【小山八幡神社】 マンション建設計画を中止し、樹齢100年を超える樹木の伐採を止めましょう!

ムーブメント:樹木を切らないで!

【小山八幡神社】 マンション建設計画を中止し、樹齢100年を超える樹木の伐採を止めましょう!

開始日
2023年5月27日
現在の賛同数:16,087次の目標:25,000
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この署名で変えたいこと

■小山八幡神社のマンション建設計画の概要
2023年5月、社殿の老朽化に伴い、修繕費用を賄えないことから、
境内にマンションを建てる計画が明らかになりました。

•70年の定期借地で東急不動産に土地(1466㎡)を貸し、
境内敷地(※駐車場除く&鳥居から内側の面積)の約半分の空間に、地上3階地下1階・30戸入居のマンション(高さ10m)を建てる

•築85年の社殿等の改修費用に約2億3000万円かかる(神社主張)
 ⇒なんと、8/8の質疑応答会で、「約3億4500万円かかる」と金額が引き上げられ、虚偽の説明をされ続けていました

 

 

■問題点①:鎮守の杜が失われる(残された樹木の倒木リスクが高まる)
・この計画が実行されると、樹齢100年以上の大木の多くが伐採され、これまで育んできた豊かな自然が失われてしまいます。
神社側は「樹木は半分以上残る」と述べていますが、現地調査の結果、樹木全体の約70%(本数)が伐採されてしまうことがわかりました。

 

 

 

・残された樹木の倒木リスクが高まる
 ・大木・中木の多くがなくなることで、自然災害時に、樹木1本あたりへの負荷が高まる
 ・マンションは地上3階・地下1階の計画であるため、樹木を支える根を痛めてしまう。根を痛めると倒木リスクが高まる
 ・ぶつ切りのような強い剪定方法は、樹木を支える根や幹を衰弱させる



■問題点②:マンション建設計画のおかしさ
・境内の約半分の空間(駐車場除く)にマンションを建てて、社殿・社務所は境内の約半分の空間(駐車場除く)に押し込められる。(建物面積はマンションのほうが多く)神社ではなくマンションが主役になってしまう
 ⇒神社を約2分の1に縮小する計画に、なぜ神社本庁は許可を出したのでしょうか?
    ⇒駐車場敷地をなぜ活用しないのでしょうか?

・マンション建設に至った理由である、神社整備費用2億3000万円の根拠が不明である
 ・我々が宮大工さんに見積を依頼した結果、社殿・社務所の改修は1億未満で済むことがわかった
 ・2億3000万円の見積の開示請求をしたが、神社から開示を拒否された
 ・氏子総代からは「既存配置のままの改修費用がいくらになるかの見積を取得していない」という発言があり、最初からマンションを建てることが前提になっている


■問題点③:氏子への情報開示の不在
・検討の段階で、氏子に一切情報を開示しないまま、契約した
氏子に情報を開示せずに決めたことは、神社の成り立ちを無視するものであり、非常に深刻な問題である
  ・神社の成り立ちとして、鎮守の杜は地域の共同体が作り、その中に社を作って宮司を入れた。つまり鎮守の杜は共同体のものであった。
  ・また、過去80年の中でも、氏子が寄付をして神社が存続してきたという歴史がある。本計画は、これまでの氏子の寄付や協力をすべてないがしろにするものである


■問題点④:収支改善努力が一切ない
保守管理料が毎年200~400万円程度かかっている。保守管理料=樹木剪定費であるとのことだが、樹木剪定をあまり行っておらず、本当にこれだけ金額がかっているのか、疑問が大きい。
小屋はいつも閉まっており、祭典収入を増やす努力が一切見られない。


■問題点⑤:過去の売却益の行方不明
約50年前に、約230坪の境外地を売却した歴史がある。多額の売却益はどこにいったのか。その金額が貯蓄されていれば、改修費用に充てることができたのでは?


■神社を守る提案
マンションを建てずに神社を守るには、既存配置のまま修繕することです。そのためには約5500万円の寄付が必要になります。
(※神社収支を黒字化できれば、寄付目標金額を4000万円に下げることが可能)

 

 

■社殿・社務所の写真

■7/15 我々の保存提案に対する、神社からの回答
7月15日、神社から「定期借地権付分譲マンションを活用した本事業を採用いたしました」「神社整備工事を着手します」と回答がありました。マンション建設を前提とした工事を開始するとのことで、我々の要望は全く受け入れられませんでした。

■8/1 我々の質問書に対する、神社からの回答書
我々より、2億3000万円の見積や社殿調査報告書の開示等を依頼しました。
氏子総代会からは、「7/15付にてご回答させて頂きました通り、本事業について着工を致しますので、その前提を覆すような質疑等についてはご回答を控えさせていただき、今後の神社運営について前向きな話し合いが可能となるものを中心にご回答申し上げます」という回答がありました。
下記質問に対する回答は一切ありませんでした。

  • 2億3000万円の見積書の開示
  • 社殿調査報告書の開示
  • 伐採対象の樹木一覧表の開示
  • 神社から品川区への一部公園化に向けた見積依頼 等

「曳家を行わない見積は取得していない」という氏子総代の発言があり、
マンション建設が前提の見積しか取っていないことがわかりました。

「着工する」ということを改めて明言されており、適切な議論が全くないまま、樹木伐採が始まるのではないか、と強く危惧しています。

■メディア情報
・5月31日号朝刊 東京新聞:https://www.tokyo-np.co.jp/article/253422
・6月1日放送 フジテレビ「イット!」:https://www.fnn.jp/articles/-/536590
・6月2日放送 フジテレビ「めざまし8」:https://www.fnn.jp/articles/-/537026

・6月7日放送 日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」:https://www.ytv.co.jp/miyaneya/article/page_kmxp9tdf6r3d1nbf.html


■5/27 最初の投稿
私たちは、品川区内で最も標高の高い地域「小山」、武蔵小山や西小山の地名の元となった「小山」に住んでいます。

そこには鎌倉時代に創立され、品川百景にも選ばれた小山八幡神社があります。

 

そこは地域住民と、品川区民の憩いの場として1000年愛されてきた、鎮守の杜。

品川区の天然記念物(樹木)や 樹齢100年から中には200年とも推定される樹木が沢山ある、小山八幡神社。

2023年5月9日、そんな大切な場所の樹木を伐採し、定期借家分譲マンション建設計画が急に発表されました。5月中旬より着工開始。そんな急な発表に地域住民は大変驚き、困惑しました。2022年の年末、境内の小さな掲示板に公告し、意見を募ったと建設プロジェクト側は主張します。法律に則った手順を踏んだ、と。

5月27日現在、この事を未だに知らない地域住民が多数いる現状です。

そんな現状からなんとか杜を守りたいと思い、有志たちでオンライン署名を立ち上げました。

この状況にメディアも黙っているわけにはありません。

私たちは1本でも伐採を止めさせて鎮守の杜を保存するよう、建設プロジェクト側に訴えかけてまります。一緒に止めれるようご賛同ください!

神宮外苑の再開発と同じく、地域の杜をみんなで守りたい。みんなで杜をつなげたい。

私たち有志はその一心で活動を続けます。

 

 

 

 

 

 

 

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