小池百合子さん、差別をやめて関東大震災で虐殺された朝鮮人の追悼式典に横網町公園を使わせてください!

小池百合子さん、差別をやめて関東大震災で虐殺された朝鮮人の追悼式典に横網町公園を使わせてください!

開始日
2020年5月19日
署名活動成功!
33,081人の賛同者により、成功へ導かれました!

この署名で変えたいこと

署名の発信者 木村 恵介

6月11日追記:6月11日にいったん東京都に31,846件の署名及びコメントを提出いたしました。しかし、この問題は引き続き注視していかなければなりません。さらに多くの方にこの問題を知っていただきたく思います。そこで、キャンペーンを再開することにしました。引き続き、拡散へのご協力をよろしくお願いいたします。

(6月9日(火)を締め切りとさせていただきます。6月11日(木)に提出予定です。)

東京都立横網町公園では、毎年9月1日に関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典(以下「追悼式典」)が行われています。

1923年に起こった関東大震災では、地震の直後から「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「放火した」などのデマが起こりました。このデマの拡大には、内務省、地域の警察署・警官、新聞社が積極的な役割を果たしました。デマの拡大とともに、軍隊が出動して朝鮮人を虐殺しました。そして、デマに煽られた自警団が最も多く朝鮮人を虐殺しました。

当時の日本は工業化が進み労働需要が高まっていました。日本の植民地下だった朝鮮で生活に困窮した朝鮮人が、たくさん日本に働きに来ていたのです。

この残虐な事件の背景には、日本人より低賃金で働く朝鮮人・中国人に対する、日本人の排外意識・差別意識がありました。(西崎雅夫編『証言集 関東大震災の直後 朝鮮人と日本人』ちくま文庫)

毎年9月1日に横網町公園の慰霊碑を訪れる人々は、この事件の犠牲者を追悼するとともに、今後絶対にこのようなレイシズム(人種差別)による悲劇を生まないことを心に誓っているはずです。

ところが、2017年からは、小池百合子都知事が、これまで歴代都知事が行ってきた追悼式典への追悼文の送付を取りやめました。 

また、追悼式典の同じ時刻、隣り合わせた場所で、差別団体「そよ風」が「慰霊祭」と称して、朝鮮人虐殺事件に関するデマ・ヘイトスピーチを拡声器で追悼式典に向けて放つという暴挙を行っています。これも三年続けて行っています。

そして、昨年9月以降、都は追悼式典の実行委員会による横網町公園の占有許可申請の受理を、3回にわたって拒否しました。さらに12月には、都は実行委員会と「そよ風」に、公園管理上支障となる行為は行わないことや、拡声器の使用制限といった条件を出し、条件を守らなければ式典の中止、今後の占有不許可に異存がないという趣旨の、都知事宛ての誓約書の提出を求めてきたのです。
 (詳しくは、実行委員会の声明をご覧ください。)https://blog.goo.ne.jp/nicchokyokai-honbu/e/f5b46a21aacefcb2fd39a84ba450fa1a?fm=entry_awp


このような不当が許されるでしょうか。「そよ風」はこれまで、静謐であるべき追悼の場を、デマとヘイトスピーチで汚し、妨害してきました。「慰霊祭」と称してはいますが、彼らの目指すのが、騒ぎを起こすことによって、朝鮮人犠牲者追悼碑を撤去させることであることは明白です。じっさい、「そよ風」は群馬の森の朝鮮人追悼碑も撤去させようと目論んでいます。

差別は許さないと言うべき行政が、差別団体にヘイトスピーチを行う場を与え、目の前でヘイトスピーチが行われていても、制止することもしないのです。さらに、小池百合子都知事自身が、追悼文の送付を取りやめ、差別者・歴史否認主義者にお墨付きを与えてしまっているのです。恥ずべき行為です。

小池都知事は、2010年に「そよ風」主催の集会で講演も行っており、差別団体と懇ろな関係にあります。このような人物に差別主義者を批判することはできないでしょう。

追悼式典は、このような条件をつけられずに、さらに妨害を受けずに行われるべきです。東京都は、追悼式典実行委員会に対する条件を撤回し、速やかに横網町公園の占有許可を出してください。

署名活動成功!

33,081人の賛同者により、成功へ導かれました!

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