「ALPS処理水」の海洋放出を直ちに停止することを求める署名

「ALPS処理水」の海洋放出を直ちに停止することを求める署名

開始日
2023年12月18日
署名の宛先
現在の賛同数:8,305次の目標:10,000
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【この署名の趣旨】
東日本大震災・福島第一原発事故から13年近くが経過しようとしています。いまだに避難生活を強いられている多くの人々がいるにもかかわらず、日本政府は「脱炭素」を理由に、再び原子力推進施策に舵を切りました。
福島第一原発の燃料デブリに触れた水を処理した「ALPS処理水」の海洋放出が強行されています。
この「ALPS処理水」には、処理しきれない放射性物質が含まれています。「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」と約束したことを反故にし、福島県漁連をはじめとする福島県民、そして全国、全世界の人々から反対や懸念があったにもかかわらず、「廃炉のためには海洋放出は仕方がない」と、さらなる放射能汚染を一方的に押しつけるやり方は、決して許されません。
拙速な海洋放出ではなく、放射性物質除去の技術開発を進めながら、その間は放射性物質のモルタル固化や陸上保管等、放出ではない他の方法の十分な検討と検証が必要です。安易な「海洋放出ありき」ではありません。
福島第一原発からは事故により既に大量の放射性物質が放出されました。そして今なお、「ALPS処理水」の他にも様々な経路から多くの放射性物質を大気と海に放出しています。それにもかかわらず、タンク内で管理できている放射性物質まで放出するというのは言語道断です。
私たちは、海でつながる世界すべての人々が、原発事故により放出された放射性物質に脅かされることのない、安全な生活の実現を望みます。海は人間だけのものではなく、海に棲む全ての生物の命の源です。自然環境をこれ以上壊さず、人と自然が共生できる持続可能な暮らし、漁師が安心して漁ができ、世界中の人々が海産物を食べたり、海で遊んだりすることに不安を感じない暮らし、だれもが笑顔で安心して、子どもを育てられる暮らし、を私たちは望みます。


そのために、以下のことを要請します。


要請事項 「ALPS処理水」の海洋放出を直ちに停止してください。

 

呼びかけ団体

福島県平和フォーラム
原子力資料情報室(CNIC)
原水爆禁止日本国民会議(GENSUIKIN)

 

ミライノウミプロジェクトでは、わかりやすいアニメーション動画を作成し、YouTubeにて公開しています。是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

YouTube:ALPSで処理しても汚染は汚染〜海を汚さないで!

 

汚染水を止めたいと願うわたしたちが、「ALPS処理水」と表現する理由。

昨年より強行されている「ALPS処理水」の海洋放出は、2月に4回目の放出が予定されています。過去3回に比べると放射性物質の濃度が高いものが放出されるのではないかという情報もあります。この「ALPS処理水」は、放射性物質の残る汚染水であることは間違いありません。今回の署名用紙において、「ALPS処理水」という表記を使用したのは、提出先として「内閣総理大臣」と記載し、日本政府に対して海洋放出を直ちに停止するという、具体的行動を求めていることから、あくまでもかっこ付きでこの表記を使用したものです。署名用紙の趣旨にも記載した通り、私たちの認識は変わっていないことを、改めて確認させていただきます。
一刻も早くこの海洋放出を停めるために、多くのみなさんのご協力をお願いします。

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現在の賛同数:8,305次の目標:10,000
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意思決定者(宛先)