障害者を差別する法制度をなくしましょう!日本スポーツ振興センター法などの改正を求めます
障害者を差別する法制度をなくしましょう!日本スポーツ振興センター法などの改正を求めます
この署名で変えたいこと
河村啓太くんは、脳性麻痺由来の重複障害をもっていました。2012年9月26日特別支援学校の給食事故で、24時間の医療監視・介護を要する最重度の重複障害を負いました。
独立行政法人日本スポーツ振興センター法は,学校での事故で障害を負った生徒に,上限3770万円の「障害見舞金」を支給します。が、啓太くんにはこの「障害見舞金」を給付しませんでした。理由は、事故前から1級の障害者であったこと,既存の障害と事故による障害とがおなじ神経系統の障害であることです。
啓太くんは,センターの決定が障害を理由にした差別的取扱であって,障害者の権利条約や憲法14条に違反すると裁判しました。高等裁判所は啓太くんが給食事故によって新しく「日常生活の在りようを一変させるほど重大」な後遺障害を負ったとし,近親者への慰謝料をふくめ「障害見舞金」の上限額をこえる損害を認めました。それでも「障害見舞金」は認めませんでした。*
「障害見舞金」は,障害の有無にかかわらず,あらゆる生徒に対して平等に補償されるべきものです。平等で公正な法制度に変えなければなりません。
学校事故だけではなく,交通事故,労災事故でも,障害を生物学的に見て,社会生活上の障壁の有無・程度を考慮しない、障害者差別をくり返しています。
これらの法制度の改革に賛同するご署名をお願いします。
You Tubeに解説動画がございますので、そちらもご確認ください。https://youtu.be/QNz_HRjnN78
★原画協力 漫画家 平本龍之介さん★
署名実施団体のホームページにも、署名用紙を準備しております。https://kaeru2.jimdofree.com/%E7%BD%B2%E5%90%8D/
*福岡高等裁判所平成30年(ネ)第651号損害賠償,障害見舞金支払請求事件令和2年7月6日判決