街から書店が姿を消してく中で子どもたちがたくさんの絵本に触れる機会を作りたい。その思いから2018年に開設した小さな絵本図書館Ciccia Booksが東淀川区の絵本読み聞かせ事業の廃止により存続の危機に立たされています。

上新庄駅周辺には図書館がない。東淀川図書館まで自転車で15分くらいかけて行っても「子供がうるさい」と言われてゆっくり絵本を選ぶこともできない。親子でゆっくりできる授乳施設もオムツ替えスペースもほとんどない。

Ciccia Booksはそう言ったニーズを満たし、無料で利用できる親子のための居場所となっています。
2018年4月に東淀川区絵本読み聞かせ事業の一環として予算をもらい開設しました。その後利用登録者数は1,500家族を超え、利用者総数は3万人を超えています。

現在貸出可能な絵本は1,300冊を超えていますが、全て寄付でいただいた絵本です。

しかし、2022年3月をもって東淀川区の絵本読み聞かせ事業の廃止により予算は打ち切られました。2022年4月からは運営会社の株式会社なーとが全額負担しながら運営をなんとか継続し、東淀川区、または大阪市で予算を再度つけてもらうことができないかと模索しておりましたが、残念ながら事業の継続に対しては何の補助も出ずこれ以上の継続が難しくなっています。（2022年10月5日時点）

子育て中の家庭にとって絵本を何冊も買うことは簡単なことではありません。でも絵本図書館があることでたくさんの絵本に触れる機会があれば親子での読み聞かせの時間も増え、親子の大切なコミュニケーションの時間となります。そして絵本図書館は子育て中の親子が集う大切な居場所となります。
さまざまな背景を持つ子育て中の家庭が利用できる場所を公的な支援のもとに維持して欲しい。

家賃などの運営費だけでも補助が出るように再度東淀川区に提案したいと思いますが、そのためにも皆さんの声が必要です。

ぜひご協力ください。