東映は社内の過重労働・セクハラ風土を是正すると宣言してください!
東映は社内の過重労働・セクハラ風土を是正すると宣言してください!
近年「#MeToo」で映像業界のハラスメントを問われることは多くなり、さらには映像業界の働き方などをメディアで取り上げられることも多くなりました。
でも、日本の映像業界はどうでしょう。
東映に対してセクハラの被害を訴えても、一年半たってもいまだに全く事態が改善せずに苦しんでいる女性がいます。
女性は入社後、月100時間を超える残業や、日常的なセクハラ、女性蔑視による二次被害に遭い、適応障害を発症。
労働組合に加入し、会社に謝罪と是正を求めましたが、
東映は「あなたの能力不足です」という個人の責任にすり替え、議論は平行線となりました。
その後、中央労働基準監督署は東映に対し、 長時間労働・賃金未払い・労働時間管理の不備について違法行為を認定し、是正勧告を出しました。
さらに、「第三者調査」の結果、女性が訴えていたセクハラが事実であることが認定されました。
こうした第三者からの認定が出ていても、東映はセクハラが起きたことを公に認めないばかりか、女性に対しての賠償は一切行わず、提示した再発防止策も不十分なものにとどまっています。
申立をした日から、現在まで、我々が求めていたことはシンプルでした。
東映は真摯に女性に対応し、謝罪・賠償をすること。再発防止をすること。人々を元気にするような作品を健全な環境で作れるよう改善することです。
ところが、東映は告発女性や労働組合を嫌悪し、まともに話し合いに応じていません。
東映には今後
① 公式HPで速やかに是正勧告・セクハラの事実があったこと、詳細を公表すること
② 女性社員に対し謝罪・賠償をすること
③ 女性社員に対する不利益な取り扱いを謝罪すること
④ 過重労働・ハラスメントに対する再発防止をすること
を約束し、宣言していただくことを要望します。
【本人からメッセージ】
東映株式会社はヒーロー番組をはじめとする多くの人気コンテンツをつくっている企業で、内定をいただいたときは「自分も子供たちを勇気づける番組を作る一員になれるんだ!!」と、天にも登る気持ちでした。だから、今、こんな争いをしていることは胸が裂けそうなほど辛いです。
好きだった会社だからこそ、会社の対応には呆然とするばかりです。この1年半、私の時は止まったままです。
東映の態度が変わり、誠実に向き合ってくれる日がくることを望んでおります。
この署名が転換点になることを祈っております。
署名のご協力を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
【みなさまへ】
この一年半、女性はさまざまな葛藤を抱えた上で、会社を変えようと努力をしていました。
しかし、東映はいまだにダンマリを続け、事態を風化させようと考えています。
三大映画配給会社のうちのひとつである「東映株式会社」がどのような態度を取るかというのが、今後の業界の動向にも関わる議論になります。
勇気を出して声を上げた女性への応援を含め、ご賛同とソーシャルメディアでの拡散をお願いいたします。
【これまでの事件の詳細について】
・第一報(2021/11/12)
東映(株)に対し過重労働/セクハラの改善を求めます【仮面ライダーリバイス・プロデューサー補佐が被害を訴え】
・1年経過時(2022/8/22)
東映との闘いの一年間のまとめ(長時間労働・残業代不払・セクハラについて)
・是正勧告があった際の記事
「仮面ライダー」制作社員が長時間労働、東映に是正勧告。セクハラ被害も告発
・セクハラ認定があった際の記事
東映で20代女性社員にセクハラ ドラマ「相棒」制作スタッフら
意思決定者(宛先)
- 東映株式会社