多度大社の上げ馬廃止を求めます!
多度大社の上げ馬廃止を求めます!
呼びかけ人
多度大社の上げ馬廃止を求めるOne Team
【目的】
毎年5月に行われる三重県多度大社の上げ馬神事は動物虐待ではないか?とSNS・メディアでは非難されており、その抗議の声は日本国内のみならず、海外にも広がりを見せています。
上げ馬神事を動物虐待と認めず、伝統行事との判断を崩さない三重県に、請願書の提出を予定してます。
その後押しの為に、多くの方の賛同を得た署名を添えたい
2023年5月16日と6月1日に行われた農林水産委員会では、串田 誠一議員が国会の場で、上げ馬神事を問題視する質疑をしました*
欧米では伝統行事に関しても動物虐待は無くしていこうという動きが見られ、文化だからという説明は通用しなくなってきており、科学的に動物の状態を判断する基準作りが大切との議論がなされたところです。
上げ馬One Teamとしては、上げ馬は動物虐待であり、動物愛護管理法第44条に抵触する違法行為であると捉えています。
三重県と警察は動物虐待を取り締まる為に連携し、多度大社への〈指導〉を繰り返すばかりではなく、勧告・命令を発出していくことが廃止への重要なステップだと考えます。
虐待にしか見えない動画の拡散、電話やハガキ等で多くの抗議が届いているにも関わらず、三重県と桑名市は上げ馬を動物虐待として認めず、伝統行事であるとの判断を貫き通しています。
三重県知事 一見 勝之氏においては、2023年5月23日の定例記者会見にて「どういうやり方が適切かっていうのは、関係者で話し合って頂くということになろうかと思います。」と他人事のような発言に加え、記者の「県としてはその推移を引き続き見守っていくスタンスですね?」という質問に対し「はい。まずは主催者である氏子の皆さんでどうするか考えていただくことになりますね。」と〈見守る〉姿勢を表明しました。
そこで上げ馬One Teamでは、三重県議会に多度大社の上げ馬廃止を求める「請願書」を提出いたします。
世論の高まりを肌で感じ認知してもらう為、署名を添えて提出したいと思い、この度こちらの署名を立ち上げた次第です。
皆様のお力添えをどうかよろしくお願いいたします。
呼びかけ人
多度大社の上げ馬廃止を求めるOne Team
SNSを通してツイデモやハガキアクションのお願い、行政や関係各所との直接的なやり取り、メディアへの働きかけ等、上げ馬廃止を求め活動をしている会
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参考:【動物の愛護及び管理に関する法律】
第四十四条 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、五年以下の懲役又は五百万円以下の罰金に処する。
2 愛護動物に対し、みだりに、その身体に外傷が生ずるおそれのある暴行を加え、又はそのおそれのある行為をさせること、みだりに、給餌若しくは給水をやめ、酷使し、その健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束し、又は飼養密度が著しく適正を欠いた状態で愛護動物を飼養し若しくは保管することにより衰弱させること、自己の飼養し、又は保管する愛護動物であつて疾病にかかり、又は負傷したものの適切な保護を行わないこと、排せつ物の堆積した施設又は他の愛護動物の死体が放置された施設であつて自己の管理するものにおいて飼養し、又は保管することその他の虐待を行つた者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
3 愛護動物を遺棄した者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
4 前三項において「愛護動物」とは、次の各号に掲げる動物をいう。
一 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
二 前号に掲げるものを除くほか、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬は虫類に属するもの
参考
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-989808.html
認定NPO法人 引退馬協会 https://rha.or.jp/topics/20230518_oshirase_001.html
●伝統的行事を巡る動物愛護思想の聞き取り調査https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/23484/file_details/meta_11_13.pdf?filename=meta_11_13.pdf&file_order=0
2012年に上げ馬神事を事例として動物愛護管理法に「酷使」というワードが追加されました。
海外ニュース記事
Japan: Tierquälerei versus religiöse Tradition
https://amp.dw.com/de/japan-tierqu%C3%A4lerei-versus-religi%C3%B6se-tradition/a-65805760