#落語協会にハラスメント対策の徹底を求めます!

#落語協会にハラスメント対策の徹底を求めます!

開始日
2022年11月23日
現在の賛同数:6,265次の目標:7,500
声を届けよう

この署名で変えたいこと

署名の発信者 元・三遊亭 天歌

【事前のご案内】

署名の協力の仕方については、下記[よくある質問]をご覧ください。

当ページの拡散用のURL (コピーしてご利用くださいm(__)m)

https://www.change.org/rakugo-no-harassment

コメント(任意入力)も協会に届けます。ご入力下さると幸いです。

 

【概要】

発起人の元・三遊亭天歌です。(現在は本名で落語協会に所属)

私は10年以上にわたる師弟関係の中で、師匠より指導の名のもと、ことあるごとに暴言暴行を受けてきました。

2022年4月以降、加害者と落語協会に問題解決を働きかけましたが、十分な対応が得られませんでした。同年10月12日にFRIDAYデジタルに告発をし、世間と業界へ問題提起をしました。

落語協会は世間の厳しい声を浴びて、会員向けの説明会では「パワハラ防止法を遵守した対策」を行う説明がなされ、ようやく相談窓口ができました。

しかし相談窓口とは名ばかりで、現状、相談員がどなたなのかさえ分かりません。相談しても窓口がどう力になってくれるのかも不明です。せっかく相談窓口ができても、これでは被害者が不安で相談することさえできません。
そこで、落語協会に対して、被害者が安心して利用できる体制の整備と相談窓口の再設置を望みます。

この取り組みが、伝統芸能の世界でのハラスメント対策のモデルケースとなることを目指してます。是非ともこれからの演芸会の[新しい当たり前]を作るため、世間の皆様の力を貸してください。お願いします!!

 

 

【具体的問題点】

2022年10月28日落語協会による会員向けの説明会があり、その中で協会側より「パワハラ防止法を遵守したハラスメント対策を行う」という宣言がありました。

ところが同年11月21日にできた相談窓口は、法の趣旨には到底程遠いもので、立場の弱い被害者は安心して利用できません。具体的には…

・相談窓口の責任者名が周知されていない。

・被害者の匿名性がどのように守られるのか説明不足。

・相談したら加害者と被害者に何をしてくれるのか説明がない。

・被害者が相談したことを加害者が知った場合に、報復措置に出る可能性が高いが、その防止策に触れていない。

その他問題点が山積みです。詳細は、私のYouTube動画「これではハラスメントの相談はできない」(資料欄の一番下掲載)をご参照ください。

また落語協会は世間の声を受けて対策に動き出したにも関わらず、一般のお客様に向けて、公式ホームページなどで説明もおざなりのままです。

 

 

【落語協会に対する要望】

① 落語協会は社会的責任ある組織として[ハラスメントの問題を真剣に考え根絶をする声明]をお客様に対しても表明をすること。

② 協会関係者むけへの合同のハラスメント講習会の後、独立した第三者機関による匿名アンケートを実施し、被害の全容を把握する。

③ 被害者が匿名でも安心して利用できるよう、専門家による独立した相談窓口を再設置する。

④ そのうえでパワハラ防止法を厳守した各指針を示し厳格に運用する。

 

以上、

繰り返しになりますが、これからの伝統芸能の健全な発展のため

[新しい当たり前]を作るべく 世間の皆様の力を貸してください。

ご署名や拡散にお力添えください。よろしくお願いします!!

 


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【よくある質問】

Q どういう手順で署名するのか?

A

詳しくは下記の2つのリンクをご参照ください。

署名のやり方

Change.orgの署名の仕方 (PDF)

 

Q 署名提出の時にメールアドレスは知られてしまうのか?

A

私はメールアドレスは把握できませんのでご安心ください。

詳しくは下記のリンクをご参照ください。

【FAQ】 署名を提出する際に伝えられる個人情報の範囲を教えてください

 

Q 署名の目標人数はどうして15000人なのか?

A

コロナウィルス流行下で都内4寄席は経済損失を被り、以前寄席を支援するクラウドファンディングが実施されました。そのときの支援者が7149名でした。

資金支援と今回の署名を同一視はできませんが、それをひとつの指標としました。この署名に倍以上のご賛同を得られれば、業界のいち団体にすぎない落語協会としては、無視できないお客様の声だと判断し、15000名を目標設定しました。

 

Q 落語家の師弟関係ではどのようなハラスメントがあるのか?

A

 私が経験した被害については、以下の記事をご参照ください。

FRIDAYデジタル:落語界の名跡「三遊亭圓歌」の”壮絶暴言&暴力”を弟子が実名告発

その他、この業界ではそもそもハラスメントの概念が希薄です。旧来から「師匠が言うなら、カラスさえも白い」というのはよく聞く話です。

合理的な理由で反論をする事も許されず、力を持つ者の理不尽な言動がまかり通り、被害者は我慢を強いられます。あと前座のときに感じましたが、楽屋では性的な言動はその大小問わず多いです。

 

Q そんなにハラスメントをする人が多いのか?

A

多くの業界人は皆さんと同じ良識ある人間です。

しかし「カラスが白い」という話からお分かりの通り、現状上の人間による指導の領域が大きすぎて、また業界人の多くがハラスメントに無頓着です。

そのような業界では、被害者が身内に相談しても、結局は我慢を強いられます。

私自身も色んな先輩方に相談しても、説得の言い方は違えど、結論はみな同じ「我慢」です。
私はこの業界に「我慢」と「辞める」以外の選択を今回のキャンペーンを通して構築したいです。

 

Q 嫌なら辞めたらいいだけではないのか?

