子どもを私から引き離さないで! 日本の外国人入国禁止措置の見直しを求めます

子どもを私から引き離さないで! 日本の外国人入国禁止措置の見直しを求めます

開始日
2021年12月7日
署名の宛先
現在の賛同数:17,408次の目標:25,000
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 Melek Ortabasi

English here

皆様に嬉しいご報告がございます。私の子どもたちのビザが12月22日に緊急措置として発行されました。子どもたちが無事入国できるまで厳正な手続きは続きますが、問題なく進められることを祈っています。私自身には嬉しいニュースではありますが、多くの人々にとって現状は全く変化していません。入国規制は続いており、離れ離れのままになっている家族はまだ多く存在し、留学生は未だに入国できずにいます。私は、家族離散を生み出した入国制限の見直しを訴えている新井卓さんとともに、この問題について活動を継続し、声を上げ続けます。(彼の署名との連携に関してはページ末尾をご参照ください。)日本に入れるはずの人々の入国を許可しつつ、公衆衛生と安全を保つことは可能なはずです。入国規制が直ちに見直されるよう、どうかこのキャンペーンに引き続きご賛同ください。

 

*****

私は、オミクロン株に対する日本の水際対策の強化により、未成年の我が子たちと引き離されている、カナダ人のシングルマザーで教授です。

現在、国際交流基金のフェローシップを受け、横浜の大学で10ヶ月間の研究のため日本に滞在しています。2020年3月より続く日本の渡航制限により、元々は2021年8月11日に来日予定でしたが、10月28日に延期されました。その際、3人の我が子たち(一番下の子どもは8歳)も一緒に来日する予定でしたが、入国を拒否されたまま未だに再会できていません。一旦は、12月23日に子どもたちの来日が決まったものの、12月2日に日本政府がオミクロン株に対する日本の水際対策の強化として、突然予告なしに発給済みのビザの効力を停止したことで、子どもたちの来日予定は白紙になりました。

「2月になれば子どもたちも来日できるかもしれない」と言われましたが、一切保証はありません。全く計画や予想が立てられない状況です。今回の渡航禁止がいつ終わるのか、発表されていないからです。「特段の事情」がある場合は入国可能とされており、私自身もこの措置のもと10月末に来日しましたが、私の子どもたちは「特段の事情」に当てはまらないとされました。その後、子どもたちが来日できるよう国際交流基金が外務省と調整してくださったのですが、12月2日以来この可能性は無くなりました。私は、オミクロン株を警戒する日本政府の姿勢に異議はありません。しかし、 未熟で性急な対策によって引き起こされた人権侵害には異議を申し上げます。

親子が引き離されることは大きな問題です。私は研究者ですが、母でもあり人間です。この状況では、来日目的である日本の児童書研究に集中することができません。子どもたちと滞在する家探しすら始めることができません(日本で3人の子どもと一緒に住める家具付き短期賃貸物件を探すことは容易ではありません)。私の子どもたちも大きな影響を受けています。1月の新学期から日本の学校に入学予定でしたが、今やどうなるか分かりません。一番下の子どもは、ストレスにより学校での態度が変わりました。長男は、来日するために1年間大学入学を延期しましたが、現在仮住まいとして身を寄せている家に寄り付かなくなりました。次男は、ゲームに没頭することで現実逃避しているようです。今、子どもたちが置かれた生活環境は、来日出来るまでのあくまで一時的なものであり、全く理想とは言えず、精神的にも耐え続けられるものでありません。近いうちに子どもたちが来日できない場合、私は長年の望みだった研究の機会と、フェローシップ、そして貴重な収入源を全て諦め、帰国するしかありません。私は、ハローキティが好きだった10代の頃に日本語に興味を持って以来、35年もの間、日本の研究に人生を捧げてきました。それなのに、なぜこんな酷い仕打ちをするのでしょうか?

現在の入国制限では、日本人または永住者の家族の入国のみが認められています。(日本人の)子どもは家族から離されるべきでないとされ、制限は免除されています。今週、日本政府は日本人の渡航禁止を発表しましたが、多くの反対の声があがり、すぐに撤回されました。私は無制限に渡航制限を解除して欲しいと言っているわけではありません。私のような一時的なビザ保持者でも、家族とともにいる権利はあります。それが保護すべき未成年の子どもであればなおさらです。これは人権問題です。

私の子どもたちは、新型コロナワクチンを接種済みです。フライト搭乗前と着陸後に義務付けられたコロナ検査も受けます。さらに、外務省で定められた誓約書には既にサインしており、空港の隔離施設に14日間待機することを誓っています。私の子どもたちは、日本の公衆衛生に対する脅威ではありません。子どもにとって10ヶ月は長いものです。母親から子どもを引き離すには、10ヶ月はあまりにも長すぎます。

私の家族の状況を、この記事(英語)にもまとめました。

どうか、今起きている人権侵害に光を当て、一刻も早く外務省から子どもたちの日本への入国許可がおりるよう、このキャンペーンに賛同してください。

もし私のキャンペーンに共感してくださる方がいましたら、どうぞ私のように悲惨な影響を受けている家族が、今たくさんいることを知ってください。私は、以下のキャンペーン発信者である新井卓さんと結託しています。彼も入国制限によって引き離された家族の再会を求めています。私たちのキャンペーンは連動されており、賛同数は合算されます。ぜひ彼のキャンペーンもご覧ください。

もしあなたが、日本の渡航禁止により影響を受けているなら、ぜひ賛同する際にコメント欄で、あなたのストーリーもシェアしてください。

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現在の賛同数:17,408次の目標:25,000
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