日中首脳会談を沖縄で開催してください:日中国交正常化/沖縄返還から50年。

日中首脳会談を沖縄で開催してください:日中国交正常化/沖縄返還から50年。

開始日
2022年1月23日
署名の宛先
岸田文雄内閣総理大臣 様、林芳正外務大臣様 、玉城デニー沖縄県知事 様、外務省御中
現在の賛同数:193次の目標:200
声を届けよう

この署名で変えたいこと

2022年は日中国交正常化50周年、そして沖縄が日本に返還されて50周年の節目の年にあたります。


大きなお祝いの年に当たりますが、近年は尖閣諸島を巡る問題、台湾有事への懸念、米中関係の緊張等が報道され、特に沖縄では防衛力強化を目的とした軍事化に伴う環境破壊が進み、沖縄という土地の安全が脅かされることに懸念を感じる住民の方への十分な説明や話し合いが持たれぬまま、陸上自衛隊ミサイル基地工事が進み続けていることを大変遺憾に感じています。

-----------------------------------------------------------------------

私は、日中国交正常化50年/沖縄返還50年の年にあたり、軍事化の進む沖縄で日中首脳会談をしてほしいと思っています。

-----------------------------------------------------------------------

中国との本当の心からのつながりを取り戻すための話し合いを、沖縄で。


日本と中国が、競うように軍事化を進めて牽制し合う関係ではなく、50年前、手を取り合って国交樹立を喜び合った時のように。

今 少なからず問題があるのだとしても。
お互いの価値観や大切にしたいものが違うのだとしても。
日中の歴史がそれぞれの立場で異なる見解があるのだとしても。
そのひとつひとつを話し合いで解決し合い、友好的平和を紡ぎ合える隣人関係を築いてゆきたい。


先の大戦で唯一の地上戦の戦場となり、20万もの人が犠牲になった沖縄が、再び軍事的緊張の最前線の地となるのではなく、東アジア全体の和平の象徴となる場所であるように。


日中国交正常化50年にあたり、最も近く長いお付き合いの関係深い大国・中国との首脳会談を、沖縄で。


このことを岸田文雄内閣総理大臣、林芳正外務大臣、玉城デニー沖縄県知事、外務省、に強く求めるために、みなさんの賛同を広くよびかけるため、この署名活動をはじめます。

---------------------------------------------------------------------

日本と中国の玄関口、繋ぎ目に位置する沖縄。

たくさんの尊いいのちが犠牲になり、血と涙が流されてきた場所・沖縄は、今再び軍事化が進められ、ミサイルを中国に向けて威嚇する場所ではなく、美しい自然と、愛と喜びに満ちた場所としてこそふさわしい!と私は思っています。

でも現状は、

●日本全体のわずか0.6%の面積しかない沖縄県に、日本にある米軍基地の70%が集中しています。

●南西諸島と呼ばれる離島群には、今どんどんと陸上自衛隊のミサイル基地が作られ、日米の合同軍事演習などもたびたび行われているようです。

※南西諸島のミサイル基地配備問題(動画)

●辺野古の米軍基地移転に伴う埋め立て工事では、軟弱な地盤で埋め立てて基地を作るなどできるかどうかもわからないようです。

また、先の大戦時の犠牲者の遺骨が埋葬されている土砂を掘り起こして埋め立て用土として使おうとしたという倫理上の問題もありました。

●コロナでこんなにみんなが大変な時に、軍事費だけは過去最高を記録しています。

※防衛予算についての参考記事:東京新聞2021.11.27

防衛費が初の6兆円超…異例の補正予算、新規装備を購入 7年で1兆円増


—-------------------------------------------------------------------

もし本当に、「日中首脳会談を沖縄で!」を実現させようとしたら、何が必要でしょうか?


首脳会談が開催されるためには、そこに至るまでに何度も何度も事務レベル級の対話が必要でしょう。

そして日本政府は、招こうとする国・中国に対してミサイルを向けている場所に「どうぞ来てください」とはとても言えないでしょう。

そして、米中の緊張というものがもし本当にあるのだとして、中国も米軍基地が集中する場所に来たいとはとても思えないでしょう。


それくらい「日中首脳会談を沖縄で!」ということがどれだけ困難なことか、、、その投げかけをしています。

それは、わたしたち国民一人一人が、日本という国がどんな国であってほしいのか、東アジアという地にあって、どんな役割を果たしたいのか、自分の国をどんなふうに守りたいのか、隣り合う国とどんな関係性でいたいのかを考えることであると思っています。

—----------------------------------------------------------------------

このキャンペーンをはじめるにあたり、参考にした学びがあります。

平和学の父と言われるヨハン・ガルトゥング博士の「積極的平和:戦闘がないだけでなく、貧困や抑圧、差別などの構造的暴力もない状態の平和」「トランセンド:超越するという紛争解決法」という考えです。

(参考ページ:東アジア共同体「沖縄に本部を」 ガルトゥング氏がメッセージ

ガルトゥング博士は、2015年来日の折、「日本、中国、台湾、韓国、北朝鮮で東アジア共同体を作り、本部機関は特別の使命を持った地・沖縄に置くべきだ」と述べました。

 

日本が平和を希求し、もっとも近い大国・中国と永遠に友好を築く。

そのための話し合いを沖縄で。

署名にご協力を、どうぞよろしくお願いします。

 

KIRA_Activism
京都市在住。社会活動家。
非戦、非核、非暴力、沖縄問題、気候正義、基本的人権の尊重などに特に問題意識を持つ。
その活動の根底にパーマカルチャー、Nonviolent Communication、ディープ・デモクラシー、ジョアンナ・メイシーの「つながりを取り戻すワーク」があり、人がこの地球という星に暮らす全生命とともに、多様ないのちの輝きを尊重し合いながら平和に生かし合うことを願い活動している。

 

※Top画像に使わせていただいているイラストは、沖縄・石垣島在住のRika Kasaharaさんのご厚意により使わせていただいております。


石垣島にミサイル基地はいらないんじゃないか、、話し合いでなんとかなるんじゃないか?軍事でなく対話で皆が仲良くなるには、どうしたらいいか、、、何か架け橋になるものを、と考えたとき、地域の方が愛してやまない伝統芸能が、石垣にも、中国にもあるなら、お互い尊重し合い、平和への架け橋になれる。そんな思いを込めて描かれています。

声を届けよう
現在の賛同数:193次の目標:200
声を届けよう
このオンライン署名のQRコードです。スマートフォンなどの画面上で表示させるほか、ダウンロードしてチラシやポスターなどの印刷物に使うこともできます。QRコードをダウンロードする

意思決定者(宛先)

  • 岸田文雄内閣総理大臣 様、林芳正外務大臣様 、玉城デニー沖縄県知事 様、外務省御中