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ZHAPキャンペーン、いよいよ第二ラウンドへ！

２０２０年５月、沖縄県庁で記者会見をして本格的にスタートしたZHAP(ZENKO辺野古反基地プロジェクト)は、いよいよ第二ラウンドに入ります。第一次署名は、「DSAとの国際連帯の力で辺野古を止めろの声を米政府へ！」というキャンペーンへの賛同を国内外で集めてきました。国内外から集まった9007筆の賛同署名は、今年３月の玉城デニ―沖縄県知事の訪米時に対面での面会をしたDSAのアレクサンドリア・オカシオ＝コルテス米下院議員の事務所に届け、辺野古NOの声を連邦議会議員に広げるのに役立ててもらうよう要請しています。

第二次署名では、「台湾有事」NO！沖縄戦を繰り返すな！国際連帯で琉球弧の軍事要塞化、辺野古新基地を止め、対話で平和を！と呼びかけ、以下の４項目を米国大統領に対して要請します。

１) 「台湾有事」を想定した、日米一体の軍事演習、基地の共同使用、全国のミサイル基地化を中止すること。

２）辺野古新基地建設を断念するとともに、普天間基地は即時閉鎖・撤去すること。

３）アジア太平洋地域のNATO化、対中国緊張激化政策ではなく、地域関係諸国との徹底した平和外交による緊張緩和と軍縮をめざすこと。

４）普天間基地周辺のみならず全国の米軍基地周辺で検出されているPFAS（有機フッ素化合物）による汚染状況を調査し、米環境保護局（EPA）基準で評価すること。

どうぞ職場、地域、そしてオンラインで国内外に拡大拡散してください。よろしくお願いします！

2023年６月　ZHAP事務局より

＊　＊　＊

「台湾有事」 NO ！沖縄戦を繰り返すな 国際連帯で琉球弧 の軍事要塞化 、 辺野古新基地 を止め、対話で平和を！

日米両政府は「台湾有事」を想定し、琉球弧(南西諸島)の島々で大規模な合同軍事演習を繰り返し、長距離ミサイルの配備により、対中国の軍事的緊張を一層高めています。
住民の避難が不可能な島嶼部で日米一体となり展開されるEABO（機動展開前進基地作戦）等の軍事作戦は、国際人道法上の「文民保護」、「軍民分離」の原則を無視した違法なものであり、作戦は撤回すべきです。島々に暮らす約150万の人々の命と暮らしが戦争の危機にさらされています。
また際限のない軍拡競争が戦争につながることは歴史が証明しています。住民の4人に1人が犠牲となった沖縄戦の悲劇を繰り返してはなりません。ひとたび武力衝突が起きれば沖縄のみならず、日本全国に存在する軍事基地が攻撃目標となり、戦場となります。
今こそ徹底した平和外交による緊張緩和と軍縮へと舵を切るべきです。

また米海兵隊普天間基地の“代替施設”として建設している辺野古新基地は構造上、環境上、人権上様々な問題があり即時中止・撤回すべきです。
水深90ｍもの深さに存在する軟弱地盤により地盤改良工事は不可能です。そのため、完成しても震度2程度で護岸の大半が崩壊します。
絶滅危惧種262種を含む5300種を超える生物が棲息し、HopeSpot（希望の海）として指定された豊かな海が破壊されてしまいます。
沖縄の人々が選挙、住民投票などで何度も示してきた辺野古「反対」の民意を無視して、工事が強行されています。1996年のSACO合意が約束した「数年以内で普天間閉鎖」から既に四半世紀が過ぎています。
最近では普天間基地の周辺でPFAS（有機フッ素化合物）による汚染が明るみに出るなど、地域住民の基地被害が拡大しています。辺野古新基地断念、普天間基地の即時閉鎖・撤去以外に真の解決策はありません。

以下、要請します。

（要請事項）

１)「台湾有事」を想定した、日米一体の軍事演習、基地の共同使用、全国のミサイル基地化を中止すること。

２）辺野古新基地建設を断念するとともに、普天間基地は即時閉鎖・撤去すること。

３）アジア太平洋地域のNATO化、対中国緊張激化政策ではなく、地域関係諸国との徹底した平和外交による緊張緩和と軍縮をめざすこと。

４）普天間基地周辺のみならず全国の米軍基地周辺で検出されているPFAS（有機フッ素化合物）による汚染状況を調査し、米環境保護局（EPA）基準で評価すること。

 ◆ZHAP(ZENKO Henoko Anti-base Project：全交辺野古反基地プロジェクト)
［E-mail］zenkoweb@gmail.com ［HP］https://zenko-peace.com/zhap
［所在地］東京都足立区千住関屋町8-82階電話090-1771-4150
大阪市城東区蒲生1-6-21 LAGセンター内電話090-8162-3004