那覇から15分サンゴが残る奇跡の海を埋め立てないで。今あなたの力が必要です

那覇から15分サンゴが残る奇跡の海を埋め立てないで。今あなたの力が必要です

開始日
2022年11月22日
署名の宛先
玉城デニー (沖縄県知事)3人の別の宛先
現在の賛同数:35,702次の目標:50,000
今週は78人が賛同しました

この署名で変えたいこと

[ English ]

皆さんこんにちは。

このたび「美ら海を未来に残したいうちなーんちゅの会」として活動している、釣り好きなてるりんと、海を愛するサーファーのもーりーの2人で、沖縄の那覇近郊に残された「奇跡の海」を守るため、埋め立て反対を求める署名を立ち上げました。

署名の要求事項は以下の1点です

・浦添西海岸の埋め立て中止

●那覇から15分 開発を逃れた奇跡の海「てぃだ結の浜」
 沖縄と言えば、暖かい南国の島国で、青い空や海と言ったリゾート地のようなイメージをもたれる方がほとんどだと思います。しかしながら、沖縄には米軍基地や関連施設が戦後77年経っても集中していて県民が使える土地が少ないため、開発のために多くの海岸が埋め立てられ、その度にサンゴ礁や干潟が失われてきました。

 その沖縄の中心地である那覇のすぐ近くに奇跡的に開発を逃れ、自然のままに残された海があります。那覇市の隣、浦添市の西海岸に広がるこの海には、「イノー」と呼ばれるサンゴ礁に囲まれた浅い海(礁池)が広がり、魚はもちろん、貝や海藻、ナマコやヒトデなど数多くの貴重な海洋生物が確認されています。地元の人は名称のなかったこの海に親しみを込めて「てぃだ結の浜」 と呼ぶことに決めました。

 毎年、地元の港川小学校が行っている観察会や、自治体による定期的なカーミージー観察会も積極的に行われるなど、子ども達が気軽に自然と触れ合う事ができる、とても貴重なイノーなんです。 

 那覇近郊に残された貴重なこの海には、週末となれば私のように釣りを楽しむ人や生き物観察をする人、家族で磯遊びをする人がたくさん訪れ、地元の人が海に沈む夕陽を眺めて楽しむ憩いの場としても人気のスポットでもあります。

●この海が、コンクリートになる?
 しかし、この自然豊かな海が、コンクリートで埋め立てられようとしています。サンゴ礁が破壊され、アメリカの軍港を移設するための埋め立てや防波堤の建設、リゾート開発のために人工ビーチが造成されようとしているのです。

 那覇市にあるアメリカ軍の那覇軍港が返還され、その代わりとしての新しい軍港をこの海を埋め立てて作ろうとしているのです。

 もうこれ以上の開発や埋め立ては、やめてほしいと多くの沖縄県民が望んでいます。ところが現状は、沖縄県、那覇、浦添2市が、政府が提案した那覇軍港移設について浦添西海岸の埋め立ての位置や形状案を容認していますし、辺野古新基地建設は絶対に反対の立場の玉城デニー知事も、なぜか那覇軍港移設に関しては容認しています。

 どうしてこのような景観の優れた素晴らしいサンゴ礁の海を埋め立ててまで、軍港を移設しなければならないのか?そもそも軍港を移設する必要性があるのか?

 残念ながら、国や県から県民に対して、納得のいく丁寧な説明は今の所ありません。

●SDGsの目標である「豊かな海を守ろう」を守って
 日本は官民一体となってSDGsに取り組んでいますが、持続可能な目標の14番目は「豊かな海を守ろう」です。そのような目標を掲げておきながら、一方で貴重なサンゴ礁を破壊して埋め立て、人工ビーチに作り変えるなんて到底許されるものではありません。この自然豊かな海を未来の子ども達に残すためには、今この瞬間を生きている我々が声を上げ、海を守り、この先に繋げていくために育てていかなければなりません。

