高松市議会で起きている30代新人議員のパワハラ疑惑の真相解明をしてほしい

高松市議会で起きている30代新人議員のパワハラ疑惑の真相解明をしてほしい

開始日
2023年9月5日
現在の賛同数:2,008次の目標:2,500
声を届けよう

この署名で変えたいこと

署名の発信者 眞鍋 清嗣

※2023年10月19日現在、下方の「お知らせ」にて現在の状況と10月11日(水)に市長、市議会に提出しました申し入れ書の全文を記載しております。ぜひご一読ください。署名活動は継続しておりますので、ぜひ今一度呼びかけにご協力をお願いいたします。

 

高松市議会で起きている30代新人議員の

パワハラ疑惑の真相解明をしてほしい

みなさん、こんにちは。私たちは映画「香川1区」の舞台となった香川県高松市に住む一般市民の有志「風通しのよい高松市議会をつくる市民の会」です。

 実は今、高松市議会が大きく揺れています。今年4月の市議会議員選挙で初当選したもてき邦夫議員(36歳)が高松市職員へのパワーハラスメントが疑われる言動があったとされ、議会から「不適切な言動」とのことで謝罪を求められています。

しかし本来このパワハラ認定をするには厚生労働省の定める「ハラスメント認定基準」である3つの要件(※1)すべてに当てはまることが求められています。

「ハラスメントをされたとする側(相談者)」と「ハラスメントをしたとする側(行為者)」の双方に対し公平公正にヒアリングをすることが重要です。

ところが驚いたことに今回、高松市役所、市議会は市職員からのヒアリングだけ行い、市議会は茂木議員には密室で弁護士など第三者を入れず、傍聴者も入れずヒアリングをし、議事録も公開せず幕引きを図ろうとしています。

相談者(職員)からの申告に基づき、市部局内でパワハラとの認定をし、「パワハラと疑われる言動があったため対処してほしい」(大西高松市長) と議会へ申し入れました。

その後 議会はメディア(TV,新聞)取材のあるなかでこれについての議論を行いました。

最終的に議会は「パワハラがあったかどうかは別として、不適切な言動だから謝罪を求める」 と肝心のパワハラ疑惑はうやむやのまま、メディアを入れた場で一方的にあたかも茂木議員にハラスメントをした事実があったかのような印象を与えました。

これには、私たち市民はまったく納得ができません。 すでに地元の大手メディア「四国新聞」ではパワハラが事実であるかのような紙面づくりをし、連日大きな記事として取り扱われています。記事を読んだ事情を知らない市民の多くは「茂木議員は職員にハラスメントをした」と思ってしまいます。

茂木議員の人権が侵害されています。

これは茂木議員個人や一地方議会だけの問題ではありません。二元代表制(※2)をとる地方議会において、議員の発言が「ハラスメント」認定の正しい審査もおこなわれないまま、人権が侵害され、「問題がある」として「謝罪」を求められていては、地方議会における今後の議員の発言が封じこめられてしまいます。 健全な市政となりえず、民主主義が機能しません。

 どうか全国のみなさん、そして地方議会で活躍されている議員のみなさん、「香川1区」に再び最大限の注目をしてください。そしてご署名ご協力よろしくお願いします。

以上が大まかな内容です。さらに詳しい内容を知りたいという方は以下をご覧ください。

【私たちの主張は・・】

▶茂木議員のパワハラの疑惑が連日報道されるなか、 8月30日に開催された議会運営委員会で「茂木議員の発言は不適切だった」と結論づけたことについて、第三者や少数会派の意見もまったく聞く場も設けず、市議会の中の議会運営委員会(委員10名)で決定したことに抗議します。

▶私たちは市議会議員・茂木邦夫さんが市役所の職員へパワーハラスメントしたとされる「疑惑」を、厚生労働省の定める通称パワハラ防止法に基づき公開の場で再審査をするよう求めます。

【そもそも一体何があったのか】

▶ことのはじまりは、高松市が放課後児童クラブを民間委託(※3)することをめぐり、7月6日に開催された「教育民生常任委員会」での茂木議員の発言によります。ここで茂木議員は、答弁責任のあるこの職員に対し「公務員の虚偽報告は処罰の対象となる重大なことである」とし、「虚偽報告の事実認識とその理由をお答えください」と発言しました。

