「狭山事件」万年筆の鑑定と11人の鑑定人尋問を求めます

「狭山事件」万年筆の鑑定と11人の鑑定人尋問を求めます

開始日
2022年10月11日
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この署名で変えたいこと

東京高裁第4刑事部(大野勝則裁判長)に対して、万年筆の鑑定と11人の鑑定人尋問を求める署名にご協力をお願いします。

狭山事件の犯人とされた石川一雄さん(83歳)は事件から59年が経った今も、無実を訴え続けています。

今年8月29日、狭山事件の弁護団は東京高裁に対して、有罪の決め手とされた「万年筆」についてインク資料の鑑定とこれまでに提出した新証拠の鑑定人11人の証人尋問を求める事実取調請求書を提出しました。

足利事件、布川事件をはじめ、これまで再審で無罪となったえん罪事件では鑑定人尋問や裁判所による鑑定の実施など新証拠の事実調べがおこなわれています。

狭山事件で有罪の根拠とされた証拠のすべてが弁護側の科学的な鑑定により証拠価値を失っています。

私たちは、事実調べの実施を求めています。

万年筆インクの鑑定と11人の鑑定人の証人尋問を求める署名にご協力をお願いします。

 

■詳しくはこちら
11人の鑑定人が提出した新証拠「狭山事件 59年目の新証拠」

 

■狭山事件とは

1963年5月1日、埼玉県狭山市で女子高校生が行方不明になり、脅迫状がとどけられるという事件がおきました。

警察は40人もの警官を張り込ませながら身代金を取りにあらわれた犯人を取り逃がし女子高校生は遺体となって発見され、警察に世論の非難が集中しました。

捜査にいきづまった警察は、付近の被差別部落に見込み捜査を集中し、石川一雄さん(当時24歳)を別件逮捕し、1カ月にわたり警察の留置場で取り調べ、ウソの自白をさせて、犯人にでっちあげました。一審は死刑判決、二審では無期懲役が確定しました。

石川さんは再審請求を申し立てましたが第1次再審、第2次再審は一度の事実調べもなく棄却。

1994年12月石川さんは仮出獄し、2006年5月に第3次再審を請求。2009年9月から裁判所、検察、弁護団による三者協議が開かれ、裁判所は検察に証拠開示を勧告しました。

開示された証拠に基づき弁護団によって次々と事件の新証拠が明らかにされています。

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