茨城県の農業高校の生産物を無償提供することに反対します。

茨城県の農業高校の生産物を無償提供することに反対します。

開始日
2022年6月19日
現在の賛同数:28,785次の目標:35,000
声を届けよう

この署名で変えたいこと

 

水戸農業高校 農業研究部です。

2022年5月30日茨城県が発表した、農業高校の生産物無償提供の方針について、反対をし、この活動に賛同する方を求めています。

 

農産物の販売を取りやめる、茨城県の方針は、5月30日にあった知事の定例会見で明らかになりました。

茨城県によれば、2021年7月に県内の高校で出荷された原乳に雑菌が混じるトラブルがあったと説明があり、トラブルの背景に、販売収入を学校運営にまわすため、「もうけなければいけない」という意識があったと主張しています。

 

このトラブルは、停電の影響で原乳の機械の電源が切れてしまったことが原因です。これを受けて学校では問題のおこらないように対策をし、茨城県に報告をしています。その後、安全を確認した上で原乳は出荷されています。(7月から翌年の3月まで)学校ではきちんと対策しており、トラブルは解決しています。

事態が変わったのは2022年3月末です。

県教委の説明によると、2022年3月末に各農業関連高校へ伝達し、これまでの販売という形ではなく、無償提供とする方向で、市町村や企業との調整をはじめるようにと指示され、販売がストップされました。

このことは5月14日に生徒に伝えられました。(水戸農業高校)それ以降は、新聞の報道に詳しく載っています。

 

市町村や企業とのインターンシップの協定は、すでに有償販売をしながら実現できています。すでに形になっているものを無償にする意味がわかりません。

品質の良い商品をつくる意識は、生徒全員が持っています。しかし、必要以上にもうけなければいけない意識は、私たちにはありません。

とても納得できる内容ではありませんでした。

 

 

私たちが反対する理由です。

・農業は生産、加工、販売の一連のながれを通じて学びます。販売なくして学びは完結しません。

・プライシング、マーケティングを学び、アントレプレナーシップ精神を高めるために、販売は必要です。

・地域に愛される、水農ブランドを守ることは、地域を活性化させることに繋がります。

・失敗は改善することが大切です。失敗を反省し乗り越えていくことが学びです。

・価値を提供することは、この先、生きていく上で必須です。無償提供は農業の未来を潰すことに繋がります。

 


私たちの声を届けなければ

このまま農業の未来が変わってしまいます。

そのために、署名活動を行います。

いただいた署名は、茨城県に提出します。

 

未来を変えるために、みなさんのお力をお貸しください。

220530知事定例記者会見における発言要旨

220531農業高の産品販売中止 茨城県教委 無償提供に転換

220614 農業高販売中止 有償提供維持求める 自民政調会が勉強会 茨城

220615 販売継続を検討 農業高販売中止で茨城県教委

 

 

 

 

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現在の賛同数:28,785次の目標:35,000
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