【緊急国際キャンペーン】地球を壊す「国際貢献」 日本のバングラデシュ・マタバリへの石炭火力輸出を止めたい!

【緊急国際キャンペーン】地球を壊す「国際貢献」 日本のバングラデシュ・マタバリへの石炭火力輸出を止めたい!

開始日
2022年1月5日
署名の宛先
住友商事株式会社
現在の賛同数:3,279次の目標:5,000
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この署名で変えたいこと

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署名発信者:Fridays For Future Japan「マイノリティから考える気候正義プロジェクト」及びFridays For Future Bangladesh

気候危機が深刻化する中、なぜ住友商事と国際協力機構(JICA)は、日本では許されないような規模の石炭火力発電所をバングラデシュに建てるのでしょうか?人権侵害と環境破壊を引き起こしている石炭火力発電事業を中止させるため、署名にご協力ください! ※現地の被害についてはこちらをください。

現在、住友商事などの日本企業がJICAの融資の下、バングラデシュに、石炭火力発電所を建設しています。この事業は、脱炭素という世界の潮流に反しているだけではなく、建設のために住民の家や仕事を奪い、日本では許されないような汚染を引き起こします。

バングラデシュは気候変動の被害を最も受ける国の一つです。彼らは二酸化炭素をほとんど排出していないにもかかわらず、気候変動の影響で家や仕事を失ったり、災害に巻き込まれたりしています。このような気候変動の被害を抑えるには、CO2排出量を2030年までに半分、2050年までにゼロにしなければならないと言われています。そのような状況で、世界で5番目に多いCO2を排出し、今も石炭火力発電所を新設している日本は、世界中から厳しい視線を向けられています。

・気候危機とバングラデシュ

バングラデシュの人々にとって、気候変動は生存の問題です。2020年5月に起こったサイクロンでは、約240万人以上が避難を強いられました。さらに同年8月には、国土の3分の1が浸水し、550万人以上が被災、105万世帯以上が浸水しました。水害は溺死だけでなく、感染症も引き起こします。海面上昇による塩害は、飲料水や、主要な産業の一つである農業にも影響をもたらします。バングラデシュでは、毎日1,000〜2,000人が、首都ダッカに移住しており、そのうちのほとんどが都市周辺のスラムに行きつきます。移住の原因は、多くが気候変動だと言われています。


・危機を加速させる石炭火力発電所

このような危機の中で、日本はバングラデシュで石炭火力発電所の増設をしようとしています。「マタバリ超々臨界圧石炭火力発電事業(フェーズ1)」は、日本政府及びJICAが「ODA(政府開発援助)」として融資し、住友商事などの「SDGs」を掲げる企業が受注しています。この発電所は、日本では許されないであろう環境汚染を引き起こします。平均的な日本の新規石炭火力発電所の21倍の二酸化硫黄、10倍の汚染粒子を排出する見込みです。フェーズ1事業のみによって、運用期間中に最大1万4000人の早死を引き起こすと言われています。そして、フェーズ2事業も計画されており、JICAが融資のための準備を行っています。

→私たちや世界の運動の成果として、フェーズ2事業は廃止になりました。しかしフェーズ1事業は依然として継続しております。さらなるプレッシャーをかけていきましょう!


・生活を破壊し、命を奪う日本の「国際貢献」

被害はすでに起きています。発電所の土地を得るために、現地の人々は家や仕事を失い、十分な補償を受けることができませんでした。エビや塩の養殖に関わっていた2万人以上の人々が職を失いました。

さらには、死亡事故も起きています。バングラデシュは地理的に水害が多く、その影響は気候変動によって深刻なものになっています。しかしマタバリ事業の工事が、洪水に対処するための排水システムを塞いでしまい、甚大な被害をもたらしました。2018年には、21の村が水浸しになり、5人の子どもが亡くなりました。また、通学中のボートが沈没し、7人の児童が重傷を負いました。このような事業が継続していいはずがありません。


・人権侵害と環境破壊を加速させる「マタバリ石炭火力発電事業」を中止にしましょう!

この事業を継続させてしまえば、バングラデシュの人々の生活や環境が直接的に破壊されるだけではなく、気候変動がますます加速してしまいます。マタバリ石炭火力発電事業の被害は、バングラデシュに留まらず、地球に住む全ての人々に降りかかります。それにもかかわらず、この事業に抗議する国際的な運動は、まだ不十分で、事業の中止は実現していません。バングラデシュでは、2016年に別の石炭火力発電所に対する抗議デモ中に4人が警官隊に射殺されました。地球を守るために、命の危険があるにも関わらず闘っているバングラデシュ現地の人々の運動に、世界中の運動が連帯する必要があります。グローバル・ノースとサウスの不平等な関係を乗り越える気候正義運動は、ここから始まります。


私たちの力で、「マタバリ超々臨界圧石炭火力発電事業」を中止に追い込みましょう!

国内外の賛同団体一覧

■キャンペーン・メンバー募集中!
このキャンペーンに携わるZ世代のメンバーを募集しています。キャンペーン第一弾の署名に始まり、これからさらなるアクションを計画していきます。アジアからの気候正義の実現を目指して、一緒に活動しませんか?下記のSNSからぜひ気候正義プロジェクトにご連絡ください!

■Fridays For Future Japan「マイノリティから考える気候正義プロジェクト」とはFridays For Future とは、2018年8月、当時15歳のグレタ・トゥーンベリが、 気候変動に対する行動の欠如に抗議するため、一人でスウェーデンの国会前に座り込みをしたことをきっかけに世界中に広まった若者のムーブメントです。私たち「マイノリティから考える気候正義プロジェクト」はFridays For Future Japanの中に発足し、移民・難民・女性・若者・貧困者・労働者などの立場から気候変動問題に取り組んでいます。2021年のメーデーには、自販機に飲料を補充するルートドライバーと連帯して「自販機ストライキ」を行い、自販機を減らして彼らの過重な労働環境を改善するとともに、二酸化炭素排出量を減らすことを求めました。現在はバングラデシュをはじめとするグローバル・サウスの国々と連帯し、マタバリ石炭火力発電事業を中止に追い込む活動などに注力しています。

【メンバー募集中】 FFF Japan「マイノリティから考える気候正義プロジェクト」ではメンバーを募集してます。 参加希望の方は、下記SNSのDMから連絡をください。

【SNSやってます!】

Twitter:https://twitter.com/fffjapan_cjfm

インスタ:https://www.instagram.com/fffjapan.cjfm/

note:https://note.com/fffjapancjfm0518/

リンクツリー:https://lit.link/fffjapancjfm

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  • 住友商事株式会社
  • JICA