Petition update

シリーズ:香害の行方(1)別の健康被害「肺疾患」

「香害をなくす議員の会」 「香害をなくす連絡会」「カナリア・ネットワーク全国」
Japan
Dec 10, 2023

現在、香害で体調不良を経験したことがある人は、民間のアンケートでは40%にのぼります。香害被害から化学物質過敏症を発症し、日常的に香害に苦しむ人も増えています。安全性に問題のある製品が、このまま販売・使用され続ければ、更に香害被害は拡大します。マイクロカプセルによって化学物質にさらされ続けると、誰でも化学物質への感受性が高まっていき反応しやすくなるからです。

また、これとは別の健康被害が、遠からず顕在化してくる可能性が考えられます。

 

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<マイクロカプセルの微粒子としての影響>

マイクロカプセルは、花粉よりも小さく、pm2.5サイズやそれ以下のものもありますし、カプセルが壊れてpm2.5サイズになるケースもあります。つまり、柔軟剤を使った衣類を着ている本人も、周囲の人も、マイクロカプセル由来のpm2.5を吸い込んでしまいます。ご存じのように、pm2.5は、肺に入り排出されず、呼吸器に悪影響を及ぼします。

空気中を浮遊しているマイクロカプセルには、有害物質やウイルスが付着する恐れもありますので、それらを体内に取り込んでしまうことでの健康被害のリスクも高まります。

 

<消臭抗菌成分※による影響>

新型コロナウイルス流行もあり、感染予防対策として消毒剤がよく使われています。合成洗剤や柔軟剤に使われる消臭抗菌成分は、消毒剤にも用いられる化学物質です。(※第四級アンモニウム塩。代表的な物は塩化ベンザルコニウム。)この消臭抗菌成分は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の発症リスクを高めることに関連しているという研究結果があります。

感染症予防の消毒に加えて、衣類からも長時間にわたり消臭抗菌成分が揮発している、現在の状況は、肺疾患発症の可能性を高めていると思われます。

その上、消臭抗菌成分入りのマイクロカプセルが吸入され、破裂しないまま肺にまで到達、肺の奥で破裂して、そこで消臭抗菌成分を放出している可能性すらあります。タンパク質変性作用がある成分ですので、肺組織に直接大きなダメージを与えてしまいます。

 

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以上のように、これから徐々に、喘息、慢性気管支炎、肺気腫などの肺や呼吸器の疾患という健康被害が顕在化し、増加してくるのではないかと予想されるのです。消臭抗菌成分は有害性が強いものですから、個人の体質とは関係なしに、多くの人に健康被害が現れる可能性があります。

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