域の住民有志より富士見町町長他宛てに、要望書(下記参照)が提出されております。

既に開発許可が出されており、造成工事が始まろうとしております。その最中ではありますが、今だ住民の中に疑問と不安の声が上がっており、現在住民有志により手書きによる署名を集めております。こちらのサイトにて、さらに多くの皆様からのご署名をいただきたく、何卒ご協力をお願い致します。なお、署名は1月下旬に富士見町役場へ提出予定とのことです。

2019年1月15日東京新聞掲載記事を添付いたします。 http://nakagakurin.blog.fc2.com/  

※中学林を守る会として、町外から「ロケ地として自然風景を残して欲しい」署名活動をしておりますが、今回この住民有志の要望署名に協力しております。

 

下記、要望書全文です。

「中学林のメガソーラー計画」に関する要望署名

富士見町長 名取重治様                     
広原財産区会長 今井良和様
京セラTCLソーラー合同会社 代表社員 荻野広明様
                      
 【要望内容】
1、町長におかれましては、西の沢と中学林の現状を、実際に見てください。
 土地の特徴と歴史をよく知る年長者の声に、どうか耳を傾けてください。
2、事業者(京セラTCLソーラー合同会社と広原財産区)におかれましては、町民全体に対するオープンな説明会を開いて下さい。
3、そこで、十分な説明と合意形成がなされるまで、工事を進めないで下さい。

  

【要望理由】
中学林のメガソーラー計画(仮称:長野・広原メガソーラー発電所)について、
住民の間に、いまだに疑問と不安の声があります。

1、建設後の土砂災害の危険性 
下流にある西の沢集落では、明治31年に土石流で9名が亡くなりました。地元区で表立った反対はなかったものの、心配している住民はいまだに多いです。
 本計画では、敷地内へ降った雨水をすべて西の沢へ排水する計画になっていますが、西の沢の最も狭い所は、幅50cm、深さ10cm程です。
そこは沢とは言えないようなただの窪地のようであり、人家がすぐ近くにあります。
沢全体に、過去の土石流で運ばれた大きな石や、落ち葉、枯れ枝などで埋め尽くされており、倒木だらけで荒れています。
この沢に、広大な面積に降った雨水をすべて排水したら、沢の曲がり角で落ち葉や木や土砂でダムのようになり、それが決壊することにより土石流が起きるのではないか、と心配する声があります。
これまでの説明では、「下流域の安全が向上します」ということでしたが、逆に危険になるのではないかと、ひとめ見れば素人でもわかる状況です。
計画を進めている方には現地の現実を見ていただきたい、土地の特徴や歴史を知る年長者の声に耳を傾けていただきたい、という声があります。

2、工事中の土砂災害の危険性
中学林の南端には土砂崩れを起こした跡が多くあり、蛇かご(石を詰めた網)が積んであります。
中学林の南側の下に隣接した林の中には、雨で地面が削られた跡が幾つもあり、木の根が土砂の流出を防いでいるように見受けられます。
ここの太い木がまとめて伐採されて、保水力が失われれば、工事中にさえ水が出やすくなるのではないか、と心配する声もあります。
実際に、メガソーラー建設工事中に土砂が出た例があります。(平成27年6月北杜市)

3、責任の所在と賠償について
下流に土砂災害が起きた場合の責任の所在についても、いまだ疑問の声が多いです。
本計画では、土地の造成は、広原財産区が事業者として行ない、完成後に、ソーラー発電所建設工事を、京セラが行なうとのこと。
土砂災害についての質問は、京セラは回答を避けておられ、「広原財産区から回答いたします」とのことでした。
広原財産区からの回答では、「被害の原因が何に起因したものかによります」とだけでした。
一方12月町議会における一般質問での町長の回答は、八ヶ岳全域に壊滅的な被害が出た場合の話だけで、「町が県や国と連携して復興を行なう。京セラ、財産区とも責任はないと考える。」というものでした。
土砂災害の危険性が指摘された場所へ、工事を行い災害が発生した場合、誰が責任をとるのか、という疑問に対しては未だお答えがありません。
普通に考えれば、事業者である京セラと広原財産区が責任を負うものと思われます。
責任の所在があいまいなまま建設後に土砂災害が起きた場合、結局、町の税金が投入され、住民の福祉や教育などに使われる予算を圧迫するのではないか、と心配する声があります。
富士見町全体に影響する問題ですので、町民全体への説明が必要と考えられます。

4、収支計画についての疑問
当初の話は、西の沢の治水工事を、ソーラー業者がやってくれる、とのことでした。
しかし実際は、広原財産区から造成工事に1億6千万円を支出するとのこと。
話が違うのではないか、それだけの見返りがあるのか、という疑問の声があります。
土地を貸して借地料を得るそうですが、それで回収できるのでしょうか。
また、未稼働案件の売電価格が大幅に引き下げられると、平成30年12月5日に経産省から発表されました。
本計画では、1kWあたり32円から21円に下がるのでしょうか。
もし、予定した儲けが見込めずにメガソーラー発電所建設が中止になったら、造成工事の費用はどのようにまかなうのでしょうか。
など、多くの疑問と不安の声があります。

                        

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意思決定者(宛先)

  • 長野県富士見町町長名取重治様
  • 広原財産区会長今井良和様
  • 京セラTCLソーラー合同会社代表社員荻野広明様