みなさま
もやい理事長の大西連です。
3月末から開始したキャンペーン「【新型コロナ】住まい・居場所を失った人のために「オリンピック選手村」の一部を開放してください」がスタートしてから10日あまりが経過しました。多くのみなさまによる情報のシェアや告知のおかげで、4月8日時点で署名が40,000筆を超えております。賛同とご協力に感謝いたします。
4月7日の緊急事態宣言を受けて、都内では営業を停止するネットカフェ等が相次いでいます。しかし、ネットカフェ等で寝泊まりしている人(いわゆる「ネットカフェ難民」)は都内だけで4,000人程度いると言われており、これらの人びとが居場所を失う危機にあります。また、外出の自粛要請がなされることで、虐待やDVなどの被害に遭う方が逃げ場所を失ったり、被害自体が増える恐れがあります。
すでに東京都は、「失業等に伴う住居喪失者への一時住宅等の提供」のために12億円の補正予算を組んでいます。しかしながら、今後、緊急の住まいや居場所のニーズがより高まっていくことを考えると、より大規模な一時的な居場所を用意する必要があります。これを実現するためには、本キャンペーンの成功が鍵を握っていると私たちは考えています。
引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。
また、あわせて〈もやい〉では新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言の影響を受けてお困りの方を対象に臨時相談会を開催しております。
この臨時相談会を運営していくため、4月末までクラウドファンディングを行っております。
よろしければこちらにもご協力いただければ幸いです。