CBCテレビ「チャント!」で11/13に放送された特集の一部が、見逃し配信で視聴できます。
https://locipo.jp/creative/a2b1e19b-7d42-4b38-a55b-096eaf1e6846?list=07738b35-6ce6-48b6-92f7-00167a95bb12
画像は、早稲田大学創造理工学部の大河内博教授の研究室で捉えられた、直径僅か6マイクロメートルの「マイクロカプセル」です。プラスチックの膜で香料成分を包んであり、摩擦などで破れると成分が放出されます。他にも、0.45マイクロメートルという非常に細かい顆粒状のような微粒子が大量に放出されているような画像も示されています。
大河内研究室では、柔軟剤の成分を調べるため、柔軟剤を使った洗濯物を部屋干しし、室内を分析したところ、服や床から42万個もの微粒子が検出されたことや、柔軟剤にはおよそ900種類もの化学物質が入っていることがわかったそうです。
「香りを長持ちさせようという技術が、化学物質過敏症や香害の問題を引き起こしてしまっている。香りがそこまで必要なのかということから議論が必要なのではないかと思っている。」と、大河内教授は語っています。
番組では、柔軟剤や芳香剤の匂いで体調不良になってしまい幼稚園に通えない6歳の男の子や、職場で化学物質過敏症を発症してしまったが移住して社会復帰した男性の話題などが取り上げられており、マイクロカプセル香害が日常を脅かしていることがわかります。是非、ご視聴ください。