環境省の犬猫の「数値規制」に於ける矛盾点の改善を強く要求する署名にご協力お願いします。

環境省の犬猫の「数値規制」に於ける矛盾点の改善を強く要求する署名にご協力お願いします。

開始日
2020年12月8日
署名の宛先
環境省
現在の賛同数:248次の目標:500
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この署名で変えたいこと

来年6月に悪徳ブリーダーなどをターゲットに、適正飼育のための「数値規制」が作られようとしています。

しかしいくつもの矛盾が残されたまま、その解決策もうやむやなままに推し進められています。

問題点1
一番の問題点であるケージのサイズについてです。

素案:ケージの大きさについては、運動スペースが別にある場合、犬や猫には、縦が体長の2倍、横が体長の1.5倍の長さが必要。

体高の2倍とありますが、小型犬はそれでいいかもしれません。
しかし大型犬の体高の2倍となるとどうでしょうか?

普通の大型犬の体高は60センチ程度あります。



下記に実際の犬の大きさとケージサイズの参考画像があります。

https://rescuedanimalnetwork.web.fc2.com/aigohou1.html

 

高さ120センチのケージはどこにも売っていません。
特注で作らないとなりません。

柴犬サイズですら市販の一番大きなXLサイズが必要となります。
うちのシェルターには約50頭の犬がいます。

そのうちの7割が中大型犬です。

数値規制を守ると半分の犬がスペース不足で法律違反となり、シェルターから追い出されてしまいます。

殺処分から救った犬を追い出すなんて出来ますでしょうか?

一時避難所である動物愛護団体のシェルターは快適さではなく、一つでも多くの命を救う場所ではないでしょうか?

この規制が導入されると、ブリーダーやペットショップ更に動物愛護団体からも多量の犬猫が追い出されてしまいます。
その子たちは一体どこへ行けばよいのでしょうか?
行政も抱えきれずに殺処分となるでしょう。

中大型犬にも考慮した数値規制が必要ではないでしょうか?

この法律が通ると中大型犬のケージはすべて買い替えが必要となります。
特に大型犬用は市販品が現在のところ無く、特注となり費用も大変な額になってしまいます。

https://rescuedanimalnetwork.web.fc2.com/aigohou1.html

問題点2
運動場での3時間以上の運動の義務

実際に運動場を持っている動物愛護団体がどれだけあるのでしょうか?

幸いなことに当団体は25畳の運動スペースがあります。
近隣にドッグランもあります。

保護している50頭の犬を一度に運動場に出せたとしても、10頭が限界です。
10頭につき3時間なので、5回繰り返す必要があります。
3時間を5回なのでそれだけで15時間必要です。

現実的でしょうか?

犬猫を飼育する者は「毎日3時間ドッグランに行かなくてはならない」なんて法律が作られたらどう思いますか?

猫にも運動させなくてはならないようですが、25畳に放した人馴れしていない猫を捕まえるのは至難の業です。

最低3時間の運動を義務付けるとありますが、毎日続けば運動したり遊ぶのは15分~30程度で、後は寝ているだけだと思います。

もしも本当に動物のために良い数値規制なら、一般家庭にもケージの大きさや運動を義務付ける必要があると思います。

そもそも犬猫ともに一日のほとんどを寝て過ごしているはずです。
それほど広いベッドとなるケージが必要とは思えません。

そもそも非営利の活動譲渡費用などもらっても大赤字だというのに、特注品のケージを買い揃える費用は誰が出してくれるのでしょうか?

ブリーダーやペットショップと違って利益が無いという事を考えてほしいです。

パピーミルなどは反社会的行為です。
法律を作ったところで遵守してくれるでしょうか?

「法律があれば違反者が無くなる」なら、飲酒運転なんてゼロになるはずです。

鑑札の登録義務でお金を取りながらマイクロチップを義務付ける・・・
もちろん無料ではないのに二重登録で費用がかかります。

産まれた子犬子猫に鑑札登録を義務化して、登録の無い犬猫の販売を禁止すれば流通を監視出来るのではないでしょうか?

鑑札登録という法律を厳罰化するだけで、パピーミルの撲滅、犬を捨てる人の監視など大いに役立つはずです。

動物の命を守るための法律のはずです。

パピーミルを無くすためには一時的に命を失っても仕方ないなどという意見もあるようですか、命を一つでも多く救うために必死で活動しています。

一時的にでも失っていい命など一つもありません!!

衛生管理や飼育状況は第二種動物取扱登録で管理できるはずです。

動物愛護団体は動物たちの最後の砦です。命を守るための適正な法基準の見直しをお願いします

動物愛護団体を数値規制から外す、または緩和する要望にぜひ賛同をお願いいたします

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現在の賛同数:248次の目標:500
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意思決定者(宛先)

  • 環境省