天草市立河浦中学校は、全校保護者参加の『いじめ調査委員会』を設置し、1年間「いじめ」の被害を訴え続けている女子生徒を救済せよ!

天草市立河浦中学校は、全校保護者参加の『いじめ調査委員会』を設置し、1年間「いじめ」の被害を訴え続けている女子生徒を救済せよ!

開始日
2019年10月2日
署名の宛先
田中新作 (天草市立河浦中学校 校長)2人の別の宛先
このオンライン署名は終了しました
278人の賛同者が集まりました

この署名で変えたいこと

署名の発信者 いじめ撲滅.COM

 

  • 被害の訴えを退ける体制ではいけない

 

令和元年9月7日、熊本県天草市立河浦中学校所属の中学3年生、女子生徒Aから、「いじめ」の相談がありました。

女子生徒Aによれば、「いじめ」が開始されたのは約1年前。
複数の男子生徒から、「早く死ね」「早く自殺しろ」「こっち見てくんな、殺すぞ」などと日常的に脅され、更には、幼少期より患っている『場面緘黙症』の症状について「障害者」「話さないのが一番迷惑なんだよ」「話せないなら特別支援学級に行け」などと批難されてきたそうです。

同じ男子生徒たちから中傷されたと訴えている別の女子生徒Bも、女子生徒Aが「いじめ」の被害にあっている現場を度々目撃したと証言しています。

また、女子生徒AとBは、「いじめ」が開始された当初から副担任と学年主任に何度も相談をしてきたそうです。

この事を裏付ける、副担任から女子生徒Aに送られた手紙や、当時配布された「いじめ」を題材とした学校通信が見つかっています。

その後、女子生徒Aは、男子生徒たちに聞き取り調査をした担任教師から

嘘を吐いていると目線を外すものだが、あれは嘘を吐いている目ではなかった。自分は、これまで色んな生徒を見て来たので、嘘を吐いているか、吐いていないかは解る。

と言われ、更には、副担任や学年主任からも親身に話を聞いて貰えなくなり、自殺を計画し遺書を書き集合住宅の最上階から飛び降りる寸前まで追い込まれたそうです。

この当時の女子生徒Aの精神状態を裏付ける遺書自殺の計画メモ男子生徒や教師たちから言われた言葉を記録したメモ書き、1年間いじめの被害を受け続けてきた事が伺える女子生徒BとのLINEのトーク履歴も見つかっています。

 

  • 隠蔽が出来ない体制でなければならない

 

現在、彼女たちは「いじめ」を理由として、学校を欠席しており、辛かった日々の記憶に苦しみながら、毎日を自宅で過ごしています。

このように、「いじめ」をなかった事にされ、誰からも謝罪をされず、総括もされない、いじめ被害者は、数多く存在します。

何故ならば、学校にも、子供にも、「いじめ」の事実を明らかにする事が出来ないからです。

子供は、証拠を残すにも学校の許可が必要だと考え、学校は、疑いが掛かっている生徒の保護者から「自白の強要」や「プライバシーの侵害」を理由に訴えられる事を恐れます。

実際に、女子生徒Aは、学校にボイスレコーダーの持ち込みについて許可を求め、学校は、他の生徒のプライバシーを侵害する恐れがあるとして禁止しています。

また、女子生徒Bは学年主任から、「男子生徒たちがAの悪口を言っているのを聞いても、Aには言わないように」と口止めされたと証言しています。

学校は、被害の訴えを受けても、明白な証拠が出て来ない場合は、被害を過小評価したり、あるいは、市教育委員会に報告もせず被害の訴えを退けようと考えます

そこで、当方は、天草市長、天草市教育委員会、河浦中学校に対して、第三者調査委員会の設置と「保護者会の開催」及び「保護者による聞き取り調査」を要請しました。

責任を問われる立場にある学校が、情報を集約する権限を持っていれば、都合の悪い情報が隠されてしまうのは当然です。

逆に、保護者たちが、学校と「いじめ」に対処する権限と責任を分かち合えば、学校が隠蔽を図る必要はなくなる筈です。

また、子供たちも、教師には話せなくとも、親にならば安心して話せることもあるでしょう。

そして、何より、保護者全体で情報を共有する事で、より多くの情報が得られる筈です。

しかしながら、河浦中学校の校長は、全校保護者会の開催については「それは出来ない」と明言し、学年保護者会の開催については「検討する」として、回答を先送りにしています。

男子生徒たちの「いじめ」を裏付ける証言が出てきた場合、それまでの調査の不備を指摘され、責任を問われ兼ねないからです。

 

  • 忖度が働かない体制でなければならない

 

また、河浦中学校は、全校生徒の人数が100名足らずの小さな学校で、1学年1クラスしかありません。

したがって、学年(クラス)の保護者会となると、中立な立場で意見を述べる事が出来る保護者が、ごく限られた人数となってしまい、主犯格や観衆(「いじめ」をはやし立てる者)として名前が挙がった子どもたちの保護者に、容易に忖度が働くようになってしまいます。

「いじめ」の場合、被害を訴えている側の保護者は少数です。

そのような環境で保護者会を開催しても、「いじめ」に関与した疑いのある子を持つ「多数の保護者」によって、被害を訴えている子を持つ「少数の保護者」の訴えが、数の力で押し潰されてしまいます。

「いじめ」について開催される保護者会は、当事者に置かれていない生徒の保護者で多数を占めていなければなりません。

 

  • 結論

 

そこで、天草市長、天草市教育委員会、河浦中学校に対して、

  1. 全校保護者会の開催
  2. 全校保護者が参加の『いじめ調査委員会』の設置

を求めるため、署名活動を行うこととしました。

河浦中学校を『いじめを解決できる学校』に変えなければ、悪しき前例となり、新たな被害者が必ず生まれます。

そして、何より、被害を訴え続けてきた女子生徒AとBを、このまま見捨てるわけにはいきません。

全校保護者会の開催」と「全校保護者が参加の『いじめ調査委員会』の設置」に、ご賛同頂ける方は、是非とも署名にご協力をお願い致します。

この作戦を、いじめ解決の前例とさせて下さい。

 

令和元年10月2日

いじめ撲滅.COM 代表 普津澤峻

このオンライン署名は終了しました

278人の賛同者が集まりました

このオンライン署名をシェア

このオンライン署名のQRコードです。スマートフォンなどの画面上で表示させるほか、ダウンロードしてチラシやポスターなどの印刷物に使うこともできます。QRコードをダウンロードする

意思決定者(宛先)

  • 田中新作 天草市立河浦中学校 校長
  • 石井二三男 天草市教育委員会 教育長
  • 中村五木