本キャンペーンにご賛同いただき、ありがとうございます。
「フェミサイドのない日本を実現する会」発起人の皆本夏樹です。
「幸せそうな女性を殺したい」という男が女子大学生などを刺した2021年の小田急線事件から、8月6日で2年になります。
今年6月から7月にかけて裁判が行われ、7月14日、被告に懲役19年の判決が言い渡されました。
私たちは傍聴を呼びかけ、実際に判決を聞きました。
非常に残念ながら、裁判長が読み上げた判決文では、小田急線事件がフェミサイド未遂事件であったことや、女性が性別を理由に狙われたこと、背景にミソジニーがあったことには全く言及されず、「無差別事件」として扱われていました。
しかし、加害者が社会に対する恨みの矛先を、勝ち組の男性ではなく「幸せそうな女性」に向けたことや、「おじさんを刺してもつまらない」と考えて若い女性を刺したことは、「無差別事件」という名前で片付けられるものではないはずです。
そこで事件から2年が経つ今、あらためてフェミサイドの透明化に抗議するためにスタンディングデモを行ないます。
詳細は以下のとおりです。
日時:2023年8月6日(日)17:00~18:00頃
場所:新宿駅西口
プラカードなど:主催者のほうで印刷したものを持参しますので、手ぶらで来ていただいてかまいませんし、自作のものを持ってきていただいても大丈夫です。
スピーチについて:飛び入りも可能です。ただし差別禁止はもちろん、いろんな属性の人がデモに来ることを前提に発言に気を配ってください。
インスタライブ配信も行なう予定です。直接来られない方もぜひインスタグラム @stopfemicidesstanding から中継でご参加ください。
※「フェミサイドのない日本を実現する会」はトランス差別、セックスワーカーに対する差別に反対しています。また、フェミサイドは女性のトランスジェンダーやセックスワーカーへの殺害を含む国際的な概念です。