A

この業界では一度辞めてしまうと、分かりやすく言えば脱落者のレッテルを貼られ、再起が困難です。別の協会で奇跡的に再スタートができても、厳しい修業を一からやり直しというのはよく耳にします。(師匠による破門の権限を現状のまま維持するならば、この点もそろそろ見直すべきと考えてます)
業界の話を抜きにしても、ハラスメントは民法上の人格権の侵害にあたる悪質な行為です。そもそもハラスメントは、人が人に対してやってはいけないことなのです。つまり被害者が業界を去る常識がおかしいのです。

私はハラスメントを受けた被害者こそがそのまま業界に残り、加害者が再教育やアンガーマネージメントなどを受けるべきと考えます。その当たり前をこの業界でもそろそろ実現すべきです。

 

Q 嫌がらせを受ける覚悟で入門したのではないのか?

A

いいえ。師弟関係ですから指導は当たり前ですが、「指導」と「ハラスメント(嫌がらせ)」はまったくの別物です。人が人に対してハラスメントをしてはいけない前提のもと、師弟関係も例外ではありません。何より現在では、ハラスメントがない師弟関係も珍しくありません。

プロの落語家になるのと、その手段としてハラスメントを許容することは、まったく理にかなってません。

まして高座での表現と人格は別物ですから、仮に入門して師匠となる方がとんでもない人物だった時でも、落語家をあきらめたくない以上、我慢するしか現状選択がないです。これも問題だと思ってます。こうした現実に対しても業界は再考すべき時に来ています。

 

Q ここまで問題提起する動機は何か?

A

この理不尽な状況は明らかな人権侵害であるにも関わらず、これまでの被害者は我慢か辞めるかしか選択がなく、この機会に広く問題提起をしたかったからです。

この業界でのひどい被害がメディアで取り上げられたのは、今回で初めてではありません。しかし、過去の記事は警鐘と同情をひいて終わりました。ここで同じことを繰り返しては、私が世間に問題提起した意味がありません。

現状、被害者が嫌がらせと闘うには、「我慢」か「辞める」しか選択がありませんが、この理不尽な状況に第三の選択を作るのが今回のキャンペーンの目的です。

閉鎖的な力関係に苦しむ被害者にこそ法による救済手段があって然るべきです。

またこれまで多くの目撃者が、業界のハラスメントを「指導」と黙認してきました。ターゲットが自分でないだけで、大勢の無頓着な業界人がハラスメントを黙認してしまっています。その状況がよりハラスメントを助長しています。

今後はハラスメントを目撃したら、立場関係なく注意できるようになるのが理想的です。仮にそれができなくても、被害の目撃事例は匿名性が確保された窓口へ通報されるべきです。一般企業での当たり前を実現しないと、これからのお客様に私たちの業界はどう見られるのでしょうか?

それと私自身も新たな師匠のもと再起するとき、無策なままでは、新たな師匠や自分が嫌がらせのターゲットとなる恐れがあります。加害者の報復措置も十分考えられます。私が同じ過ちを繰り返さないためにも、協会に徹底したハラスメント対策を求めます。

 

Q どうして署名が必要なのか?

A

落語協会にこれ以上の改善を迫るには、私個人の力では限界を感じたからです。

落語協会は11月17日の定例理事会で、相談窓口を作り対策をしたという建前を得ています。

この機を逃して声をあげなければ、協会の今までの体質からしてこれ以上の対策をしない可能性が高いです。FRIDAYデジタルさんの記事でも触れてますが、協会がこの問題を単なる[師弟問題]と放置し続けたからこそ、問題解決に半年以上の時間がかかっているのです。

しかし落語家は人気商売です。お客様の支持が得られなければ、商売が成りたちません。ここで世間の厳しい視線を示せれば、協会に改善を迫るため大きな足がかりとなります。ぜひとも皆様の力を貸してください。

 

 

【この問題をもっと知るための有効な資料】※掲載時系列順

[記事]FRIDAYデジタル「落語界の名跡『三遊亭圓歌』の”壮絶暴言&暴力”を弟子が実名告発」(前編)

 

[記事]FRIDAYデジタル「三遊亭圓歌の『壮絶パワハラ』を弟子が実名告発しようと思ったワケ」(後編)

 

[記事]寄席つむぎは元・三遊亭天歌さんを応援します ※執筆芸人さんは無関係です

 

[記事]林家はな平note「三遊亭天歌さんのこと」

 

[記事]三遊亭はらしょうnote「落語家パワハラ問題・三遊亭天歌の告発」

 

[記事]寄席つむぎ「天歌の再起を願う 11月2日~SFと童貞と落語:笑福亭羽光」

 

[音声]新ニッポンの話芸 ポッドキャスト 「第526回 【パワハラ問題】」

 

[記事]bizSPA!フレッシュ「『ミスをしたら坊主に』師匠・三遊亭圓歌を訴えた元落語家に聞く、パワハラ告発の真相」

 

[記事]デイリー新潮「『通行人の前でビンタ』『坊主を強制され…』落語界のパワハラを弟子が告発で業界は変わるのか」

 

[動画]元・三遊亭天歌YouTube「なぜ告発したのか?」

 

[動画]元・三遊亭天歌YouTube「【決意表明】このパワハラ問題の着地点はここだ!!」

 

[動画]元・三遊亭天歌YouTube「【いい説明会でした】落語協会による説明会の『感想』」

 

[動画]元・三遊亭天歌YouTube「【頼む!!落語協会】これではハラスメントの相談はできない」

 

※引用画像…photoAC / FineGraphics

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