#JusticeForWishma ウィシュマさん死亡事件について、名古屋地検に起訴処分を求めます

#JusticeForWishma ウィシュマさん死亡事件について、名古屋地検に起訴処分を求めます

開始日
2023年1月29日
署名の宛先
名古屋地方検察庁
このオンライン署名は終了しました
24,042人の賛同者が集まりました

この署名で変えたいこと

2021年3月、名古屋出入国在留管理局(以下「名古屋入管」といいます)の収容施設に収容されていたスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が、亡くなりました。

 ウィシュマさんは、帰国できない事情を抱えていたにも関わらず、名古屋入管から帰国圧力をかけられ、遅くとも2021年1月頃から、食べても飲んでも吐いてしまうようになり、日に日に、口からの水分、栄養の摂取が困難になっていきました。実際、2021年2月15日の尿検査の結果は、ウィシュマさんが「飢餓状態」に至っていたことを示すものでした。ウィシュマさん本人や、支援者から、外部医療機関で治療を行うよう訴え続けましたが、名古屋入管は点滴、入院をさせることなく、ウィシュマさんを死に至らしめました。

 ウィシュマさんのご遺族は、2021年11月9日、名古屋入管看守責任者等13名を殺人の罪で告訴しました。それに対して、2022年6月17日、名古屋地方検察庁(以下、「名古屋地検」といいます)は、「嫌疑なし」の判断をし、不起訴処分としました。

収容されるまでは健康な状態にあった33歳の女性が、日本政府が管理する施設の中で、繰り返し体調不良を訴えても聞き入れられず、飢餓状態に陥っても適切な治療を受けられずに,最後は身動きすらままならない状態で,ベッドの上で衰弱していき、亡くなったのです。こうした事実が考慮されていない検察庁の判断に、全く納得ができなかったご遺族は、2022年8月8日、検察審査会(国民の中から選ばれた11人の検察審査員が検察官の不起訴処分の当否を審査する機関)に対して同不起訴処分に対して審査申し立てをしました。これに対して、検察審査会は、「このまま納得することができず、業務上過失致死罪の成否について再検討することが相当である」として(業務上過失致死罪について)「不起訴不当」の判断が出されました。

 ご遺族は、入管施設内でウィシュマさんが亡くなったことについての責任を明らかにしてもらいたい、そうすることで,同じような悲劇を防ぎたいという想いで、今回の刑事告訴に至りました。まだ、誰ひとり、ウィシュマさんの死の刑事責任を負った人はいませんし、正式な懲戒処分を受けた人もいません。

ウィシュマさん死亡事件に正義の裁きを!ウィシュマさんが亡くなった責任の所在を明らかにするため、名古屋地検に市民の声を示しましょう。どうか、皆様のお力を貸してください。私たちが、2022年12月12日から26日まで行った、検察審査会に「起訴相当」の判断を求める署名には、わずか2週間で3万筆を超える署名が集まりました。検察審査会の「不起訴不当」の判断と、3万筆を超える署名に象徴される市民の声を受けて、名古屋地検が業務上過失致死罪について速やかに起訴することを求めます。ぜひ、署名のご協力を宜しくお願いいたします。

 

呼び掛け団体:入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合

ホームページ:https://www.ntsiminrengo.org/

「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合(略称:入管闘争市民連合)」全国各地の入管問題に取り組む団体・個人の力を集め、入管法改悪阻止と戦後入管体制を改革していく闘いを全国的に作り上げていくため、2021年12月11日に結成。2021年3月6日、当時名古屋入管に収容されていたスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんのような犠牲者を再び生み出さないために、事件の真相究明、入管医療の抜本的改革、入管法改悪法案の廃案、在留特別許可基準の大幅緩和と国際基準に基づいた難民受け入れを求めています。

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意思決定者(宛先)

  • 名古屋地方検察庁