日本大学アメリカンフットボール部廃部の撤回を求めます。

日本大学アメリカンフットボール部廃部の撤回を求めます。

開始日
2023年11月28日
署名の宛先
林真理子 (日本大学理事長)
署名活動成功!
30,714人の賛同者により、成功へ導かれました!

この署名で変えたいこと

署名の発信者 fkng TKMA

このたび、日本大学アメリカンフットボール部(通称フェニックス、以下日大フェニックス)の部員による大麻所持、使用事件、相次ぐ学生の逮捕などにともない、日本大学は同部の廃部を決定しました。

事件の重大さを鑑みれば、そのような決断に及んだことには理解を示しつつ、しかしやはり長い目で見た場合の学生の教育という観点から、「廃部」という結果ではない、別の道を選択することを要望いたしたく、デジタル署名活動を行うことを決断しました。

ここに、「日大フェニックス廃部」の社会的意義について私見を申し述べます。

日大フェニックスには選手、マネージャー、トレーナーなどのスタッフを含め、総勢で120名ほどの部員が在籍しているそうです(報道により部員数が明らかになったので数字を修正しました)。有名な篠竹幹夫監督の時代から、日大フェニックスはアメリカンフットボールを通じた人間教育に重きを置いた指導をしてきたと思われます。その伝統は今にも受け継がれ、時代に合わせた形で人間教育をしてきたのでしょう。そのような意味において、日大フェニックスは120名の若者たちの学舎(まなびや)であり、120名の若者たちが集う「核」となっているチームを解散するということの社会的損失は非常に大きいでしょう。

もとより日本は人口減少という大きな問題を抱えています。地球温暖化などの地球規模の課題を解決していくためにも、これからの若い世代をしっかりと育て、社会へと送り出すということは、今を生きる大人世代の責務だと思われます。これまで、日大フェニックスには問題があったことでしょう。しかしこれだけ多くの若者が集う場を社会からなくしてしまうことよりも、存続させて改革を図ることの方が、彼ら学生の生涯にとっても、そして日本社会にとっても、大きな意味があるはずです。「出来の悪い子は追い出してしまえばいい」という姿勢ではなく、視座を高く持ち、長期視点で考えるべきです。大学の社会的なレピュテーションを考えれば、いま廃部にしてしまうことは簡単かも知れません。しかし一度根絶やしにしたものは二度と再生しません。120名の若者が目標をひとつに持ち、打ち込むものを持てるという環境を、今からゼロから作り上げることの困難さ、人的、社会的コストを考えれば、日大フェニックスは大学にとっても、フットボールの世界にとっても、そして社会にとっても、大きな財産であるはずです。廃部にするのではなく、もういちど立て直すということに向き合い、フットボール界や社会全体で若者の成長を見守る姿勢を保つべきではないでしょうか。

そのような観点から、日本大学に対して、アメリカンフットボール部廃部の決定を撤回していただけるよう、署名を集めます。集まった署名は林真理子理事長もしくは、然るべき大学の方に提出いたします。

廃部の手続きが履行され、部員たちがいなくなってしまえば、再生への道は閉ざされます。時間がありません。一人でも多くの方に趣旨をご理解いただき、賛同いただければ幸いです。

 

12月3日追記

皆様、ご賛同、拡散、ありがとうございます。

お陰様で、わずか4~5日で27000の署名が集まっております。心から感謝いたします。明日、4日には記者会見が開かれる予定ですので、その様子を見て今後の判断をしたいと思いますが、私たちは高い視座と長期的な視野を持ち、言葉の切り取りなどによる印象に一喜一憂することなく、日本大学によるアメフト部の「廃部」という短絡的な判断に対して、再考の声が多数あがっているという事実を届けられればと思っております。

若者の間での薬物の蔓延は、日大アメフト部だけの問題ではなく、我々が暮らす日本社会全体の問題であり、誰にとっても他人事ではないはずです。もしかしたら、アメフト部という組織があったから顕在化できただけで、見つけ出すことのできない蔓延が様々な場所で広がっている可能性もあります。

薬物や現代の若者の置かれる環境などについて、社会全体で自分ごととして考える必要があると思っております。様々なお考えがあると思いますが、皆様、引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。


12月7日追記

皆様、お世話になっております。たくさんのご賛同をいただき、ありがとうございます。先日、日本大学の会見があり、また、昨日は学生たちへの「廃部への経緯」などが説明されたと報道にありました。
今後、どのように進展するかわかりませんが、ひとまず30000人を達成したところで署名を締切り、然るべきタイミングで再び日本大学側に提出しようと思います。
あと少し、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

12月8日追記

皆様、お世話になっております。たくさんのご賛同をいただき、ありがとうございます。昨日書きました通り、30,000署が集まった段階でいちど区切ろうかと思ったのですが、今、いつのタイミングで日大に提出すべきか、状況を見ております。それまでの間、まだ賛同していただける方の数が増えそうですので、このまま署名活動をつづけさせていただきます。提出する際にはまたご報告させていただきます。皆様、本当にありがとうございます。

署名活動成功!

30,714人の賛同者により、成功へ導かれました!

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意思決定者(宛先)

  • 林真理子 日本大学理事長
  • 井上由大 日本大学競技スポーツ部長