このままでは危険! 洪水を引き起こす、メディカルタウン構想を見直してください

このままでは危険! 洪水を引き起こす、メディカルタウン構想を見直してください

開始日
2022年2月25日
署名の宛先
松戸徹市長 船橋市役所
このオンライン署名は終了しました
202人の賛同者が集まりました

この署名で変えたいこと

署名の発信者 流域治水の会 船橋

◆遊水地がなくなる! 人命にかかわる危険な計画

千葉県船橋市の松戸徹市長が推進する「メディカルタウン構想」。健康長寿をテーマに、東葉高速鉄道に新駅を造り、市の基幹病院を移転して、マンションや店舗が建ち並ぶ新しい町をつくるというものです(業務代行業者=(株)フジタ)。

しかしこの計画、実は下流域を洪水から守ってきた「遊水地」をつぶす計画でもあります。

事業を展開する海老川上流地区(42.3ha)は、昔は水田、今は耕作放棄地ですが、長い年月、豪雨の時は海老川や周辺の川から溢れた水を受け入れ、降雨もため込む遊水地の役割を果たしてきました。

その土地に「大量の盛り土をし、コンクリートで固める」のが今の計画。そんなことをしたら海老川上流地区の遊水機能は失われ、豪雨の時は濁流がストレートに下流域を襲います。海老川に流れ込む支川は、海老川の水位が上がると排水できずに逆流し、流域に内水氾濫、道路冠水を起こします。

◆県が行う河川工事も危険

もう一つ問題なのは、市に頼まれて県が行う河川工事。実は海老川下流の排水能力は1時間30ミリの雨量にまでしか対応していません。にもかかわらず、上流で海老川に注ぐ飯山満川(はさまがわ)の排水能力を、1時間50ミリに改修するのです。理由はメディカルタウンから出る水を受けるため。

下流が細いのに上流の川が太くなったら、漏斗型になって下流が溢れるのは明らかです。いくら予定地内に調整池などを造って対策しても、豪雨の際、洪水を防げないことは県も認めています。

地球温暖化で1時間100ミリの雨が珍しくない今、私たちはこんな危険な計画を認めることはできません。特に海老川下流域は交通、行政、経済、物流の中心地。ひとたび水害に見舞われたら、甚大な被害が発生します。

◆市民の声を聞いてほしい!

この都市計画に対し、たくさんの市民から「この事業で下流に洪水が起きる危険がある。説明会の開催を」という意見書や要望が何度も出されました。しかし、市はことごとく拒否。

今年1月に行われた千葉県の都市計画審議会でも洪水の危険が指摘され、「安全性の検証を行い、市民の合意を得ること」という付帯決議がつきました。

しかし市はそれを行うことなく、現在の危険な事業計画のまま、2月15日から始まった議会にこの事業の予算案を提出し、強行突破をはかりました。

なぜ市長は市民の声を無視し、洪水の危険から目をそらすのでしょう。もし被災者が出たら、明らかに人災です。

【私たちが求めるもの】

1)洪水の危険のある現在の計画を中止し、流域に被害の出ない安全な事業に変えること。

2)市民と対話し、その合意が得られるまで事業を行わないこと。

いただいた署名は松戸徹船橋市長に届けます。

皆様のご賛同を頂きたく、お願い申し上げます。

「流域治水の会 船橋」ホームページ

※複数の署名をお寄せいただく場合も、お一人分ずつ入力をお願い致します。

※なお、ご記入いただいた署名は、本署名活動以外の目的では使用いたしません。

※名前とメールアドレスを入力し「今すぐ賛同」をクリックして頂くと、そのメールアドレスに確認メールが届きます。そこで認証していただくと署名が成立しますので、このメールでの認証をお忘れなく、お願いいたします。

 

 

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意思決定者(宛先)

  • 松戸徹市長 船橋市役所