東京都府中市に情緒障害支援学級の早期設置をおねがいします

東京都府中市に情緒障害支援学級の早期設置をおねがいします

開始日
2022年3月25日
現在の賛同数:508次の目標:1,000
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この署名で変えたいこと

※陳情内容を実態調査に変更いたしましたことから、オンライン署名は提出できないこととなりました。

ご協力いただいた皆様ありがとうございました。今後、直筆署名などお願いする場合はご連絡させていただきます。

6月15日市議会で実態調査をお願いする内容で審議されます。

ご協力ありがとうございました。

何かございましたらnextgrowup@gmail.comまでお問い合わせください。

◆情緒障害を知っていますか?

情緒障害は、情緒の現れ方が偏っていたり、現れ方が激しかったりする状態を、自分の意志ではコントロールできないことが継続し、学校生活や社会生活に支障となる状態のことです。自分の気持ちを言葉にすることが苦手なことから他人との意思疎通や、他人の気持ちを理解することに困難さを抱えており、一般にその年齢に求められる程度に至っていなかったり、学習障害があることによって特別な配慮が必要な児童や、感覚過敏によって社会生活が難しくなっている状態です。

◆情緒障害支援学級が必要なわけ

自閉症・情緒障害支援学級とは、知的障害のない自閉症または情緒障害(選択制緘黙)がある児童が対象です。通常の学級と同様の教科指導に加え、障害による学習上や生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度・習慣を養うための自立活動を指導します。特性の背景を教員が知ったうえで、丁寧な教材の作成や、体をつかった学びをとりいれた指導などが必要になります。

◆知ってほしいわたしたちのこと

わたしたちは、府中市に、「情緒障害の子どものための特別支援学級
を設置してほしい」と願う市民です。発達障害の子どもの中には、自
閉症の他、感覚過敏、学習障害、多動、不注意等の障害のために、知
的障害を伴わなくても定型発達児と同じ大人数学級での学習が難しい
子どもが多くいます。

そのような子どものために設置されるのが「情緒障害特別支援学級」
で、主に、知的障害を伴わないが少人数の環境が必要な子どものため
の固定学級です。カリキュラムは通常の学級と同じことが多く、成長
により通常学級への移籍も可能な点が、知的障害特別支援学級と大き
く異なる点です。

府中市には、知的障害の子どものための支援学級は小学校 6 校・中学
校 3 校に設置されていますが、情緒障害の子どものための支援学級が
1 校もありません。

必要な支援が受けられない子どもが不登校になってしまったり、やむ
を得ず知的障害特別支援学級に通学している状況です。発達検査の数
値(IQ)が基準より高い(知的障害ではない)ために、知的障害特別支援

学級にさえ希望しても入れてもらえない子どももいます。府中市の小
中学校には、居場所が無いのです。

◆届かない、保護者の声

府中市特別支援教育計画第 2 次推進計画(平成 26 年度から平成 30 年
度)以降、第 3 次推進計画(令和 2年度から令和 4 年度)にも「情緒障害
特別支援学級設置を検討する」と明記されてはいるものの、複数の市
民が、市長への手紙や市議会にて要望を出しても、教育委員会からの
回答では、「情緒障害等の児童・生徒については、通常の学級及び小
・中学校に設置している特別支援教室で対応している」こと、

「通常の学級においても教科指導におけるユニバーサルデザイン化を
進めるとともに、特別な支援などが必要な場合には担任や学習支援に
よる個別の対応や合理的配慮支援員による個別支援を、他の自治体に
先駆け導入しており、他の自治体に比べても充実した支援体制がある
」ことを理由として「情緒障害特別支援学級の設置についての検討は
無い」との回答でした。

しかし実際は、情緒障害の子どもに対して学習支援員や合理的配慮支
援員が希望しても配置されないことが多く、配置されたとしても1日
数時間しか認められません。また、聴覚過敏などの感覚過敏のある子
どもにとっては、支援員配置有無に関わらず大人数の学級の中に入る
ことさえできず不登校になっています。特別支援学級が知的障害支援
学級しか設置されていない府中市の現状では、人数の多い通常学級や
週 2時間の特別支援教室の整備だけでは、少人数の環境が必要であり
、かつ知的障害を伴わない子どもの居場所がありません。

◆近隣の市から取り残される府中市

障害者差別解消法第7条2項では、「行政機関等は、障害者から社会的
除去の実施について必要としている旨の意思表明があった場合におい
て、(中略)障壁の除去かつ合理的な配慮をしなければならない」

とあります。近隣の市では、多摩市では 7~12 歳、人口 5,899 人(令和
4 年 3 月 1 日現在)のところ 4 学級、東久留米市では同年齢人口
6,808 人(令和 3 年 12 月 1 日)のところ 2 学級、その他、国立市、日
野市、国分寺市等にも、知的障害特別支援学級とは別に、情緒障害特
別支援学級が設置されています。府中市の同年齢人口は、14,238 人(
令和 4 年 3 月1日現在)であり、単純計算で多摩市の 3 倍の需要があ
るのにもかかわらず、実態把握さえ行われておりません。

「障害のある児童・生徒数の将来推計」(文部科学省)の結果から、将
来的にも情緒障害特別支援学級の利用者の増加が府中市でも見込まれ
ます。

府中市内では、情緒障害特別支援学級が無いために、持ち家であって
も他市への転校を考える保護者も複数おり絶望しています。

この間にも、子どもたちは義務教育期間を終えてしまいます。すべて
の子どもが最適の環境で教育を受けられる、住みやすい府中市にして
ほしいと願っています。

この署名が集まったら、府中市への陳情書に添えて提出する予定です

どうか、この考えにご賛同ください。

この署名をできる限り拡散してください。

お願いします。

 

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/smph/kyoiku/mokuhyou/shisaku/shienkyoshitu/tokubetu.html

府中市ボランティア団体・福祉団体・プラッツ登録市民活動団体

ねくすごぐろーあっぷ

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