先日の目黒区美術館の質疑の区議会動画をアップしましたので、ご覧いただければと思います。
http://matsushima.lomo.jp/?p=1895
https://www.youtube.com/watch?v=fra38rOBRNs&t=2s
3月13日、目黒区議会予算特別委員会
目黒区美術館の解体を前提にした区民センター建て替え問題。3月13日、目黒区議会予算特別委員会でこの問題を取り上げました。今目黒区美術館の解体に反対する区民の運動が起こっています。
松嶋議員は質疑の中で、この間の政府、企業がPPP、PFI方式で官民連携を推進する中で、様々な美術館で公民連携の形が進んできていることを紹介。民間事業者の参入を前提にした公共施設の統廃合や再編、管理運営が進んでいる中で、全国でも色々な問題が起こっています。
目黒区の区民センターの建て替え計画についても、PFI方式、公民連携、施設の統廃合で、同じ手法です。大企業がこのような手段で利益を得られるということで、強力に推進しています。この様な中で、今、目黒区の区民センターも美術館の解体も起こってきています。
松嶋議員は、営利目的の民間事業者の参入を前提にした公共施設の統廃合や再編、管理運営によって、全国で様々の問題が起きていることを指摘。区民センターの建て替えは、企業の利益ではなく、住民や美術を愛する区民の声を尊重した計画にすべきではないかと訴えました。
投稿者による追記
美術館の築30年目の改修工事について外壁には僅かな“修繕”以外は手が加えられていなかったと記憶します。内装関係もいわゆる“改修”といえることはやっていません。
もちろん億単位のお金などかかっていません。そもそも長期の維持費でも130億円もかかる美術館はありません。
展示室について言えば、床面の補修と再塗装、区民ギャラリーの照明設備変更と移動壁の修繕・交換が主なところ。
それ以外は、空調機(ボイラーと冷水チラーユニット含む)の部分交換、制御システムの更新、屋上ほかの防水工事などが主なところで、本来行われるべき“改修”は、ほぼ全て先送りされています。
トイレも男子用はウォシュレット工事さえ見送られてきました。
壁面の再塗装はいくら何でも改修には入らないかと思います。