生体販売のやり方を見直して下さい!生体販売へのNo!の声を可視化して、企業に届けましょう。

生体販売のやり方を見直して下さい!生体販売へのNo!の声を可視化して、企業に届けましょう。

開始日
2023年9月18日
現在の賛同数:19,612次の目標:25,000
今週は71人が賛同しました

この署名で変えたいこと

署名の発信者 篠田 晴香

こちらの署名は、現在犬猫などの生体販売を実施している大手企業、クーアンドリクをはじめとするペットショップやホームセンターに対し、陳情署名として提出されます。

現在、大手ペットショップ・クーアンドリクの酷い実態がSNS上にて告発され、炎上しています。多くの人々が生体販売に関心を向け、疑問の声が上がっています。

今がチャンスです。生体販売実施企業の、販売方法を見直す後押しとなるかもしれません

消費者の衝動買いを誘致しやすく、リテラシーの低い消費者を取り込むような、日本のペットショップの販売形態を疑問に思っています。

様々な問題の原因は、消費者側への情報掲示がとにかく少ないことだと考えます。

この署名は、生体販売を行うペットショップに対し、繁殖をさせた人間の顔写真と、繁殖された場所の写真、そしてその個体の両親の写真を掲示するよう求めます。

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日本では、犬猫などのペットはモノとして扱われます。

そのため、パピーミルやキティミルと呼ばれる工場で、日夜犬猫は"生産"され、市場に出回ります。

各地でオークションにかけられ、落札されたペットたちが店頭に並んでいます。

流通過程で失われる命は2万頭にのぼると言われており、保健所の殺処分数に匹敵します。

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生体販売が行われ続ける理由はシンプルです。

消費者から需要があり、衝動買いをさせやすく、利益を出しやすいためです。

この問題に関心が高い方は、島忠ホームズが生体販売を辞める決断をしたのも記憶に新しいと思います。

↓以下記事を参照。

◾︎ペットを売らないペットショップが当然になる訳
https://toyokeizai.net/articles/-/597352?page=2

◾︎島忠が目論む「動物保護活動新時代」の幕開け

https://toyokeizai.net/articles/-/409909?display=b

 

私は理想としては、やはり生体販売は無くすべきだと考えています。

しかし現実は資本主義社会であり、法律で規制されない限り、ペット業界での生体販売を全て無くすことは、困難と言わざるを得ません。

 

ただ、販売を縮小する方向に持っていくことは出来るのでは無いかと思います。

 

現在の販売方法では、個体の流通経路が掲示されていないことが多いです

消費者は、売られている犬猫が、どのような環境で繁殖されたのかを知る手立てがありません

パピーミルやオークションという仕組みも、問題に関心の高い人か業界関係者しか知りません。

多くの消費者は、目の前にいる可愛い子犬子猫が、どのような環境で生まれたのか知る由もなく購入に至ります。そして購入後にペットショップの実態に気付き、加担したことを後悔します。

私は、繁殖者である人間の顔と名前、その子の親である犬猫の写真、生まれた環境の写真など、その個体にまつわる全ての情報を掲示して、購入の前に消費者がわかるようにするべきでは無いかと思います。すべてショーウィンドウに貼っておくべき情報だと思います。

そういった取り組みをしているショップもありますが、未だに多くのショップでは知識のない消費者に情報を与えない売り方です。

日本で行われている生体販売は、情報に偏りがあり、公平な取引では無いと思います。

野菜など人間の口に入るものは、生産地が明らかにされ、生産者の顔まで載っていたり、消費者からも厳しいチェックを受けると思いますが、

生涯の命を預かる犬猫の流通経路に関しては情報が与えられません。知識のない消費者は情報を求められないまま、個体の魅力に視野が狭まってしまいます。

しかし、クーリクが起こしている数々のトラブルでは、管理の杜撰さや倫理観の低さはもちろんですが、その個体の背景にこそ問題が眠っていたように思います。

その子はどこから、どうやって来たのか?誰が?どこで?どのような環境で繁殖させたのか?親はきちんとご飯を与えられ、排泄物を片付けてもらっていたのか?その繁殖で遺伝トラブルは起こりえないのか?

すべて嘘なく分かっていれば、買う、買わない選択に影響が出たのではないか?

さらに、ショップ側が嘘なく掲示できるなら、劣悪な業者は撲滅できるのではないか?

 

生体販売を今すぐ辞めるのが難しいのであれば、流通過程を明確にし、契約時以外にも様々な掲示を行うなど、ペットショップ側は良質な生産経路と倫理的な環境であることの証明をすべきだと考えます。

繁殖環境の掲示を求めることは、劣悪業者に対する抑止力にも繋がります。顔や名前がわかれば、購入後に何かあった際、ペットショップ側だけでなく、繁殖させた業者にも責任を及ばせられます。

生体販売方法に対するNo!の声、販売に関する情報掲示の要望を届けることによって、現在の消費者の目の厳しさを伝えることも大切だと思います。

買う側には選ぶ権利があります。その子の可愛さや珍しさ以前に、流通過程やうまれた環境を事前に知ることのできないペットショップからは、購入する動機がない、というぐらいまで消費者側のリテラシーが上がってほしいです。

法改正を待たずして、最も早いのは"消費者からの需要を無くす"ことですが、商売である限り、No!を示す大きな数字や意見も、大きな力になります。

生体販売企業に、大きなNo!を届け、現在の販売形態を見直すきっかけにしてもらいたいです。

私は、生体販売問題に関心の高い、保護犬と暮らす一般人です。団体等には属しておりません。

署名を集めるのも初めてですが、何か出来ればと思い立ち上げました。よろしくお願いいたします。

今週は71人が賛同しました
現在の賛同数:19,612次の目標:25,000
今週は71人が賛同しました
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