井の頭公園の樹木伐採計画の早急な見直しを!

ムーブメント:樹木を切らないで!

井の頭公園の樹木伐採計画の早急な見直しを!

開始日
2022年1月29日
署名の宛先
都知事
現在の賛同数:16,343次の目標:25,000
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 武蔵野の自然を生きる会

東京都三鷹市と武蔵野市に広がる井の頭恩賜公園は、武蔵野台地に残された貴重な自然の宝庫です。吉祥寺から程近く、多くの人々に愛されるこの公園の西側には動物たちと触れ合える井の頭自然文化園があります。動物と触れ合える貴重な場所であると同時に、長年育まれた武蔵野の自然を残しています。ここにはオオタカなどの絶滅危惧種やアトリやカワラヒワなど季節の鳥たちがやってきます。また多様な昆虫などの小動物、希少な植物の生息地でもあります。神田川の源流となる井の頭池を有するこの場所は、歴史的にも魅力のある場所で、文豪が作品の題材にしたり住居を構えたりしてきました。

いま、この文化園に隣接する東京都西部公園緑地事務所の建て替え事業が近隣の住民への十分な情報提供と合意がないまま実行に移されようとしています。

武蔵野の自然を形作り生き物に恵みを与えてきた樹木が、自然環境評価も行われないまま、工事資材置き場や工事作業者の事務所などのために伐採される計画になっています。説明資料にあげられていた高木のリストには一部(東側)の樹木しかなく、わたしたちの確認で、実際には敷地内全体で86本もの高木が伐採される計画であったことがのちに判明したのです。今ある樹木を伐採してしまえば、それらの木々が持つ価値は一瞬にしてなくなり取り返しがつかなくなってしまいます。木々とともに生きてきた野生の動植物にも大きな打撃となり、大切な自然を次世代に残すことが困難になりかねません。

日頃から公園の豊かな緑の恩恵を受けている公園利用者や関連市民団体など対してコンセンサスを得るとともに、自然環境というコモンズに改変を加えることを考慮して、幅広い範囲の市民に対してパブリックオピニオンを募るというプロセスが不可欠であると考えます。これまでに、有志の数名の近隣住民が都に対して問い合わせや意見書の提出を行いましたが、自然環境を守るという認識への差はなかなか埋められていません。

◆詳しい経緯は、わたしたちのウェブサイトをお読みください。

国際社会では、気候変動問題や生物多様性保全、SDGsなど地球規模のグローバルそしてローカルな取り組みが急務となっています。先進国日本の首都、東京においてこれからの50年、100年を見据えた取り組みが求められているのではないでしょうか。武蔵野市周辺では、次々に昔からの屋敷林が消えています。井の頭公園の樹木は、東京に暮らす生き物、ある季節を東京で越す生き物の最後の砦なのです。

そこで、現計画をストップし、十分な調査のもと新たに自然保護に関する条例に基づいた措置をとり、次世代に貴重な自然を残せるような計画を策定するよう都知事と武蔵野市長への訴えを行います。自然の価値を守るために、ぜひ、署名にご協力ください。

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現在の賛同数:16,343次の目標:25,000
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意思決定者(宛先)

  • 都知事
  • 武蔵野市長