▶この発言の前段階として茂木議員はひと月ほど前に「民間委託問題」についてこの職員から、本件は「こども子育て支援会議にて議論し決定済み」との説明をうけたと記憶していました。さらに市が5月に議員に対して提示した資料も「5月までにすでに子育て支援会議は開催済み」とも読み取れるものでした。しかし、その後事実として支援会議が開かれていないことが判明し、7月6日の委員会で配布された資料は「これから開催します」と訂正されていました。茂木議員は「支援会議は開催済み」と聞いた自らの記憶に対し、職員からはそのような発言は一切していないと全面否定されることになり、職員の虚偽報告の疑いを持つにいたりました。(9月1日、音声データ開示)

高松市の公開資料。放課後児童クラブ民間委託スケジュール

▶その後、市職員はストレス障害・睡眠障害の診断を受け、8月大西市長が市議会に対して「威圧的な言動」や「虚偽報告を断定され、人格を否定された」とし、「市議会議員から職員に対するハラスメントと思われる言動について」という異例の申し入れとなりました。 それを受け議会運営委員会はハラスメント認定を避け、非公開での部分的なヒアリングに基づき「不適切な言動」として「誠心誠意謝罪すること」と結論づけました。

【問題のポイント】

▶高松市長から議長への申し入れの根拠として、市部局のコンプライアンス推進課によるパワハラ認定を公平公正なる双方からの事情聴取もなく行いました。

▶全3回開催された議会運営委員会ですが、1回目(8月15日開催)は職員にのみ聞き取りをし、茂木議員への聞き取りは無く、茂木議員の発言は委員会後の報道へのインタビューのみでした。そして傍聴人によると、議会運営委員会からは茂木議員に対し「議員辞職になる場合もある」「内容によれば懲罰になる」との言葉を並べた上で、議会運営委員会メンバーで茂木議員にヒアリングを行う、ということで決定されました。(9月1日情報公開請求により8/15議会運営委員会の音声データ開示)

▶2回目の議会運営会議(8月24日開催)は同議員へのヒアリング目的でしたが茂木議員からは「少数会派も入れた上での調査」「弁護士の同席」「第三者が入ったうえでの客観的な議論」を求めたのに対し、議会運営委員会の橋本委員長はそれらの申し出を却下、「第三者を入れるつもりはない」と回答し、3回目の議会運営委員会はそのとおり開催されました。

【私たちの想い】

パワハラは決して許されることではなく、もしこれが本当にハラスメントで事実であるならば大きな問題です。逆に、ハラスメントではないのにまるであったかのように密室ですべてことが進められ、「不適切」と決められたのならば、それもまた大きな問題です。体調を崩したという市の職員の方には一日も早い回復を願うとともに、市民にわかるよう公平な審査での決定を求めます。

皆様からお預かりした署名は大西秀人市長、白石義人市議会議長、各会派会長や少数会派議員へ提出いたします。昨日の誰かは今日の自分に。どうか自分事とし、ひとりでも多くの方にご賛同いただけますようお願い致します。

※高松市長等への要望目的以外での個人情報が使用されることはありません。

[補足説明]:

(※1)パワハラの定義(3要件すべてに該当することが求まられる)

① 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること 

② 業務の適正な範囲を超えて行われること

③ 身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること

(※2)二元代表制

首長と議会議員をともに住民が直接選挙で選び、議会は市長をトップとした市行政へのチェック役を果たす

(※3)子ども子育て支援会議の重要性と高松市放課後児童クラブ民間委託問題

 高松市では6月の議会で放課後児童クラブを民間委託する為に、5年間で約43億円の予算を計上しました。 この問題は当事者である保護者・こども・支援員(公務員から民間に転籍)などにとっても業務内容や体制、処遇面の変化なども予想され、非常に関心も高く、十分な時間をかけ慎重に進めなければならないものです。しかしながら議論の日数は初委員会から予算措置まで1週間たらずと極めて短く、議論の性急さが問題となっています。 その様な状況の中で、子ども子育て支援会議が開催されたのか否か、また開催されたとしたらいつの出来事だったのかは非常に重要な点です。茂木議員はこの問題を7月6日の教育民生常任委員会で会議開催の有無について「虚偽報告(があったのかなかったのか)の事実認識」を追及し、現在の状況に置かれています。

2023.10.6追記

10月5日に配信し、下記に掲載もあります「おしらせ」の通り、この署名活動は継続しつつ、一旦10月9日で取りまとめをし10月11日に高松市大西市長、高松市議会宛ての提出する運びとなりました。つきましてはもうひと押しの応援のお願いを賜りたく、今一度下記URLにてこちらの署名の拡散にご協力をお願いいたします。

https://chng.it/xhhMZ6XdD2

詳しくは下記「おしらせ」をご参照くださいませ。

 

 

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