私たちは、青森県むつ市に建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設の運用に深刻な懸念を抱いています。事業者（リサイクル燃料貯蔵㈱）および親会社（東京電力HD）は本年７～９月中に柏崎刈羽原発から使用済み核燃料装填キャスクを搬出する方針を提起しました。しかし、その後どこへ移送するかは明らかにされていません。このままでは一度むつ市に持ち込まれた使用済み核燃料が「永久貯蔵施設」や「最終貯蔵施設」へと変わる可能性が高く、これは我々地元住民にとって大きな問題です。

さらに、再処理事業が未だ確立しておらず、核燃料サイクル計画自体が風前の灯である現在、下北半島全体が核廃棄物の投棄場と化す可能性があります。これは、地元住民の生活環境や健康に対する深刻な脅威です。

私たちは、この問題について真剣に考え、適切な解決策を見つけることを求めます。使用済み核燃料装填キャスクのむつ市への搬入反対を訴えるこの署名活動にご協力ください。