宮城県立精神医療センターの富谷市への移転反対です!

宮城県立精神医療センターの富谷市への移転反対です!

開始日
2022年11月7日
署名の宛先
宮城県 村井知事 他
このオンライン署名は終了しました
229人の賛同者が集まりました

この署名で変えたいこと

 障害者の暮らしと医療を考える仙南ネットワーク(代表 小泉潤)では、県立精神医療センター(現名取市)の富谷市への移転反対を訴えて「賛同署名」に取り組み、2023年2月県議会前に県知事等へ「要望書」を提出予定でいます。

 以下、要望内容をご確認頂き、賛同頂きますようよろしくお願いいたします。なお、当事者等のお名前につきましては、仮名やニックネームも可能です。

 SNS拡げてください。よろしくお願いいたします。

        <村井宮城県知事等への要望書>

  「宮城県立 精神医療センターの富谷市への移転に反対です」

 2021年9月、村井宮城県知事はこれまでの県立がんセンター.仙台赤十字病院.東北労災病院再編に県立精神医療センターを加えた枠組みで再編し、二つの拠点病院を新設する方針を明らかにしました。患者・家族はもとより、病院職員、地域住民に大きな衝撃が走りました。

 病院再編表明後には、様々な団体から移転反対の声明や要望書、署名等が宮城県へ寄せられ、現在に至っても反対の声はやむことはありません。

 今回、病院再編に新たに加えられた県立精神医療センターについては、旧名取病院以来、60年を越える歴史の中で徐々に偏見を克服しながら、現在の施設とネットワークがつくられ、精神医療センター職員、あるいは協力者によって、グループホームが県内では先駆けてつくられ、施設とネットワークが、特に名取市を中心に拡大してきた歴史があります。

 精神疾患をお持ちの方は、ただ通院して診察を受け、服薬して治療を続ければ良いというわけではありません。

 医療や福祉をはじめとした様々な方の関わりがあってこそ、ひとり一人が医療とのつながりを途切れさせることなく、地域生活を可能にするものです。なかには、地域での支援を受けながら、長い時間をかけて一人で通院できる力を取り戻していく方もいます。

 仙南地域では県立精神医療センターが至近にある地域性を軸に、ネットワークや支援基盤が作り上げられてきました。それが富谷市への移転構想によって当事者の方々の症状や生活に不安定をもたらしてしまうことは大きな問題です。

 また、県立精神医療センターの医療従事者にとっても、名取市や仙台市太白区在住の方が大半であり、職員全体の57%を占めています。仙台市太白区以南の市町在住者だけで、職員全体の実に72%を占め、その持家比率は68%となっています。富谷市に精神医療センターを移転した場合には、夜勤に耐え得ないのではないかと危惧するものであり、多数の退職者が出ることも考えられます。

 移転に伴い、貴重な経験のある医療人材を失いかねない事態におよび、これまでの多年にわたる近隣の地域医療機関との連携関係の蓄積、何よりも地域社会の理解など、有形無形のこうした資産を失うことにもなりかねません。

 村井知事は繰り返し「患者を置き去りにすることはしない」と言っていますが、4病院再編統合・移転議論は県民には明らかにされず、4病院再編統合・移転反対の意見はもとより、県立精神医療センター移転に係わって「通院できなくなってしまう」「もっと患者や家族の意見に耳を傾けて欲しい」等々、先行きへの不安を背景に切実な声が届けられています。

 以上、私たちは宮城県立精神医療センターの富谷市への移転について反対するものです。

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● 精神障害者の暮らしと医療を考える仙南ネットワークBlog

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意思決定者(宛先)

  • 宮城県 村井知事 他
  • (宮城県議会議長.名取市議会議長.名取市長)