総合診療専門医研修をもう一度、「専攻医」のためのものに!

総合診療専門医研修をもう一度、「専攻医」のためのものに!

開始日
2020年5月31日
署名の宛先
日本専門医機構 (総合診療専門医検討委員会)
現在の賛同数:913次の目標:1,000
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 徳田 嘉仁

 日本専門医機構主導による総合診療専門研修が2018年度より開始され、2年が経過しました。 その間、機構内で専門研修内容について種々の検討がなされているということは重々承知しております。

 しかし、総括責任者や専攻医など実際にプログラムを運営している関係者に伝わってくる内容は極めて少なく、また耳を傾けていただける機会も乏しく、全国のプログラム関係者を置き去りにしているといっても過言ではない機構の体制に対する不満は、日々増していく一方です。

 例えば、専攻医個人が記入しなければならないオンライン研修手帳 J-GOAL ですが、すでに専門医機構主導での研修が2年以上経ってようやく公開されたものの、その後1ヶ月以上経ってもログインすら出来ない指導医が多数いたままです。また総合診療版J-OSLERにおいても、総括責任者や後から追加申請した内科指導医、実際に記入しなければならない総合診療専攻医に対して、具体的な使用法の説明もなされておりません。

 さらに経験省察研修録(ポートフォリオ)の形式変更についても、指導医/専攻医への説明や合意なき決定であり、現場の声を十分に反映しているとはとても思えません。公開されている議事録には、従来の形式に相当するタイプAが消失し、2020年度からタイプBだけとなった経緯の記載が一切なく、どのような議論がなされどういった意思決定プロセスを踏んだのかも全くもって不透明です。そもそも、2020年1月以降の議事録が公開されていません。(2020年5月29日0時30分現在)

 そして今年度は、総合診療専門研修が開始されて初めて研修を修了する専攻医が現れる年度にもかかわらず、未だに専門医試験の内容や提出書類の評価方法に関する情報が明示されていないままです。

 このような不透明な部分があまりに多く残されているにも関わらず、責任ある立場の方から直接、総括責任者・指導医・専攻医に対してこの2年間一度も直接対話するという機会はありませんでした。また「主役」であるはずの専攻医の意見が反映されない委員会構造は、全く納得のできないことです。

 我々は将来のある若い医師のキャリアを守っていかなければいけない責任を持っております。また、今まさに総合診療医を目指し学んでくれている専攻医が「選んでよかった」と、"今すぐ"思ってもらえるよう、早急な専門医機構の改革が必要と考えています。

 そこで、我々は以下のことを要望します。

  1. 2020年9月30日までに、全ての希望する総合診療プログラム専攻医に対して、オンライン開催で今までの経緯を専門医機構が説明する機会を設けること
  2. 2020年度内に、総合診療専門医検討委員会に専攻医の代表数名を加え、専攻医の意見を反映すること
     

 一刻も早く、心の底から 「総合診療医を目指して良かった」と 思える日がくることを目指して

我々は

専門医機構総合診療委員会の “Change" を

今すぐ希望します

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現在の賛同数:913次の目標:1,000
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意思決定者(宛先)

  • 日本専門医機構 総合診療専門医検討委員会