#自民党はLGBT差別冊子の内容を明確に否定してください
#自民党はLGBT差別冊子の内容を明確に否定してください
この署名で変えたいこと
自民党議員の大多数が参加する「神道政治連盟国会議員懇談会」、6月13日の総会で配られた冊子に、性的マイノリティをめぐって、事実に基づかず非科学的・非論理的で、到底看過することのできない差別的な言葉の数々が記載されていました。
- 「同性愛は心の中の問題であり、先天的なものではなく後天的な精神の障害、または依存症です」
- 「(同性愛などは)回復治療や宗教的信仰によって変化する」「世界には同性愛や性同一性障害から脱した多くの元LGBTの人たちがいる」
- 「LGBTの自殺率が高いのは、社会の差別が原因ではなく、LGBTの人自身の悩みが自殺につながる」
- 「性的少数者のライフスタイルが正当化されるべきでないのは、家庭と社会を崩壊させる社会問題だから」
国際的にも同性愛を”精神障害”とする考え方は否定されています。「転向療法(コンバージョンセラピー)」によって矯正しようとする点も、非科学的で暴力的な人権侵害であり、危険な考え方です。
性的マイノリティが自死に追い込まれているのは、社会に根強い差別や偏見が残っているからです。「LGBTの自殺率が高いのは社会の差別ではなく、本人が抱えている悩みのせい」という考えも事実に基づかず、到底許されるものではありません。
これまでも国会議員による性的マイノリティに対する差別的な発言は幾度となく繰り返されてきました。
しかし今回は、「LGBTから"抜け出す"、"治療する"」といった内容の酷さと、自民党の政策に影響を与える宗教団体と、その趣旨に賛同する、岸田首相をはじめとする多くの自民党議員が参加する議員連盟のなかで広げられた言説という2つの点で、これまでの言説と性質が異なります。より問題の根が深く、重い、影響力の大きいものだと考えています。
明らかに非科学的・非論理的で差別的な憎悪言説を広げることは、たとえどんな政党、どんな立場であっても許されるものではありません。
特に、政権与党である自民党の中でこうした言説が広げられていることはゆゆしき問題で、差別を助長し、当事者をさらに追い詰めることになります。
私たちは自民党に対して、以下の対応を求めます。
(1)自民党として、この冊子に書かれている内容を明確に否定し、差別をなくす姿勢を示してください。
(2)これ以上誤った認識に基づく差別的な考えを広めないために、冊子を回収してください。
拡散用URL:http://change.org/tekkai_ldp
※7/22UPDATE:署名の宛先を神道政治連盟国会議員懇談会事務局長の城内実衆議院議員に変更しました。
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意思決定者(宛先)
- 岸田文雄首相 自由民主党総裁
- 城内実衆議院議員 神道政治連盟国会議員懇談会事務局長