小説投稿サイト「エブリスタ」の会員規約「日本国外に在住の方は入会できません」を海外在住の日本人に対する「差別」とみなし、その削除を求めます。
小説投稿サイト「エブリスタ」の会員規約「日本国外に在住の方は入会できません」を海外在住の日本人に対する「差別」とみなし、その削除を求めます。
この署名で変えたいこと
「エブリスタ」は、日本国内に住んでいる人なら、基本的に誰でも参加できる小説投稿サイトです。数ある類似の投稿サイト(「小説家になろう」「カクヨム」等)の中で、海外居住者を排除しているのは「エブリスタ」だけです。
海外に住んでいる私達は、会員登録ができず、小説を投稿することも、主催されるコンテストに参加することもできません。このような処遇を廃することによって、楽しいネット環境で、自由に作品を発表できる場を作りましょう。
株式会社エブリスタは2010年設立。資本金8億円。2021年の売上高は8億8000万円を超えています。出資企業はNTTドコモと、DeNA(インターネット上のエンターテイメントサービス等をしている企業)です。どちらも社会的に影響力の高い大企業です。
「エブリスタ」にメールで問い合わせた結果、「国外で発生したトラブルや不具合等はサポート対象外となる。国外におけるサービスのご利用は控て欲しい」という主旨の返答を得ました。
筆者は海外に住んでおり、長年にわたり様々な類似の小説投稿サイトを利用していますが、トラブルや不具合が起こったことは一度もありません。ネットの状況も進化しています。
言葉の問題が起こるとも思えません。現在は個人所有のメールアドレスや携帯電話を持つ人がほとんどです。本人以外の日本語を話さない人が電話等に出ることは考えにくいです。
万が一問題が起こったら、その時に、対応できることとできないことを会員に知らせることも可能です。それが「エブリスタ」のサービスに影響するとは思えません。しかし、入会そのものを拒否するのは差別行為です。
フランス在住の作家、パリュスあや子さんの小説『隣人X』が、第14回小説現代長編新人賞を受賞しました。氏は新人賞の応募もその後のやり取りも、全てネットを通して行いました。海外に住んでいるからこそ実感できる移民問題について書かれています。
外務省の調査によると、なんらかの理由で海外に住んでいる日本人の数は135万人を超えているそうです。(2020年10月調べ)
海外に住んでいる小説家に対する差別を撤廃し、平等で健康なクリエーションを実現させましょう。
皆様のご協力をお願いいたします。
意思決定者(宛先)
- エブリスタ代表取締役社長 坂井風太、NTTドコモ、DeNA