 私たちは最後までこの浦添西海岸の「奇跡の海」の埋め立てに強く抗議・反対していきますので、皆様からの多くのご賛同・お力添えをお願いいたします。

●浦添西海岸の埋め立て反対のTwitterデモを開催

浦添西海岸埋め立て反対

 今回の埋め立て問題について強い関心をもったきっかけはTwitterでした。何気なくTwitterを眺めていると「パルコ前の海岸を守ろう」「浦添の埋め立て反対」「この自然豊かな海を壊さないで」など、浦添西海岸の海を埋め立てないで欲しいと願う声が、チラホラと見受けられました。しかし、国や県が決めた事だから仕方ない。経済振興のために埋め立ては必要だ。いまさら中止になんてできないなど、諦めムードの投稿も散見されました。

 投稿を見ていく内にどうにかして、あの海の埋め立てを阻止できないか?本当に止める事は出来ないのか?という思いが次第に募り、もう黙っていられなくなりました。

 そこで、僕ら二人で10月29日から11月5日の夜にツイッターデモを呼びかけたところ、予想以上の反響があり、埋め立てに反対する声や各々のエピソード、写真、中には動画付きでパルコ前の海の様子を投稿してくれる方が続々と現れ始めました。

 そして嬉しいことにツイデモ初日にして「#浦添西海岸埋め立て反対」がトレンド入りしました。

 その後も1週間毎日ツイデモを行い、連日トレンド入りを果たして県内外問わず、多くの方が広く緩く横に繋がり、勇気と力を感じる事ができたツイデモとなりました。

 しかし、1週間程度のツイデモで、どれほど声を広げたところで埋め立てが白紙になることはありません。そこで、皆さんの声を署名として集め、さらに大きな声にしていくために、オンラン署名を始めることにしました。

 この署名を読んで下さった皆さん、どうか多くの方にご賛同・拡散いただきますよう、お願い申し上げます。

 みなさんの賛同の声は沖縄県知事、那覇市長、浦添市長に届ける予定です。

 #浦添西海岸埋め立て反対 のハッシュタグをつけて、ぜひTwitterやインスタなどのSNSで埋め立て反対の思いをシェアしてください。

 最後に那覇軍港の移設や埋め立てを決定するのは、国や県知事、市長ではありません。この国のオーナー、株主は、この国に生きる我々国民です。主権在民ですから、私たちが本気になって声を上げて世論を巻き込み、ひとつの塊になって反対すれば政治は動かせると信じています。

最後まで埋め立て反対の声をあげていきましょう。どうか皆さんの力をお貸しください。

お寄せいただいたメッセージ(Twitterから抜粋)

  • これ以上、埋め立ててほしくない
  • 世界中サンゴが死滅してるってニュースを聞くのに海を埋め立てるんか
  • 守ろう・残そう・次世代へ引き継ごうちゅら海を
  • 自然が作り出した物は何百年!何千年と蓄積された芸術である。
  • 一度埋め立てら、もうこの海は帰らない
  • 軍港も人工ビーチもこれ以上いらない。
  • この海に、土砂投入するなんて、信じられない!
  • この遠浅の海は命のゆりかご。那覇近郊にありながら米軍基地に阻まれて乱開発を免れた奇跡の海。
  • この海を必要性の低い那覇軍港の代替基地のために埋め立てなんてさせちゃダメだと思う。みんな、声を上げよう!
  • 浦添西海岸の美しいサンゴの海を残すことは、軍港をつくることの何億倍もの価値がある!

注意:Changeから表示される支援の呼びかけについて

※キャンペーンに賛同していただけたら、http://change.orgから「このキャンペーンを応援し、賛同を増やすお手伝いをしませんか?」との呼びかけがあります

 このご支援は、本キャンペーンの表示回数を増やし、より多くの人々にこの問題を知ってもらうために使われます。本キャンペーンを提案している私たちへの支援ではなく、あくまで本キャンペーンの広告への支援の呼びかけになりますのでご注意ください。

 

今週は78人が賛同しました
現在の賛同数:35,702次の目標:50,000
今週は78人が賛同しました
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意思決定者(宛先)

  • 玉城デニー 沖縄県知事
  • 松本哲治 浦添市長
  • 知念覚 那覇市長
  • 浜田靖一 防衛大臣