山梨県に飼い主のいない猫のシェルターを作ってください。

山梨県に飼い主のいない猫のシェルターを作ってください。

開始日
2024年1月31日
現在の賛同数:1,000次の目標:1,500
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 K H

現在私たちのグループだけで100匹ほどの保護猫がいます。
交通事故などで大怪我をして保護した猫が多く治療費は年間で4~500万円もかかっています。
保護数も医療費の金額もとても一般個人で対応できるものではありません。
飼い主のいない猫については行政が本気で取り組まなくてはならない問題だと考えます。 
飼い主のいない猫が保護や治療を受けられる制度、施設を希望します。

山梨県動物愛護推進員 坂本佳代

 

 

 

 

https://yamanekovn.com/

上記のWEBサイトから、LINEで友だち追加して住所・電話・メールアドレス・お名前を送っていただいても結構です。

よろしくお願いいたします。

以下、山梨県知事あての文書の内容です。

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⼭梨県知事  ⻑崎幸太郎 殿

⼭梨県における飼い主のいない猫の現状報告及び治療と保護を⽬的とする施設(シェルター)設置ほかの要望書

これまで県は猫の殺処分ゼロを⽬標とし様々な対策を講じてきた結果、⼭梨県動物愛護指導センター(以下、センターとする)の公式発表では殺処分は年々減少しているとされている。

これは⼤変喜ばしいことである。しかしながらその結果と共に発⽣している重⼤な問題についてはこれまで動物愛護推進員または個⼈ボランティアとして保健所、センター、県衛⽣薬務課に何度も報告や相談をしてきたが新たな対策は取られていない。
殺処分減少の要因はミルクボランティア制度や⾥親探し(譲渡)、啓蒙活動等はもちろんであるが、それ以上にセンターに持ち込まれる猫の数が減ったことにある。
⼦猫、成猫、病気の猫、怪我をした猫、⾼齢の飼い主が⼿放した猫などをセンターに持ち込まれる前にボランティアが引き取って保護や譲渡をしている。

その数はセンターで⾏っているミルクボランティア制度による⼦猫の飼育や譲渡数をはるかに上回る。そのためにボランティアの抱える猫は殺処分の頭数とは反対に年々増加している。重症の病気や怪我の猫の治療はセンターでは⾏なわないため⾼額の治療費をボランティアが負担して治療及び保護を⾏っている。その結果、現在ボランティア(団体、個⼈)が保有する猫の頭数は数千頭となり多頭を保有するボランティアは経済的負担や⽇常⽣活の犠牲などが⼤きくなり崩壊⼨前の状況に⾄っている。

TNR 活動も殺処分減少につながる⼤きな効果があり⼿術費⽤は県から補助されるようになった。しかし⼿続きは煩雑で市町村で異なり、費⽤は個⼈の⽴替払い、補助⾦額は⼿術費全額を満たさず、捕獲や病院搬送の⼈員・時間・捕獲器・⼿術前後の猫の保管場所・獣医師(TNR対応⼿術ができる)の不⾜、TNR 活動の回を重ねるほど治療や保護が必要な(病気や怪我でリターンができない)猫が増える。

⼀部⾏政が⾏っている TNR について猫の安全が確保されていないことがあり、担当部署の⾏政職員が動物愛護管理法・猫の習性・適切な飼育方・病気・TNRの正しい知識を持たず⼀般相談者への適切な指導や対応ができてないため⼿術を断念する例も多い、などの多くの問題があるため進みは遅く猫の繁殖⼒に追いついていないのが現状である。

県は地域猫活動も推進しているが実際⻑年活動してきたボランティアの経験では地域猫はほぼ実現不可能という⾒解である。不妊⼿術をしても猫がいるだけで迷惑に思う⼈、猫がいても良いが協⼒はできないという⼈、猫は絶対排除してくれと⾔う⼈、究極は虐待や殺傷をする⼈までいる。このような状況では地域猫は成り⽴たず、猫に危険が及ぶ可能性がある場合はその地域から猫を保護するしかない。これもボランティアが保有する猫が増える要因となっている。

このような現状を改善するため以下のことを要望する。

・現在最もひっ迫しているボランティア崩壊問題の解決のために飼い主のいない猫の治療及び保護のための施設(シェルター)の設置。

・施設設置は時間を要するため先⾏して病気や怪我の猫の治療費の補助。

・ TNR 活動を継続するため今後の⼿術補助⾦の継続と1頭あたりの⾦額の増額。

・猫についての相談に的確に対応するために担当部署には対応能⼒のある職員を配置する。(研修受講者や適切な資格、知識保持者)

・重症の怪我を減らすために警察に働きかけ違法罠(トラバサミ)や虐待の調査や取り締まり、法律の適⽤を確実に⾏なう。

・飼い主のいない猫問題を公的問題(地域環境、公衆衛⽣、教育福祉、動物愛護)と認識し、個⼈やボランティア任せではなく県が主体となって取組む。

・県は飼い主のいない猫問題について調査し現状を正確に把握し早急に対応、解決する。

以上

飼い主のいない猫に関わる個⼈及びボランティア⼀同
(代表 ⼭梨県動物愛護推進員 坂本佳代)

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以下、山梨ねこボランティアネットワークの関係者、また、繋がっている個人ボランティアからのみとったアンケートによる室内における猫の保護頭数です。調査期間は2023年11月25日から30日までの限定6日間の集計です。

他NPOや団体個人のボランティアが保護している頭数や、個人の方が拾ったり、もらったりして飼育している頭数は含まれていません。

 

 

 

 

 

2023年11月30日現在で、ボランティアにより1800頭以上の猫が保護されています。山梨県動物愛護指導センターに持ち込まれなかった数と言えます。

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