#個別療育の危機 子どもの個別療育の助成継続を願います!

#個別療育の危機 子どもの個別療育の助成継続を願います!

開始日
2023年11月24日
署名の宛先
厚生労働省
現在の賛同数:4,390次の目標:5,000
今週は55人が賛同しました

この署名で変えたいこと

#個別療育の危機

私たちは、児童発達支援事業所で個別療育を受けていたり、これから受けようとしている子どもの親です。その個別療育が、いま危機にさらされていることをご存知ですか?

現在、児童発達支援事業所(児発)や放課後等デイサービス(放デイ)の枠組みを利用して、多くの事業所が1回1時間程度の個別療育を実施しています。

実際に利用されている方も多いと思います。

私も自分の子どもに、個別療育を受けさせようと考えていた時でした。

その個別療育が、来年度から実施が難しくなるかもしれないと聞き、居ても立っても居られず、今、私たちに何ができるのかと考え、署名活動をすることにいたしました。

現在、厚労省で通所支援事業(児発、放デイ)の来年度の報酬改定が議論されています。その中で、近年膨らみ続けている通所支援事業の予算規模を削減するために、短時間で行われている個別支援の報酬を減額しよう、という案が出ており、それが採択される可能性が高まっているとのことです。

通所支援事業所に国(国保連)から支払われているお金は、現在、子ども一人1日あたり〇〇〇円、と定められており、事業所がお子さんを1日5時間預かって集団療育をしても、1時間預かって個別療育をしても、同じだけの額が支払われています。

それを個別療育は短時間だから、時間に応じて減額しようという、一見もっともな話ですが、そもそも集団療育だと、例えば4人のスタッフで10人のお子さんを5時間預かることも可能でしょうが、同じ10人のお子さんを5時間、個別療育しようと思ったら、最低でも10人のスタッフが必要です。つまり個別療育には集団療育の倍以上の人手がかかるのです。ですからやむをえず短時間で行っているのだと思います。

それを1日1時間なら、5時間利用に比べて半額等にされてしまうと、どうなるでしょう。個別療育に特化して、エビデンスのある質の高い療育を行なっている事業所の多くが、このままでは立ち行かなくなるのではないでしょうか。

今回の報酬改定に対応するために、個別のみから、個別と小集団を組み合わせて3時間程度の療育に切り替える動きもあると聞きました。しかしその場合でも、取り出し個別担当のスタッフと、残りの少人数保育用のスタッフが両方必要になり、経営は苦しくなるのでは、と思いました。

それに、私たち親にしてみれば、1時間程度の短時間だからこそ、幼稚園が終わった後で、あるいは保育園と自分の仕事を早引きして利用できていたのに、3時間になってしまうとそれができなくなります。送迎も行きと帰りに二回必要になり、親の負担が増します。

いくら歳出削減のためとはいえ、いま必死でわが子の療育を行なっている親から、そして何よりも大切な子どもたちから、個別療育という選択肢を奪わないでほしいのです。

わが子の将来の可能性を狭めてしまうかもしれない今回の制度変更をストップさせるために、私たちに何ができるかを考え、このオンライン署名活動を始めることにしました。

今まさにわが子の療育を行なっている親御さんにとっては切実な話だと思います。

わが子、次世代の子どもたちの未来のためにぜひ署名をお願いいたします。

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【署名の主催】

個別療育を守る保護者の会

 

 

今週は55人が賛同しました
現在の賛同数:4,390次の目標:5,000
今週は55人が賛同しました
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意思決定者(宛先)