三鷹市の国立天文台周辺の自然を守ってください

三鷹市の国立天文台周辺の自然を守ってください

開始日
2024年8月6日
現在の賛同数:18,704次の目標:25,000
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この署名で変えたいこと

(9月3日追記)

たくさんの方にご賛同いただき、感謝でいっぱいです。ありがとうございます。
また、温かいコメントにもとても勇気づけられています。ありがとうございます。

今回行動に至った経緯について、まとめさせていただきました。
以下長文になりますが、ご覧いただけますと幸いです。

 

【今回の計画における三鷹市のこれまでとこれからの動き】
2019年11月、国立天文台から三鷹市に、今後の研究の継続・発展に向けた同敷地北側ゾーンの有効活用についての相談が寄せられた。 
2020年12月、国立天文台周辺地域における総合的なまちづくりに連携して取り組む「国立天文台と三鷹市の相互協力に関する協定」を締結。
2022年6月、「土地利用基本方針」を策定。
今年、2024年に「土地利用基本構想」が確定され、来年度はより詳細な土地利用や施設計画を盛り込んだ「国立天文台周辺地域土地利用整備計画(仮称)」の策定を進める予定。
2033年度以降、大沢コモンズのオープンを目標。

 

三鷹市は、羽沢小の立地が浸水予想区域内であることを理由に、国立天文台の北側の土地(現在立ち入りできませんが、竹藪と雑木林)に、羽沢小と大沢台小を移転する計画を進めています。また、小学校だけでなく、そこにカフェ併設の図書館や、地域と共有する特別教室の建設計画も挙げられています。
(※現在、都による野川の洪水対策が行われている状況です。)


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今年の夏に、自分の住む街である三鷹市を知りたいと思った息子はこの計画を知り、自然を残す方向で活動したいということで行動することになりました。

息子は、現在小学校2年生です。小さい頃から様々なことに興味がありました。
息子の成長に追いつかなければと思って、私も大人になってから、世界の様々なことを必死に学ぶようになりました。様々なことが大好きな息子なので、いろんなことが知れる本が大好きになりました。物語から図鑑からなんでも読みます。大人の本も読みます。そして、学ぶことを通して、宇宙も大好きになりました。村山斉さんの本に出会い、将来は宇宙について研究したいと言うようになりました。

私たちは学ぶことを通して、私たちがここに存在することが奇跡なんだということを何度も感じてきました。宇宙の長い歴史の中で、太陽が誕生し、地球が誕生し、太陽からの距離がちょうどよかった地球に海ができ、生命が生まれました。私たちの時間軸で言えば、気の遠くなるような長い時間をかけて、たった一つの細胞だった原初の生物から、植物が生まれました。植物は光合成をし酸素が作られました。そして酸素を使って代謝する生物が生まれ、進化の末に私たち人間が生まれました。
私たちが今住んでいるこの地球も、私たち自身も、身の回りの自然も、当たり前に存在しているようで当たり前ではないのだと教えてもらいました。すべてが奇跡なんだということを学ぶことで初めて実感しました。

地球カレンダーというのがあります。地球の46億年の歴史を一年に例えたら、私たちホモ・サピエンスは12月31日23時37分に出現しました。人間が農耕を始めたのが、23時58分だそうです。そう考えると、人間は一年の終わりに出てきて、地球の環境を大きく変えていったのだということがわかります。

世界平均気温は過去100年で0.74度上昇し、今後も上昇していくことが予想されています(もっとも気温上昇の小さいシナリオで21世紀末で1.1-2.9度の上昇)。1度にも満たない上昇と取ってしまうかもしれませんが、すでに気温上昇に伴う悪影響はたくさん出ています。上昇がこのまま続けば、多くの生物が絶滅し、洪水や暴風雨が増え、食物や水の奪い合いが生まれるかもしれません。そんな未来を子供達のさらに子供達、未来の子供達に残していきたくはありません。

