感染症防止対策として釧路市の小中学校等でお湯で手を洗えるように、温水器の設置を求めます

感染症防止対策として釧路市の小中学校等でお湯で手を洗えるように、温水器の設置を求めます

開始日
2021年9月5日
署名の宛先
蝦名大也 釧路市長
現在の賛同数:223次の目標:500
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 齋藤 邦之

真冬に痛いくらいの冷水で手を洗う子供たちがお湯で手洗いできるようにしてほしい!

 

※はじめに、本キャンペーンにおきまして、賛同後に表示される寄付金・支援金は集めておりません。ご賛同・ご署名のみをお願い致します。

 

はじめまして、北海道釧路市に住んでいる齋藤と申します。私には小学三年生と一年生の二人の息子がいます。

 

釧路市という北国での子供たちの手洗いの現状

息子たちの通う小学校ではコロナ禍以降、感染防止対策としてこまめな手洗いが推奨されています。登校時や授業の後、トイレの後、給食の前や帰りの会の前など一日に何度も水飲み場で手を洗います。水飲み場ではお湯が出る蛇口がないため、いつも冷水で手を洗うことになります。

釧路市は一年を通して冷涼な気候で有名です。冬は-10℃を下回る日もあり、一日を通して0℃を下回る真冬日が続く事もあります。当然そうした冬の日の水道水はとても冷たいのです。市で行った水質調査年報[※1]によると、令和2年度の2月には水道水の水温は3.6℃にもなります。人間は水温10℃の中では30分ほどで生命に関わる状態となるとも言われる中で、それを圧倒的に下回る冷水で手を洗わざるを得ません。

 

手洗い時には30秒以上流水で流す事が推奨されていますが、この冷水で30秒も手を洗う事は、大人でも本当に辛いです。手が痛くなるほどの冷たさなのです。今の子供たちは、こうした現状の中で、我慢してなんとか手を洗っています。

 

釧路市長、教育委員会への陳情

昨年(2020年)の6月頃、私は釧路市長さんと教育委員会へ、市内の小中学校等の学校施設への手洗い用の温水器の設置を個人的に陳情しました。しかし、帰ってきた答えは「学校職員やPTAへ聞き取り調査の結果、必要ではないという回答を得ました。そのため、現状通り冷水での手洗いを進めていきます。」という、冷ややかなものでした。聞き取り調査の中には実際に冷水で手を洗っている子供たちの声はありません。教職員やPTAが冷水で手洗いをしているわけではないのに、です。

その後、SNSで問題提起やこうした回答に関しての意見を述べていたところ、心ある市議会議員さんが独自に調査に乗り出し、議会への発信等をしていただきました。しかし2021年9月現在、特にその後の動きは聞こえてきません。

 

子供たちを守るために、学校施設への温水器の設置や既設設備を流用しての温水での手洗いを!!

衛生機器メーカー大手のTOTOさんから、今年の5月に「公衆トイレでの手洗いに水温の影響がある」というレポート[※2]が発表されました。これによると、20代から70代の大人でも、冷たい水ではしっかりとした手洗いはしずらく、温水の必要性が訴えられています。大人でもこうなのです。まして小さな子供は冷たい水で手を洗うことを嫌がります。手が痛くなるからと泣く子供もいます。でも、新型コロナをはじめとする感染症から子供たちを守るには、やはりしっかりとした手洗いが大切。だとしたら、真冬でもしっかりとした手洗いが出来る環境をつくる事で、子供たちを守ることができると考えています。

 

どうか、たくさんの方にこの問題に目を向けていただき、子供たちを、子供たちの小さな手を守っていただければと思います。たくさんのご賛同とご署名を、どうぞ心よりお願い申し上げます。

 

参考資料

[※1]:釧路市HP「水道水の水質」

 

[※2]:TOTO HP「日本の人々の公衆トイレでの手洗い等の調査」(第2回)結果公表
公衆トイレでの手洗いに水温の影響あり

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意思決定者(宛先)

  • 蝦名大也 釧路市長
  • 釧路市教育委員会