三鷹市の国立天文台の森の一部だけなんだから、そこまで影響がないよ、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。どうして国立天文台の森にこだわるのか、息子が国立天文台が大好きだから、身近でよくいく自然の一つだからだということもあります。まずは自分ができる身近なところから、という思いもあります。
植物は、二酸化炭素を吸って酸素を作ります。それだけではありません、植物は、様々な生態系を支えています。
学ぶことを通して、自然がなくなっていくとどんな悪影響があるのか、自然が“ここ”からなくなることが子供や大人たちの意識にどう影響するのか、を息子なりに考え、目の前にある自然を自分たちが守っていかなければならないと、強く感じたのだと思います。強く思ったからこそ、行動したい、行動する、に変わったのだと思います。
署名に賛同して、参加してくれた仲間の子供達も同じです。彼ら彼女らも、学びが大好きで、いろんなことを貪欲に学んでいます。だからこそ、自分の地域ではない、友達の地域で起きていることを、彼らなりに学び、自然を守りたいという強い思いを持って、駅前での署名活動に駆けつけてくれました。

また私自身は、宇宙を研究している機関だからこそ、より最前線で森を守ってほしいという思いがあります。宇宙規模でみると、真っ暗闇の中に、ぽつんと輝く青い地球が、目の前にある命がどれだけの奇跡からここに今存在するのかに感動します。宇宙という視点に立つことで見えてくることがたくさんあるかと思います。だからこそ、国立天文台の方々にはなんとか天文台の森を守る方向で動いてほしいです。三鷹市も天文台の森を、「死んだ森だから、竹藪だけだから」で終わらせるのではなく、コンクリートで埋めずに、生きている森に再生していくような働きがけをしてほしいと思います。

都市だからこそ、都市の森や、そこの生態系、建物が建つことなく土地が存在していることは貴重です。空き地だから建物を建てるのではなく、貴重な土地として、自然を残すような方向に動いて行っていただきたいと、息子、息子の仲間の子供たちと共に強く願っています。

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(8月27日追記)

※8月17、18日に行った三鷹駅前での署名活動では、1,699人の方から署名をいただきました。ご協力下さりありがとうございました。
また、こちらのオンライン署名でも、多くの方々から賛同いただき、息子自身も勇気をいただいています。ありがとうございます。
引き続き、活動を続けていきます。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

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(署名を立ち上げた際のメッセージ)
この度、小学生の息子が、自分の住んでいる町である三鷹市に興味を持ち、三鷹市のことを調べていく中で、国立天文台の森が無くなるかもしれない、ということを知りました。自然が大好きで、国立天文台にもよく行っていたので、国立天文台の自然を守りたい、そのために僕ができることはしたい、行動したい、ということで、息子の思いを応援したく、こちらのオンライン署名活動を利用させていただく運びとなりました。小学生なので、細かい部分や、難しい部分までは理解はできていないかもしれませんが、それでも、自然が私たち人間にとって必要なこと、自然がなくなることでどんな問題が起こる可能性があるのか、未来にどんな影響があるのか、子供なりに自然を見る中で感じ、図書館に通って調べ、考え、自然は残した方がいいという思いを持って活動をしています。どうぞよろしくお願いします。以下は息子のメッセージです。(えいとの母)


こんにちは、三鷹市に住んでいる小学生です。僕の住んでいる街、三鷹市の国立天文台の自然が消えかけています。僕はこの天文台によく行きます。天文台周辺は緑が豊かでたくさんの生物に出会えるので大好きな場所です。

しかし、その自然が無くなろうとしているという計画を知り、とても悲しくなりました。

僕が今年の夏にアメリカ、カリフォルニアに行った時の話をします。そこで僕はゴミ拾いのボランティアに参加しました。アメリカは自然が豊かで、そこに住む人々が自然を守るために行動していることに感動しました。

帰国後、日本には人の生活の中に少しの自然が残っていると感じました。三鷹市の国立天文台周辺の森は、僕たちにとっても貴重な自然環境です。それがなくなることは、未来の子供たちが大自然を体験する機会を奪うということに繋がりかねません。

僕たちはその貴重な自然を守りたい。そして、僕たちの未来のためにも、その自然を残したい。

天文台とその周辺の自然を守るために、皆様のこころ強い支持をお願いします。お一人お一人の署名が、三鷹市の未来を形作っていくのです。どうか、僕たちの声に力を貸してください。署名をお願いします。

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